ニック・ネルソン (野球)
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| 中信兄弟 #18 | |
|---|---|
|
2025年3月9日 阪神甲子園球場 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
|
| 出身地 | フロリダ州パナマシティ |
| 生年月日 | 1995年12月5日(30歳) |
| 身長 体重 |
6' 1" =約185.4 cm 205 lb =約93 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 投手 |
| プロ入り | 2016年 MLBドラフト4巡目 |
| 初出場 |
MLB / 2020年8月1日 NPB / 2025年5月21日 CPBL / 2026年3月29日 |
| 最終出場 |
MLB / 2024年9月6日 NPB / 2025年9月23日 |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ニコラス・ベンジャミン・ネルソン(Nicholas Benjamin "Nick" Nelson, 1995年12月5日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州パナマシティ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。中華職業棒球大聯盟(CPBL)の中信兄弟所属。
プロ入り前
2014年のMLBドラフト31巡目(全体928位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名されたが、契約せずにガルフ・コースト・コミュニティ大学へ進学した。
プロ入りとヤンキース時代

(2020年)
2016年のMLBドラフト4巡目(全体128位)でニューヨーク・ヤンキースから指名され、プロ入り。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級プラスキ・ヤンキースでプロデビュー。10試合に先発登板して0勝3敗、防御率3.38、19奪三振を記録した。
2017年はA級チャールストン・リバードッグスでプレーし、22試合に先発登板して3勝12敗、防御率4.56、110奪三振を記録した。
2018年はA級チャールストン、A+級タンパ・ターポンズ、AA級トレントン・サンダーでプレーし、3球団合計で26試合(先発25試合)に登板して8勝6敗、防御率3.55、144奪三振を記録した。
2019年はA+級タンパ、AA級トレントン、AAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレーし、3球団合計で18試合(先発17試合)に登板して8勝3敗、防御率2.81、114奪三振を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]。
2020年7月26日にメジャー初昇格を果たし[2]、メジャーデビューとなった8月1日のボストン・レッドソックス戦では田中将大、ルイス・アビランの後を受けて3番手として3回を無失点に抑え、この試合の最長イニングを投げていたため初登板初勝利が転がり込んだ[3]。また、この年のポストシーズンではALDSからロースターに登録され、タンパベイ・レイズ(この年は新型コロナウイルスの影響で中立地で、本来はサンディエゴ・パドレスの本拠地であるペトコ・パークでの無観客且つ休養日なしでの開催)との第2戦に登板。この試合では1回を投げて、無失点だった[4]。続く第3戦にも田中将大、チャド・グリーン、ルイス・セッサの後を受け、4番手で登板。この試合でも1回を投げて無失点だった[5]。しかし、チームは最終第5戦までもつれる激戦の末に2勝3敗でレイズに敗れ、敗退した。
フィリーズ時代
2021年11月19日にT.J.ラムフィールド、ジョエル・バルデスとのトレードで、ドニー・サンズと共にフィラデルフィア・フィリーズへ移籍した[6]。
2022年は主にリリーフで47試合に登板し、3勝2敗1セーブを記録し13年ぶりのリーグ優勝に貢献。ヒューストン・アストロズとのワールドシリーズでロースター入りし、第3戦で4番手として登板し1回を無失点に抑えたが、チームは2勝4敗で敗れた[7]。
2023年は1試合、2024年は4試合の登板に終わり、オフの10月10日にFAとなった[8]。
阪神時代
2024年12月19日、NPBの阪神タイガースと契約を締結したことが発表された。推定年俸は90万ドル(約1億3500万円)[9]。背番号は42[10]。
2025年はキャンプからオープン戦途中まで一軍に帯同するも、3月18日に行われた東京ヤクルトスワローズとの試合(明治神宮野球場)で下肢の異変を訴え降板[11]。以降は二軍に合流し、開幕も二軍で迎えた。4月30日に復帰登板を果たすと、5月15日に来日初昇格を果たした[12]。同21日の対読売ジャイアンツ戦(阪神甲子園球場)で初登板(1回無失点)[13]。翌日の巨人戦にも連投したが、門脇誠に決勝打を浴び来日初黒星を喫した[14]。その後は同28日の対横浜DeNAベイスターズ戦(甲子園)で来日初ホールド[15]、7月19日の対巨人戦(東京ドーム)で来日初勝利を挙げるなどチームを支えたが[16]、7月終盤に調子を崩し8月1日付の公示で出場選手登録を抹消された[17]。すると8月21日の二軍戦から先発調整を開始し[18]、9月5日の対中日ドラゴンズ戦(バンテリンドームナゴヤ)でブルペンデーの先陣を切る形で来日初先発を果たした(3回無失点)[19]。9月15日の対中日戦(甲子園)では5回を投げて1失点に抑える好投を見せ、先発初勝利を挙げた[20]。シーズン通算では23試合に登板し、2勝1敗7ホールド、防御率1.93という成績だったが残留交渉は見送られ[21]、12月2日に自由契約選手公示された[22]。
中信兄弟時代
選手としての特徴
最速98.7mph[注 1](約158.8km/h)の速球とシンカーのように鋭く曲がり落ちるチェンジアップを武器とする[24]。他にはスライダー、シンカーを操る。また、2022年まではカーブも投げていた[25]。
また、希少なナックルボーラーでもある[26]。2025年2月のキャンプでナックルボールを受けた捕手の坂本誠志郎は「キャッチャーも危ないぐらい結構揺れている」、ライブBPで対戦した髙寺望夢は「縫い目が見えました。回転していなかったです」と評している[27][28]。実戦で投入することは少なかったが、先発転向以降は投げる頻度も増えている[29]。
一番自信がある球としてチェンジアップを挙げ、2022年6月5日にエンゼルス時代の大谷翔平と1度対戦し、そのチェンジアップで空振り三振に仕留めている[30]。
人物
詳細情報
年度別投手成績
| 年 度 | 球 団 | 登 板 | 先 発 | 完 投 | 完 封 | 無 四 球 | 勝 利 | 敗 戦 | セ 丨 ブ | ホ 丨 ル ド | 勝 率 | 打 者 | 投 球 回 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 与 四 球 | 敬 遠 | 与 死 球 | 奪 三 振 | 暴 投 | ボ 丨 ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 | W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020 | NYY | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1.000 | 90 | 20.2 | 20 | 4 | 11 | 0 | 0 | 18 | 0 | 0 | 13 | 11 | 4.79 | 1.50 |
