ニック・ネルソン (野球)

From Wikipedia, the free encyclopedia

生年月日 (1995-12-05) 1995年12月5日(30歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
205 lb =約93 kg
ニック・ネルソン
Nick Nelson
中信兄弟 #18
2025年3月9日 阪神甲子園球場
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州パナマシティ
生年月日 (1995-12-05) 1995年12月5日(30歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2016年 MLBドラフト4巡目
初出場 MLB / 2020年8月1日
NPB / 2025年5月21日
CPBL / 2026年3月29日
最終出場 MLB / 2024年9月6日
NPB / 2025年9月23日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ニコラス・ベンジャミン・ネルソンNicholas Benjamin "Nick" Nelson, 1995年12月5日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州パナマシティ出身のプロ野球選手投手)。右投右打。中華職業棒球大聯盟CPBL)の中信兄弟所属。

プロ入り前

2014年MLBドラフト31巡目(全体928位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名されたが、契約せずにガルフ・コースト・コミュニティ大学英語版へ進学した。

プロ入りとヤンキース時代

ニューヨーク・ヤンキース時代
(2020年)

2016年MLBドラフト4巡目(全体128位)でニューヨーク・ヤンキースから指名され、プロ入り。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級プラスキ・ヤンキースでプロデビュー。10試合に先発登板して0勝3敗、防御率3.38、19奪三振を記録した。

2017年はA級チャールストン・リバードッグスでプレーし、22試合に先発登板して3勝12敗、防御率4.56、110奪三振を記録した。

2018年はA級チャールストン、A+級タンパ・ターポンズ、AA級トレントン・サンダーでプレーし、3球団合計で26試合(先発25試合)に登板して8勝6敗、防御率3.55、144奪三振を記録した。

2019年はA+級タンパ、AA級トレントン、AAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレーし、3球団合計で18試合(先発17試合)に登板して8勝3敗、防御率2.81、114奪三振を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]

2020年7月26日にメジャー初昇格を果たし[2]、メジャーデビューとなった8月1日のボストン・レッドソックス戦では田中将大ルイス・アビランの後を受けて3番手として3回を無失点に抑え、この試合の最長イニングを投げていたため初登板初勝利が転がり込んだ[3]。また、この年のポストシーズンではALDSからロースターに登録され、タンパベイ・レイズ(この年は新型コロナウイルスの影響で中立地で、本来はサンディエゴ・パドレスの本拠地であるペトコ・パークでの無観客且つ休養日なしでの開催)との第2戦に登板。この試合では1回を投げて、無失点だった[4]。続く第3戦にも田中将大、チャド・グリーンルイス・セッサの後を受け、4番手で登板。この試合でも1回を投げて無失点だった[5]。しかし、チームは最終第5戦までもつれる激戦の末に2勝3敗でレイズに敗れ、敗退した。

フィリーズ時代

2021年11月19日にT.J.ラムフィールドジョエル・バルデスとのトレードで、ドニー・サンズと共にフィラデルフィア・フィリーズへ移籍した[6]

2022年は主にリリーフで47試合に登板し、3勝2敗1セーブを記録し13年ぶりのリーグ優勝に貢献。ヒューストン・アストロズとのワールドシリーズでロースター入りし、第3戦で4番手として登板し1回を無失点に抑えたが、チームは2勝4敗で敗れた[7]

2023年は1試合、2024年は4試合の登板に終わり、オフの10月10日にFAとなった[8]

阪神時代

2024年12月19日、NPB阪神タイガースと契約を締結したことが発表された。推定年俸は90万ドル(約1億3500万円)[9]。背番号は42[10]

