パーソナルロボット
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主な特徴
- コンシューマー・エレクトロニクスの一部で専門的な知識がなくても運用できる[1]。
- エンタテインメントロボットの概念とも一部重複するが、エンタテインメントロボットは遊園地などの商業施設でも運用される。
- AIBO等のペットロボットも含まれる。
歴史
パーソナルロボットの概念そのものは古くからSFで論じられてきたものの、技術的な裏付けがなく、長らく実現には至らなかった。1970年代にマイクロコンピュータが開発され、以後はマイクロコンピュータの発展の歴史と軌を同じくする。ムーアの法則に従って年々集積度が向上することにより処理能力が向上するマイクロコンピュータによって拡大が加速しつつある。 1970年代後半にマイクロコンピュータを搭載したマイクロマウスが愛好家たちの手によって製作された。当時の欧米の電子工作関係の雑誌にはロボット関係の製作記事が掲載されていた。日本国内でも模型とラジオや初歩のラジオ、ラジオの製作等に類似の記事が掲載された[2]。1980年代にはHEROやオムニボット、ファミコンロボットなどが発売されたものの、何れも実用には程遠いものだった。1985年に開催されたつくば科学万博では多様なパーソナルロボットが展示された。一時期停滞していたものの、その間もマイクロコンピュータの性能向上は絶え間なく続き、1990年代後半には音声認識や画像認識が普及するようになり、ペットロボットのAIBOが登場したものこの時期で[3]、その後、ロボット掃除機等が普及する。その後も数年サイクルで新技術を取り込むことにより2020年代以降は人工知能を搭載した機種が普及しつつある。
世界のパーソナル・ロボット市場は変革的な成長軌道を辿っており、2024年の116億6,000万米ドルから2033年には372億9,000万米ドルに成長が予想される[4]
パーソナルロボットの普及における玩具メーカーの貢献
古くはブリキ製のロボット玩具を販売しており、それらの影響も相まって玩具メーカーとパーソナルロボットの普及は密接な関係にある。パーソナルロボットの黎明期より、玩具メーカーの製品が発売されており、1980年代前半のロボットブームの頃は各社から多様なロボット玩具が発売された。その後も革新技術を取り込むことにより多様な製品を輩出し続けている[3]。
参考文献
- 菅野重樹, and 加藤一郎. "パーソナルロボット." 日本ロボット学会誌 8.1 (1990): 121-122.
- 菅野重樹. "パーソナルロボットの現状と技術課題." 電氣學會雜誌 113.6 (1993): 455-460.
- 山崎信行, and 安西祐一郎. "ロボット研究地図 パーソナルロボットのためのアクティブインタフェースの設計と実装." 日本ロボット学会誌 14.3 (1996): 461-469.
- 山崎信行, and 安西祐一郎. "パーソナルロボット用機能別並列計算機アーキテクチャ ASPIRE の RISC を用いた設計と実装." 日本ロボット学会誌 14.4 (1996): 593-601.
- 勘久保広一, et al. "手先の指示に協調するパーソナルロボットの心理的評価 (機械力学, 計測, 自動制御)." 日本機械学会論文集 C 編 68.676 (2002): 3697-3704.