トランスワープ

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欧字表記 Transwarp
性別
トランスワープ
2013年6月1日 鳴尾記念パドック
欧字表記 Transwarp
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2005年3月7日(21歳)
抹消日 2014年5月15日
ファルブラヴ
ボンヌシャンス
母の父 リアルシャダイ
生国 日本の旗 日本北海道早来町
生産者 ノーザンファーム
馬主 キャロットファーム
調教師 萩原清美浦
競走成績
生涯成績 26戦7勝
獲得賞金 1億8,875万7,000円
勝ち鞍
GIII函館記念2012年
GIII新潟記念2012年
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トランスワープは、日本競走馬である。2012年中央競馬函館記念新潟記念で優勝し、2012サマー2000シリーズのチャンピオンとなった。馬名の由来は『スタートレック』シリーズに登場する、通常のワープ航法を遥かに越えた夢の航行技術。

競走馬時代

2008年6月8日東京ダート1300mの3歳未勝利戦でデビュー(3着)。7月27日新潟の未勝利戦ダート1200mで3戦目で初勝利。同年はこの3戦のみの出走となった。2009年3月の中山戦以降2勝目、6月の東京戦で芝で初勝利をあげるも8戦2勝3着2回だった。この後1年半の長い休養に入る。

2011年に復帰すると、7月9日の千葉日報杯より始動。休養中に去勢していたものの、3戦して2着2回であった。しかし、2012年1月の中山芝2000mで約2年半ぶりの勝利をすると、2月の東京の準オープンアメジストステークスを逃げ切りで勝利し、オープン入りを果たす。このあと福島の福島民報杯と福島テレビオープンを1番人気になるも8着、3着に敗れる。そして函館記念は中団からやや後方からの競馬となり、最後の直線で抜け出して重賞初制覇を果たす[1]と、続く新潟記念は最後の直線で2着のタッチミーノットをクビ差で制して重賞連勝を果たすと共に2012サマー2000シリーズのチャンピオンとなった[2]。しかし初のGI出走となった天皇賞(秋)は17着に敗れた。

2013年は1月のアメリカジョッキークラブカップで始動したが、後味の悪いスタートとなった。最後の直線で、勝ったダノンバラードによって「5完歩くらい控えるほど」(萩原調教師談)の走行妨害を受けながらも追い上げて2着に入った。レース直後に審議表示はつかなかったが、萩原と大野拓弥騎手は走行妨害申し立てを行い、レース終了12分後にようやく審議が始まった。審議は7分ほどで終了し、申し立ては棄却されたが、その後大野は「むちゃくちゃ悔しい。直線のあの時点で下げて、差を詰めるのは厳しい」と、悔しさと不服を語った[3]。また、陣営はこの裁決に対して最終レース終了後も30分以上、裁決委員に抗議[4]しており、陣営にとっては納得のいかない敗戦となった。萩原は「今回の件については、もう一度検証して、今後の態度を決めたい」と語った。その後は惨敗が続き、2014年5月15日付で競走馬登録を抹消され引退となった[5]

引退後

引退後は福島県天栄村のノーザンファーム天栄で乗馬となり[5]2015年11月からは桑折町のにぐらや牧場にて功労馬繋養展示事業の対象馬として余生を送ることになった[6]

