フランス国鉄Z6400形電車
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| フランス国鉄Z6400形電車 | |
|---|---|
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Z6400形(更新工事後) (2020年撮影) | |
| 基本情報 | |
| 所有者 | フランス国鉄 |
| 製造所 | カレル・フーシェ・ラングパン、アルストム、エリコン(電気機器) |
| 製造年 | 1976年 - 1979年 |
| 製造数 | 75編成(4両編成75本) |
| 運用開始 | 1976年 |
| 運用終了 | 2020年 |
| 主要諸元 | |
| 編成 | 4両編成 |
| 軸配置 | Bo'Bo' + 2'2' + 2'2' + Bo'Bo' |
| 軌間 | 1,435 mm |
| 電気方式 |
交流25,000 V 50 Hz (架空電車線方式) |
| 最高速度 | 120 km/h |
| 編成定員 | 着席定員364人 + 折り畳み座席88人分(製造時) |
| 編成重量 | 190.0 t |
| 編成長 | 92,430 mm |
| 主電動機 | EMW 510 |
| 主電動機出力 | 295 kW |
| 出力 | 1,180 kW |
| 編成出力 | 2,360 kW |
| 備考 | 主要数値は[1][2]に基づく。 |
フランス国鉄Z6400形電車(フランスこくてつZ6400がたでんしゃ)は、かつてフランスの国有鉄道であるフランス国鉄に在籍していた電車。首都・パリと郊外地域(イル=ド=フランス地域圏)の鉄道路線のうち交流電化が行われた路線で使用されたが、2020年までに営業運転を終了した[1][2]。
1950年代後半以降、イル=ド=フランス地域圏では北部の郊外路線の交流電化の導入が進められ、それに適した交流電車の製造も行われていた。しかし、これらの車両は出力面で難があり、シャルル・ド・ゴール空港へのアクセスや通勤輸送を目的に建設が進められていたロワシー線(現:RER B線)に存在する27 ‰の勾配に適した性能を有する新型電車が求められていた。これを受け、1973年と1977年の2度に分けてカレル・フーシェ・ラングパンとアルストムに発注が実施されたのがZ 6400形である[3][4]。
2両の先頭車(電動制御車)と2両の中間車(付随車)による4両編成を組む交流区間専用の電車で、車体はステンレス鋼を用いて作られた[注釈 1]。前面に2枚窓を有する基本的なデザインは従来の車両と同様であったが、角ばった車体デザインや新たな塗装の採用など、従来の車両からイメージを一新した。車内の座席配置はクロスシートを基本としており、製造当初は2 + 3人掛けであった。主電動機は従来の交流電車にも搭載されていたエリコン製のもの(EMW 510)が採用されたが、従来の車両と異なり各動力台車に2基搭載され、編成出力値が増大した。先頭車(動力制御車)の屋根上には集電装置(シングルアーム式パンタグラフ)に加えて変圧器、遮断機、抵抗器、設置スイッチ、サイリスタ整流器が、床下には変圧器、充電機器、整流器、圧縮空気用のタンクといった機器が搭載されていた[5][2]。
また、製造された編成のうち10編成については、運行する地域自治体にちなんだ名称が与えられた[6]。
- 車内(更新工事後)
- 運転台(更新工事後)
- 一部編成には沿線自治体の紋章が付けられた(2010年撮影)