ブラック&ブルー
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1966年、ブルース、ジャズを扱うレコード店の店主、ジャン・マリー・モネスティエ(1939年 - )によって設立された[2]。当初は、ビッグ・ビル・ブルーンジーやメンフィス・スリムのライヴ音源など、主に昔のコンサートや閉鎖されたレーベルの音源が主だったリリースであった[1]。
アメリカのミュージシャンをフランスに招聘することを望んでいたモネスティエは、1969年にプロモーター兼プロデューサーのジャック&マーセル・モーガンティーニ夫妻と組み、シカゴ・ブルース・フェスティバルと題したコンサート・ツアー・シリーズを立ち上げた[3][4]。これはアメリカのブルース・ミュージシャンをブッキングしフランス、ヨーロッパをツアーさせる内容で、以後50年以上続くイベントとなっている[5]。ここからのライヴ音源もブラック&ブルーからリリースされている[6]。
1970年代に入ると、レーベルの運営に写真家で熱心なジャズ・ファンであったジャン・ピエール・ターマジアン(1944年 - 2022年7月31日)が加わった[3]。彼らはサニーランド・スリム、パイントップ・パーキンズ、ルーサー・ジョンソンJr.、オーティス・ラッシュ、ジミー・ロジャーズ、ジョン・リー・フッカーら彼らがツアーで招聘したアーティストたちをフランスのスタジオに招いてレコーディングをした[2]。
1979年、ブラック&ブルーのスタッフのひとり、ディディエ・トリカー[2]がブラック&ブルーのサブ・レーベルとしてイザベル・レコードを設立している[7]。
その他、ブラック&ブルーからキャット・アンダーソン、レイ・ブライアント、ミルト・バックナー、パナマ・フランシス、アール・ハインズ、イリノイ・ジャケー、ジョー・ジョーンズ、サミー・プライス、バディ・テイトらジャズのミュージシャンも多く作品をリリースしている[8]。
1980年代中盤以降は新しいレコーディングのリリースは殆どしていないものの、過去のレコーディングを新装し、未発表トラックを加える形でCD化している[1]。