メリル・ケリー
アメリカ合衆国のプロ野球選手 (1988-)
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ケネス・メリル・ケリー(Kenneth Merrill Kelly, 1988年10月14日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン生まれ、アリゾナ州スコッツデール育ち[1]のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのアリゾナ・ダイヤモンドバックス所属。
| アリゾナ・ダイヤモンドバックス #29 | |
|---|---|
|
アリゾナ・ダイヤモンドバックス時代 (2019年5月1日) | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
|
| 出身地 | テキサス州ヒューストン |
| 生年月日 | 1988年10月14日(37歳) |
| 身長 体重 |
6' 2" =約188 cm 190 lb =約86.2 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 投手 |
| プロ入り | 2010年 MLBドラフト8巡目 |
| 初出場 |
KBO / 2015年4月2日 MLB / 2019年4月1日 |
| 最終出場 | KBO / 2018年10月9日 |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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| 国際大会 | |
| 代表チーム |
|
| WBC | 2023年 |
この表について
| |
| 獲得メダル | ||
|---|---|---|
| 男子 野球 | ||
| ワールド・ベースボール・クラシック | ||
| 銀 | 2023 | |
経歴
プロ入り前
2007年のMLBドラフト37巡目(全体1112位)でボルチモア・オリオールズから指名されたが、この時は契約せずにヤバパイ短期大学へ進学した。
2009年にはMLBドラフト22巡目(全体665位)でクリーブランド・インディアンスから指名されたが、この時も契約しなかった。
プロ入りとレイズ傘下時代
アリゾナ州立大学在学時の2010年にMLBドラフト8巡目(全体251位)でタンパベイ・レイズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級ハドソンバレー・レネゲーズでプロデビュー。A級ボーリンググリーン・ホットロッズでもプレーし、2球団合計で12試合(先発3試合)に登板して1勝2敗、防御率4.30、29奪三振を記録した。
2011年はA+級シャーロット・ストーンクラブズでプレーし、25試合(先発23試合)に登板して8勝7敗、防御率3.28、70奪三振を記録した。
2012年はAA級モンゴメリー・ビスケッツでプレーし、32試合(先発9試合)に登板して8勝3敗、防御率3.57、61奪三振を記録した。
2013年はAA級モンゴメリーとAAA級ダーラム・ブルズでプレーし、2球団合計で25試合(先発23試合)に登板して8勝7敗、防御率3.28、70奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ソルトリバー・ラフターズに所属した。
2014年はAAA級ダーラムでプレーし、28試合(先発15試合)に登板して9勝4敗、防御率2.76、108奪三振を記録した。
SK時代
2014年12月18日にKBOリーグのSKワイバーンズと契約した。
2015年は30試合(先発29試合)に登板して11勝10敗、防御率4.13、139奪三振を記録した。
2016年は31試合に先発登板して9勝8敗、防御率3.68、152奪三振を記録した。
2017年は30試合に先発登板して16勝7敗、防御率3.60、189奪三振を記録した。
2018年は28試合に先発登板して12勝7敗、防御率4.09、161奪三振を記録した。この年限りで退団した。
ダイヤモンドバックス時代
2018年12月4日、2年総額550万ドルのメジャー契約でアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[2]。
2019年4月1日のサンディエゴ・パドレス戦にて先発登板でメジャーデビューすると、6回を3失点の投球でメジャー初勝利を挙げた[3]。
2021年は27試合に先発登板して7勝11敗、防御率4.44と軒並み悪化した[4]。ただ、奪三振の数はキャリアハイとなる130個だった[4]。
2022年はリーグ最多の33試合に先発登板し、13勝8敗だった[4]。