競走成績

競走日競馬場競走名距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順タイム
(上り3F)
着差騎手斤量1着馬/(2着馬)
2008.6.8 東京 3歳未勝利 ダ1300m(良) 16 2 4 5.6(3人) 3着 1:19.7(37.7) 0.6 後藤浩輝 56kg エビスオール
7.5 福島 3歳未勝利 ダ1150m(良) 16 5 9 2.3(1人) 2着 1:08.6(36.7) 0.2 後藤浩輝 56kg フサイチコウキ
7.27 新潟 3歳未勝利 ダ1200m(重) 15 4 7 1.5(1人) 1着 1:12.0(37.3) -0.1 後藤浩輝 56kg (エアセレナーデ)
2009.3.8 中山 4歳上500万下 ダ1800m(稍) 16 4 7 6.5(3人) 7着 1:55.5(40.0) 1.9 横山典弘 57kg アサクサゼットキ
3.28 中山 4歳上500万下 ダ1800m(良) 15 1 2 5.1(2人) 1着 1:54.9(38.3) -0.5 横山典弘 57kg (アドマイヤワールド)
5.17 東京 テレビ埼玉杯 1000万下 芝2000m(良) 14 5 8 16.7(6人) 7着 2:01.0(36.2) 0.7 横山典弘 57kg ワイルドコンコルド
6.13 東京 稲村ヶ崎特別 1000万下 芝2000m(良) 14 3 4 23.6(9人) 1着 1:59.1(35.2) -0.1 横山典弘 57kg (ダイワオージー)
7.4 札幌 ライラック賞 1000万下 芝1800m(良) 9 5 5 3.1(1人) 3着 1:48.7(34.8) 0.0 横山典弘 57kg マイネルスターリー
7.18 札幌 HBC賞 1000万下 芝1800m(良) 14 6 10 3.2(1人) 10着 1:48.8(35.0) 0.8 横山典弘 57kg ルールプロスパー
12.12 中山 3歳上1000万下 芝2000m(重) 12 6 8 8.8(3人) 3着 2:03.2(35.1) 0.1 三浦皇成 57kg コロンバスサークル
12.27 中山 グッドラックH 1000万下 芝2500m(良) 16 6 11 5.4(3人) 7着 2:34.8(35.5) 1.1 武豊 57kg ベルウッドローツェ
2011.7.9 中山 千葉日報杯 1000万下 芝2000m(良) 11 8 12 61.4(11人) 2着 1:59.9(36.8) 0.2 大野拓弥 57kg マコトギャラクシー
10.1 中山 鎌ケ谷特別 1000万下 芝2000m(良) 11 8 10 6.5(3人) 2着 2:01.2(34.7) 0.2 大野拓弥 57kg フェデラリスト
10.16 東京 3歳上1000万下 ダ2100m(重) 14 4 5 4.2(2人) 4着 2:11.7(38.3) 0.4 藤田伸二 57kg スギノブレイド
2012.1.8 中山 4歳上1000万下 芝2000m(良) 15 7 13 4.3(2人) 1着 2:00.3(35.6) -0.5 大野拓弥 57kg (イチブン)
2.19 東京 アメジストS 1600万下 芝2000m(良) 14 5 8 4.4(2人) 1着 2:01.6(33.6) -0.3 大野拓弥 56kg (サトノパンサー)
4.7 福島 福島民報杯 OP 芝2000m(良) 14 2 2 2.8(1人) 8着 1:58.8(35.8) 0.6 大野拓弥 56kg ヒットザターゲット
6.24 福島 福島テレビOP OP 芝1800m(良) 11 6 7 2.3(1人) 3着 1:48.6(35.1) 0.2 松岡正海 56kg ミキノバンジョー
7.15 函館 函館記念 GIII 芝2000m(良) 16 2 3 7.2(4人) 1着 2:00.4(35.7) -0.2 大野拓弥 54kg (イケトップガン)
9.2 新潟 新潟記念 GIII 芝2000m(良) 18 1 1 14.7(7人) 1着 1:57.6(32.3) 0.0 大野拓弥 56kg (タッチミーノット)
10.28 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(良) 18 7 14 32.6(9人) 17着 1:59.7(35.8) 2.4 大野拓弥 58kg エイシンフラッシュ
2013.1.20 中山 AJCC GII 芝2200m(良) 12 5 5 11.9(5人) 2着 2:13.3(36.1) 0.2 大野拓弥 56kg ダノンバラード
3.23 中山 日経賞 GII 芝2500m(良) 14 6 9 11.7(5人) 11着 2:33.3(35.2) 1.3 大野拓弥 56kg フェノーメノ
6.1 阪神 鳴尾記念 GIII 芝2000m(良) 16 6 11 8.7(5人) 9着 1:59.4(34.4) 0.5 大野拓弥 56kg トウケイヘイロー
11.17 福島 福島記念 GIII 芝2000m(良) 16 3 5 9.5(4人) 9着 1:57.9(35.2) 0.6 大野拓弥 57kg ダイワファルコン
2014.5.11 新潟 新潟大賞典 GIII 芝2000m(良) 16 8 15 54.0(12人) 16着 2:01.1(35.6) 1.9 大野拓弥 57kg ユールシンギング

血統表

脚注

外部リンク

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