上野歩
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人物概要
東京の下町生まれの下町育ちである。生家は家内工業のプラスチック成形加工所。[1]
大学時代、サークル(文学研究会)の後輩が、居酒屋の店頭にある七夕の笹飾りに「群像新人文学賞をとれますように」という短冊を付けている横で、「ノーベル文学賞をとれますように」という短冊を付けたことで、なんとか作家になれたとうそぶいている[2]。また、卒業論文の提出が締め切りに3分間遅れ、大学卒業単位を取得できず留年している。この経験は、『愛は午後』のモチーフになっている。[3]
中学生時代、叔父(母の弟で、4人の女性と結婚している)に初めてビールを飲ませられ、「高校時代にはすっかりイケル口になっていた。」と『上野歩の書き方コラム一筆一歩』[4]に書いている。
2001年を最後に2011年まで小説の刊行がない。「小説すばる」の巻末エッセイ「カーテンコール」[5]に「実は長いこと冬眠状態でいました。自分がどういう小説を書いたらいいのか分からなくなっていたのです。エゴサーチしてみると〔上野歩って、10年くらい小説の新作がなかった時期があるらしい。〕なんてツイートが見つかります。その間、さまざまな分野のプロフェッショナルに会いました。皆さん、自らの職業に誇りと気概を持っていて、僕に“仕事”をテーマとする小説を書くことを教えてくれたのです。」と記述している。
「週刊エコノミスト」のワイドインタビュー「問答有用」では、この間「自費出版の会社でアマチュア作家に添削したりアドバイスしたりする仕事」をしていたと語っている。