2023年はシーズン開幕前の2月10日に第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のアメリカ合衆国代表に選出された[5]。 ワールドシリーズ第2戦では歴史的な投球を見せた。7回を投げ、9奪三振、無四球、被安打3、1失点に抑えた。ワールドシリーズ史上で7回を投げ、ここまで多くの三振を奪い四球を出さなかった選手は他に7人しか存在しなかった。最終的にチームが勝利したことにより、ワールドシリーズと韓国シリーズの両方で勝利を収めた初の選手となった。ポストシーズンでは4試合の先発登板でで3勝1敗、防御率2.25だった[6]。シーズンでは30試合に先発登板して2年連続の2桁となる12勝(8敗)、防御率3.29、キャリアハイを更新する187奪三振を記録した[4]。
2024年もローテーションの一角として開幕を迎え、最初の4試合の先発登板で防御率2.19だった。4月23日に右肩大円筋の筋肉損傷により故障者リストに登録された[7]。5月2日に60日間の故障者リストに移され、1カ月以上の離脱が発表された[8]。8月11日に復帰を果たした[9]。この年、最終的には前述の故障の影響などで13試合に先発登板したが5勝1敗に留まり、防御率4.03と3年ぶりに悪化した[4]。また、奪三振の数も63個と自己最小に終わった[4]。
2025年は後述のトレード前までに22試合に先発登板して9勝6敗、防御率3.22、121奪三振と復活を遂げていた[4]。
レンジャーズ時代
2025年7月31日にコール・ドレイク、ミッチ・ブラット、デビッド・ハガマンとのトレードで、テキサス・レンジャーズへ移籍した[10]。オフの11月2日にFAとなった[11]。
ダイヤモンドバックス復帰
2025年12月20日には、同年途中まで所属していたダイヤモンドバックスと2年総額4000万ドルの契約を締結した[12]。
詳細情報
年度別投手成績
| 年 度 | 球 団 | 登 板 | 先 発 | 完 投 | 完 封 | 無 四 球 | 勝 利 | 敗 戦 | セ 丨 ブ | ホ 丨 ル ド | 勝 率 | 打 者 | 投 球 回 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 与 四 球 | 敬 遠 | 与 死 球 | 奪 三 振 | 暴 投 | ボ 丨 ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 | W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2015 | SK | 30 | 29 | 1 | 0 | 0 | 11 | 10 | 0 | 0 | .524 | 775 | 181.0 | 188 | 16 | 54 | 1 | 5 | 139 | 9 | 2 | 87 | 83 | 4.13 | 1.34 |
| 2016 | 31 | 31 | 0 | 0 | 0 | 9 | 8 | 0 | 0 | .529 | 846 | 200.1 | 205 | 15 | 60 | 0 | 7 | 152 | 8 | 2 | 91 | 82 | 3.68 | 1.32 | |
| 2017 | 30 | 30 | 0 | 0 | 0 | 16 | 7 | 0 | 0 | .696 | 815 | 190.0 | 204 | 16 | 45 | 2 | 11 | 189 | 9 | 1 | 85 | 76 | 3.60 | 1.31 | |
| 2018 | 28 | 28 | 0 | 0 | 0 | 12 | 7 | 0 | 0 | .632 | 674 | 158.1 | 152 | 18 | 47 | 1 | 13 | 161 | 5 | 2 | 78 | 72 | 4.09 | 1.26 | |
| 2019 | ARI | 32 | 32 | 0 | 0 | 0 | 13 | 14 | 0 | 0 | .481 | 777 | 183.1 | 184 | 29 | 57 | 4 | 2 | 158 | 4 | 0 | 95 | 90 | 4.42 | 1.31 |
| 2020 | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | .600 | 125 | 31.1 | 26 | 5 | 5 | 1 | 1 | 29 | 0 | 0 | 9 | 9 | 2.59 | 0.99 | |
| 2021 | 27 | 27 | 0 | 0 | 0 | 7 | 11 | 0 | 0 | .389 | 667 | 158.0 | 163 | 21 | 41 | 3 | 4 | 130 | 2 | 0 | 82 | 78 | 4.44 | 1.29 | |
| 2022 | 33 | 33 | 0 | 0 | 0 | 13 | 8 | 0 | 0 | .619 | 804 | 200.1 | 167 | 21 | 61 | 2 | 2 | 177 | 4 | 1 | 77 | 75 | 3.37 | 1.14 | |
| 2023 | 30 | 30 | 0 | 0 | 0 | 12 | 8 | 0 | 0 | .600 | 722 | 177.2 | 143 | 20 | 69 | 0 | 4 | 187 | 3 | 4 | 71 | 65 | 3.29 | 1.19 | |