2025年はキャンプからオープン戦途中まで一軍に帯同するも、3月18日に行われた東京ヤクルトスワローズとの試合(明治神宮野球場)で下肢の異変を訴え降板[11]。以降は二軍に合流し、開幕も二軍で迎えた。4月30日に復帰登板を果たすと、5月15日に来日初昇格を果たした[12]。同21日の対読売ジャイアンツ戦(阪神甲子園球場)で初登板(1回無失点)[13]。翌日の巨人戦にも連投したが、門脇誠に決勝打を浴び来日初黒星を喫した[14]。その後は同28日の対横浜DeNAベイスターズ戦(甲子園)で来日初ホールド[15]、7月19日の対巨人戦(東京ドーム)で来日初勝利を挙げるなどチームを支えたが[16]、7月終盤に調子を崩し8月1日付の公示で出場選手登録を抹消された[17]。すると8月21日の二軍戦から先発調整を開始し[18]、9月5日の対中日ドラゴンズ戦(バンテリンドームナゴヤ)でブルペンデーの先陣を切る形で来日初先発を果たした(3回無失点)[19]。9月15日の対中日戦(甲子園)では5回を投げて1失点に抑える好投を見せ、先発初勝利を挙げた[20]。シーズン通算では23試合に登板し、2勝1敗7ホールド、防御率1.93という成績だったが残留交渉は見送られ[21]、12月2日に自由契約選手公示された[22]

中信兄弟時代

2026年1月22日、CPBL中信兄弟と契約した[23]

選手としての特徴

最速98.7mph[注 1](約158.8km/h)の速球シンカーのように鋭く曲がり落ちるチェンジアップを武器とする[24]。他にはスライダー、シンカーを操る。また、2022年まではカーブも投げていた[25]

また、希少なナックルボーラーでもある[26]。2025年2月のキャンプでナックルボールを受けた捕手の坂本誠志郎は「キャッチャーも危ないぐらい結構揺れている」、ライブBPで対戦した髙寺望夢は「縫い目が見えました。回転していなかったです」と評している[27][28]。実戦で投入することは少なかったが、先発転向以降は投げる頻度も増えている[29]

一番自信がある球としてチェンジアップを挙げ、2022年6月5日にエンゼルス時代の大谷翔平と1度対戦し、そのチェンジアップで空振り三振に仕留めている[30]

人物

MLB時代の愛称は「ネリー[30]

高校時代は強打者として知られ、大学では二刀流選手として活躍し、207打席で打率.339、長打率.540、7本塁打を記録した[31]。地元では「投手ではなく、打者として成功すると思っていた」と声をかけられることが何度もあったという[32]

自身と入れ違いで阪神を退団しフィリーズとマイナー契約を結んだ青柳晃洋とは面識はないものの、古巣フィリーズ傘下の関係者や親友であるフィリーズの外野手ブランドン・マーシュらに“青柳をよろしく”とメッセージを送ったことを明かしている[33]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2020 NYY 11000010011.0009020.22041100180013114.791.50
2021 1120000200.0007814.11501603225016148.792.16
2022 PHI 4720003213.60030668.266136046913038374.851.49
2023 1000010001.000205.121200300111.690.75
2024 400000000----265.180201800335.061.88
2025 阪神 2330002107.66713632.22929122530771.931.16
MLB:5年 7440005414.556520114.11116670812018071665.201.56
NPB:1年 2330002107.66713632.22929122530771.931.16
  • 2025年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

MLBポストシーズン投手成績













































2020 NYY ALDS 2000072.010000200000.00
2022 PHI WS 1000051.000200000000.00
出場:2回 30000123.010200200000.00
  • 2025年度シーズン終了時

年度別守備成績



投手(P)












2020 NYY 1111001.000
2021 1101001.000
2022 PHI 473510.889
2023 10110.500
2024 410001.000
2025 阪神 2305011.000
MLB 745820.867
NPB 2305011.000
  • 2025年度シーズン終了時

記録

MLB

初記録

NPB

初記録
投手記録
打者記録
  • 初打席:2025年9月4日、対中日ドラゴンズ20回戦(バンテリンドーム ナゴヤ)、3回表に涌井秀章から空振り三振[39]

CPBL

初記録

背番号

  • 79(2020年 - 2021年)
  • 57(2022年 - 2024年)
  • 42(2025年)
  • 18(2026年 - )

脚注

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI