トゥルチャ県
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地理

東は黒海、西はブライラ県、北西はガラツィ県、北はウクライナ、南はコンスタンツァ県に接する。
もっとも特徴的な地域は北東部のドナウ・デルタで、県の面積の3分の1を占める。デルタには主要な支流が3つある。中央のスリナ川(大型船で航行できる唯一の支流)、北のキリア川(ウクライナとの境)、南のスフントゥ・ゲオルゲ川である。南東には2つの潟湖、ラジム湖とシノエ湖がある。スフントゥ・ゲオルゲ運河とラジム湖にはさまれた地域には無数の運河と小さな湖がある。こうした地域全体はユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録され、自然保護区となっている。
ドナウ川はこの県の西と北をめぐって流れる。西部では支流のマチン川が大ブライラ島を形作っている。ブライラの対岸のスムルダンからトゥルチャに近いパトラジャーンカまでは、ドナウ川は大きな一本の流れとなっており、周囲には無数の湖と小さな運河がある。
県の中央部にはカシンチェア平野とマチン山地がある。マチン山地は400万年前の山脈の名残であり、もっとも標高の高いところでも400mである。
経済
農業と漁業が産業の中心で、人口の約48%が従事している。工業が集まっているのは大きな町だけである。