| 2024 | 13 | 13 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | 0 | 0 | .833 | 300 | 73.2 | 67 | 11 | 19 | 0 | 2 | 63 | 1 | 2 | 35 | 33 | 4.03 | 1.17 | |
| 2025 | 22 | 22 | 0 | 0 | 0 | 9 | 6 | 0 | 0 | .600 | 514 | 128.2 | 98 | 14 | 38 | 0 | 1 | 121 | 0 | 1 | 53 | 46 | 3.22 | 1.06 | |
| TEX | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 0 | 0 | .500 | 234 | 55.1 | 59 | 9 | 10 | 0 | 1 | 46 | 1 | 1 | 26 | 26 | 4.23 | 1.25 | |
| '25計 | 32 | 32 | 0 | 0 | 0 | 12 | 9 | 0 | 0 | .571 | 748 | 184.0 | 157 | 23 | 48 | 0 | 2 | 167 | 1 | 2 | 79 | 72 | 3.52 | 1.11 | |
| KBO:4年 | 119 | 118 | 1 | 0 | 0 | 48 | 32 | 0 | 0 | .600 | 3110 | 729.2 | 749 | 65 | 206 | 4 | 36 | 641 | 31 | 7 | 341 | 313 | 3.86 | 1.31 | |
| MLB:7年 | 172 | 172 | 0 | 0 | 0 | 65 | 53 | 0 | 0 | .551 | 4143 | 1008.1 | 907 | 130 | 300 | 10 | 17 | 911 | 15 | 9 | 448 | 422 | 3.77 | 1.20 | |
- 2025年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
ポストシーズン投手成績
- 2025年度シーズン終了時
WBCでの投手成績
年度別守備成績
- 2025年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
表彰
- ピッチャー・オブ・ザ・マンス:1回(2022年7月)
記録
KBO
- 初記録
- 初登板・初先発登板:2015年4月8日、対KTウィズ2回戦(仁川SK幸福ドリーム球場)、6回2/3を1失点で勝敗つかず[14]
- 初奪三振:同上、1回表に李大炯から[14]
- 初勝利・初先発勝利:2015年4月21日、対KTウィズ4回戦(水原KTウィズパーク)、5回2/3を2失点[14]
- 初完投・初完投勝利:2015年7月5日、対ロッテ・ジャイアンツ12回戦(社稷野球場)、9回1失点[14]
MLB
- 初記録
- 投手記録
- 初登板・初先発登板・初勝利・初先発勝利:2019年4月1日、対サンディエゴ・パドレス1回戦(ペトコ・パーク)、6回3失点[15]
- 初奪三振:同上、2回裏にウィル・マイヤーズから見逃し三振[15]
- 打撃記録
- 初打席:2019年4月1日、対サンディエゴ・パドレス1回戦(ペトコ・パーク)、2回表にマット・ストラムから四球[15]
- 初安打・初打点:2019年7月23日、対ボルチモア・オリオールズ2回戦(チェイス・フィールド)、2回裏にディラン・バンディから右前2点適時打[15]
- 節目の記録
- 1000投球回:2025年9月10日、対ミルウォーキー・ブルワーズ3回戦(グローブライフ・フィールド)、4回表二死目にサル・フレリックから左飛[15]
KBO/MLB通算
- 1000投球回:2021年5月26日、対サンフランシスコ・ジャイアンツ2回戦(チェイス・フィールド)、4回表三死目にブランドン・クロフォードから右直(KBO:729.2、MLB:270.1)[15]
- 1000奪三振:2022年5月22日、対シカゴ・カブス7回戦(リグレー・フィールド)、2回裏にアルフォンソ・リバスから見逃し三振(KBO:641、MLB:359)[15]
- 1500投球回:2024年4月15日、対シカゴ・カブス1回戦(チェイス・フィールド)、2回表一死目にギャレット・クーパーから二直(KBO:729.2、MLB:770.1)[15]
- 100勝:2024年8月25日、対ボストン・レッドソックス3回戦(フェンウェイ・パーク)、6回4失点(KBO:48、MLB:52)[15]
- 1500奪三振:2025年7月20日、対セントルイス・カージナルス6回戦(チェイス・フィールド)、3回表にブレンダン・ドノバンから空振り三振(KBO:641、MLB:859)[15]
背番号
- 56(2015年)
- 23(2016年 - 2018年、2025年8月2日 - 同年終了)
- 29(2019年 - 2025年7月26日)