ロシアでの調査によると、ヘラジカ乳は乳脂肪(10%)と乳固形分(21.5%)が豊富である。アメリカのヘラジカ乳はまだあまり研究が進んでいないが、やはり乳固形分が多く含まれていることが示唆されている[1]。ヘラジカの授乳時期は6月から8月であり、特に授乳開始から最初の25日間は、高い質の飼料が与えられれば、乳の栄養価や脂肪量が増加して最大となり、栄養価、脂肪、ミネラルは、授乳時期の残りの期間は減少する[2]。しかし牛乳と比べると、それでもヘラジカ乳はアルミニウム、鉄、セレン、亜鉛の含有量が多い[3]。