| 2021 | 11 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .000 | 78 | 14.1 | 15 | 0 | 16 | 0 | 3 | 22 | 5 | 0 | 16 | 14 | 8.79 | 2.16 | |
| 2022 | PHI | 47 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 1 | 3 | .600 | 306 | 68.2 | 66 | 1 | 36 | 0 | 4 | 69 | 13 | 0 | 38 | 37 | 4.85 | 1.49 |
| 2023 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 20 | 5.1 | 2 | 1 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1.69 | 0.75 | |
| 2024 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 26 | 5.1 | 8 | 0 | 2 | 0 | 1 | 8 | 0 | 0 | 3 | 3 | 5.06 | 1.88 | |
| 2025 | 阪神 | 23 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 7 | .667 | 136 | 32.2 | 29 | 2 | 9 | 1 | 2 | 25 | 3 | 0 | 7 | 7 | 1.93 | 1.16 |
| MLB:5年 | 74 | 4 | 0 | 0 | 0 | 5 | 4 | 1 | 4 | .556 | 520 | 114.1 | 111 | 6 | 67 | 0 | 8 | 120 | 18 | 0 | 71 | 66 | 5.20 | 1.56 | |
| NPB:1年 | 23 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 7 | .667 | 136 | 32.2 | 29 | 2 | 9 | 1 | 2 | 25 | 3 | 0 | 7 | 7 | 1.93 | 1.16 | |
- 2025年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
MLBポストシーズン投手成績
| 年 度 | 球 団 | シ リ | ズ | 登 板 | 先 発 | 勝 利 | 敗 戦 | セ | ブ | 打 者 | 投 球 回 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 与 四 球 | 敬 遠 | 与 死 球 | 奪 三 振 | 暴 投 | ボ | ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020 | NYY | ALDS | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 2.0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 |
| 2022 | PHI | WS | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1.0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 |
| 出場:2回 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12 | 3.0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | ||
- 2025年度シーズン終了時
年度別守備成績
| 年 度 | 球 団 | 投手(P) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | ||
| 2020 | NYY | 11 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
| 2021 | 11 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
| 2022 | PHI | 47 | 3 | 5 | 1 | 0 | .889 |
| 2023 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | .500 | |
| 2024 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
| 2025 | 阪神 | 23 | 0 | 5 | 0 | 1 | 1.000 |
| MLB | 74 | 5 | 8 | 2 | 0 | .867 | |
| NPB | 23 | 0 | 5 | 0 | 1 | 1.000 | |
- 2025年度シーズン終了時
記録
MLB
- 初記録
- 初登板・初勝利:2020年8月1日、対ボストン・レッドソックス2回戦(ヤンキー・スタジアム)、5回表に3番手で救援登板、3回無失点
- 初奪三振:同上、5回表に林子偉から空振り三振
- 初ホールド:2020年8月28日、ニューヨーク・メッツ2回戦(ヤンキー・スタジアム)、5回表に3番手で救援登板、1回1失点
- 初先発登板:2021年4月16年、対タンパベイ・レイズ4回戦(ヤンキー・スタジアム)、1回2失点で敗戦投手
- 初セーブ:2022年9月9日、対ワシントン・ナショナルズ13回戦(シチズンズ・バンク・パーク)、9回表に5番手で救援登板・完了、0回1/3を無失点
NPB
- 初記録
- 投手記録
- 初登板:2025年5月21日、対読売ジャイアンツ11回戦(阪神甲子園球場)、8回表に4番手で救援登板、1回無失点[34]
- 初ホールド:2025年5月28日、対横浜DeNAベイスターズ10回戦(阪神甲子園球場)、6回表に2番手で救援登板、1回無失点[35]
- 初奪三振:2025年6月1日、対広島東洋カープ12回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、9回裏に小園海斗から空振り三振
- 初勝利:2025年7月19日、対読売ジャイアンツ16回戦(東京ドーム)、10回裏に5番手で救援登板、1回無失点[36]
- 初先発登板:2025年9月4日、対中日ドラゴンズ20回戦(バンテリンドーム ナゴヤ)、3回無失点[37]
- 初先発勝利:2025年9月15日、対中日ドラゴンズ22回戦(阪神甲子園球場)、5回1失点[38]
- 打者記録
CPBL
- 初記録
- 初登板・初先発登板:2026年3月29日、対富邦ガーディアンズ1回戦(台中インターコンチネンタル野球場)、4回4失点で敗戦投手[40]
- 初奪三振:同上、1回表に張洺瑀から空振り三振[40]
- 初ホールド:2026年4月12日、対楽天モンキーズ4回戦(楽天桃園野球場)、3回裏に3番手で救援登板、4回1失点
背番号
- 79(2020年 - 2021年)
- 57(2022年 - 2024年)
- 42(2025年)
- 18(2026年 - )