Wikiwand AI

マセラティ・ギブリ

From Wikipedia, the free encyclopedia

ギブリ(Ghibli )は、イタリアの自動車メーカー・マセラティが販売していた高級車である。

車名の「ギブリ」は「リビアの高地から地中海地方に吹き込む埃を含んだ熱風」に由来する[1]。

マセラティ・ギブリ(初代)
AM115型
ギブリ・スパイダー
概要
販売期間 1966年 - 1973年
デザイン カロッツェリア・ギア
ボディ
乗車定員 2名
ボディタイプ 2ドア クーペ/オープン
駆動方式 FR
パワートレイン
エンジン 前期型(1966年-1970年)
4.7L V8 330PS
後期型(1970年-1973年)
4.9L V8 335PS
変速機 5速MT
3速AT
車両寸法
ホイールベース 2,550 mm
全長 4,590 mm
全幅 1,798 mm
全高 1,158 mm
車両重量 1,530 kg
系譜
先代 マセラティ・5000GT
後継 マセラティ・カムシン
テンプレートを表示

1966年に発表、デザインはカロッツェリア・ギア時代のジョルジェット・ジウジアーロによる。鋼管フレームにスチールボディを被せたスタイリングは、当時の高級スポーツカーに共通して見られる地を這うような背の低いプロポーションをとり、マセラティとしては初のリトラクタブル・ヘッドライトを採用する。

当時のライバル車、フェラーリ・デイトナ、ランボルギーニ・ミウラと比して直線的、平面的に見えるが、エッジと曲面とが使い分けられている。当時のジウジアーロデザインのくさび志向がよく現れており、ジウジアーロの代表作でもある。

乗車定員は2名であり、インテリアにはレザーが多用されていた。トランスミッションは5速MT、オプションで3速ATが選べた。出力330 PSの4.7 L V型8気筒エンジンを前方に積むFRレイアウトで、0 - 60 mph加速は6.8秒、最高速度は265 km/hであった。当時は世界最速の座と人気をフェラーリ・デイトナやランボルギーニ・ミウラP400と争った、マセラティのヒット作である。

1969年にオープンモデルの「ギブリ・スパイダー」を発表、1970年には排気量を4.9 Lに拡大、最高出力335 PS/5,500 rpm、最大トルク49.0 kgf・m/4,000 rpmにパワーアップされた「ギブリSS」、「ギブリ・スパイダーSS」を発表。1973年に生産中止されるまで、総計1,274台が生産された。翌年に発表されたカムシンが後継モデルとなった。

2代目 AM336型(1992年 - 1997年)

マセラティ・ギブリ(2代目)
AM336型
概要
販売期間 1992年 - 1997年
ボディ
乗車定員 4名
ボディタイプ 2ドア クーペ
駆動方式 FR
パワートレイン
エンジン 2.0L V6 ツインターボ
2.8L V6 ツインターボ
変速機 ゲトラグ製6速MT
5速MT
4速AT
サスペンション
前 マクファーソンストラット
後 セミトレーリングアーム
車両寸法
ホイールベース 2,520 mm
全長 4,223 mm
全幅 1,775 mm
全高 1,310 mm
車両重量 1,365 kg
系譜
先代 マセラティ・ビトゥルボ
後継 マセラティ・3200GT
テンプレートを表示

1992年に『ギブリII』として名称を復活。型式はE-MG。イタリア本国仕様に2.0L V型6気筒、輸出仕様に2.8L V型6気筒エンジン、トランスミッションは6速MT(初期の2.8L搭載モデルは5速MT仕様)、4速ATが用意された。初代と同じ高級クーペではあるが、2ドア4シーター、ノッチバックスタイルを採る。最高速度は260km/h、0-60mph加速は5.7秒。ボディデザインは同時期に発表された上位車マセラティ・シャマルと類似していた。

1994年にインテリア、ホイールが刷新され、電子制御サスペンション、ABSが加えられ、1996年にはさらに17インチアロイホイール、サスペンションとトランスミッションに改良が加えられたギブリGTが発表された。1997年には、ワンメイクレース用にエンジン、足回りにチューニングが施され、内装のウッドパネルをすべてカーボンパネルに置き換えられたギブリカップが発売された(本車両は、Xbox One用のソフト、Forza Motorsport 6に収録されている)。最高速度は270km/h。

1997年まで生産され、翌年に発表された3200GTが後継モデルとなった。

3代目 M157型(2013年 - 2023年)

脚注

関連項目

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks