乙川駅

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所在地 愛知県半田市乙川町112
北緯34度54分12秒 東経136度56分27秒 / 北緯34.90333度 東経136.94083度 / 34.90333; 136.94083座標: 北緯34度54分12秒 東経136度56分27秒 / 北緯34.90333度 東経136.94083度 / 34.90333; 136.94083
所属路線 武豊線
乙川駅
駅舎(2018年6月)
おっかわ
Okkawa
CE05 亀崎 (2.6 km)
(1.8 km) 半田 CE07
所在地 愛知県半田市乙川町112
北緯34度54分12秒 東経136度56分27秒 / 北緯34.90333度 東経136.94083度 / 34.90333; 136.94083座標: 北緯34度54分12秒 東経136度56分27秒 / 北緯34.90333度 東経136.94083度 / 34.90333; 136.94083
駅番号 CE06
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 武豊線
キロ程 12.8 km(大府起点)
電報略号 ツワ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
1,132人/日(降車客含まず)
-2024年-
開業年月日 1933年昭和8年)12月7日
備考
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乙川駅(おっかわえき)は、愛知県半田市乙川町にある、東海旅客鉄道(JR東海)武豊線である。駅番号CE06

大府駅武豊駅を結ぶ武豊線の中間駅(途中駅)の一つで、半田市中部の乙川地区に位置する。また、かつては中部国際空港(セントレア)への空港アクセス路線の分岐駅としても構想されていた(後述)。

年表

乙川駅は、1886年明治19年)の武豊線開通から40年以上経った1933年昭和8年)12月に開業した。1930年代前半に開通した知多鉄道(現・名鉄河和線)への対抗策として実施された気動車列車の運転開始・列車増便(1933年(昭和8年)8月実施)にあわせて新設された駅の一つである[1]

同時に開業した他の駅と同じく旅客専用の駅であったが、1944年(昭和19年)から貨物荷物の取り扱いを開始した。しかし他の武豊線の駅と同様に、1975年(昭和50年)に貨物、1984年(昭和59年)には荷物の取り扱いを終了し、開業時と同様の旅客専用の駅となったまま1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化を迎え、JR東海に継承されている。

1990年代には、2005年平成17年)に開港した中部国際空港(セントレア)へのアクセス路線として、名鉄常滑線を利用したルート(名鉄空港線として実現)と武豊線を利用したルートの2ルートが有力なルートとして構想されており[2]、武豊線利用ルートの場合は乙川駅で武豊線から分岐し、知多半島を東西に横断する形で新線を建設するものと想定されていた[3][4]。また愛知環状鉄道線三河上郷駅から新安城駅三河安城駅などを経由して乙川駅に至り、乙川から空港までは武豊線ルートと共通のルートを利用して豊田市方面などから空港へアクセスする鉄道路線を構築する構想もあったが、その構想によれば、乙川 - 空港間の途中では住吉町駅名鉄河和線と接続し、知多横断道路沿いの山林部分と常滑駅を経由して空港島に至るものと想定されていた[5]。しかし、この構想を実現するにあたっては新規建設区間が約11 kmと長大であること[4]、また当時単線非電化だった乙川駅以北の既設区間も複線化・電化などの改良が必要となることから[6]、その事業費は1000 - 1300億円と高額になると試算されており[4]、この構想は開港から20年が経過した2025年(令和7年)時点でも実現しておらず、未成線のままとなっている。なお武豊線は2015年(平成27年)に全線が電化されたが、複線化は2025年時点でも実現していない。

貨物営業

乙川駅は1933年(昭和8年)の開業時は貨物を取り扱っていなかったが、上記の通り1944年(昭和19年)4月1日より取り扱いを開始した。ただし全種別を取り扱うのではなく、専用線発着の車扱貨物に限定していた[7]。周囲の武豊線の駅と同じように、1975年(昭和50年)11月15日に貨物の取り扱いを終了している。

駅に接続する専用線は、駅の南側に工場がある輸送機工業のものがあった。専用線は同社が前身の中島飛行機半田製作所であった1944年(昭和19年)に敷設された[13]。同線は1970年の専用線一覧表[14]によれば、作業キロが0.7km、総延長キロが2.0kmであった。

駅構造

相対式ホーム2面2線の地上駅単線区間上にある交換駅であり、列車の交換が可能である。

駅舎は1番線側にあり、2つのホームを結ぶ跨線橋が設置されている[15]。カインズホームなどがある2番線に出入口はない。大府駅管理の無人駅(駅員無配置駅)[15][16][17]。JR東海は2013年(平成25年)10月1日より当駅を含む6駅について「集中旅客サービスシステム(現・お客様サポートサービス)」を導入し、自動券売機自動改札機を整備した上で遠隔案内によって一括的に管理されるようになった[11][12]

のりば

番線路線方向行先
1 CE 武豊線 上り 大府名古屋方面[18]
2 下り 武豊方面[18]

利用状況

旅客

『愛知県統計年鑑』および『知多半島の統計』によれば、1日平均の乗車人員は以下の通りであった[19][20]

1日平均の乗車人員の推移
年度乗車人員出典・備考
1950年度769人[21]
1951年度948人[22]
1952年度910人[23]
1953年度954人[24]
1954年度920人[25]
1955年度880人[26]
1956年度948人[27]
1957年度993人[28]
1958年度989人[29]
1959年度1,025人[30]
1960年度1,150人[31]
1961年度1,093人[32]
1962年度1,054人[33]
1963年度1,133人[34]
1964年度1,117人[35]
1965年度1,164人[36]
1966年度1,148人[37]
1967年度1,202人[38]
1968年度1,148人[39]
1969年度1,009人[40]
1970年度910人[41]
1971年度853人[42]
1972年度814人[43]
1973年度803人[44]
1974年度848人[45]
1975年度854人[46]
1976年度870人[47]
1977年度806人[48]
1978年度768人[49]
1979年度753人[50]
1980年度667人[51]
1981年度616人[52]
1982年度584人[53]
1983年度542人[54]
1984年度508人[55]
1985年度513人[56]
1986年度482人[57]
1987年度509人[58]
1988年度535人[59]
1989年度480人1950年度以降最低値[60]
1990年度644人[61]
1991年度694人[62]
1992年度765人[63]
1993年度805人[64][65]
1994年度885人[66][65]
1995年度882人[67][65]
1996年度814人[68][69]
1997年度798人[70][69]
1998年度767人[71][72]
1999年度771人[73][74]
2000年度773人[74]
2001年度820人[74]
2002年度837人[75]
2003年度860人[75]
2004年度870人[75]
2005年度921人[76]
2006年度1,002人[76]
2007年度1,079人[76]
2008年度1,102人[77]
2009年度1,049人[77]
2010年度1,069人[77]
2011年度1,019人[78]
2012年度1,012人[79]
2013年度1,680人1950年度以降最大値[79]
2014年度1,123人[80]
2015年度1,160人[81]
2016年度1,136人[82]
2017年度1,169人[83]
2018年度1,178人[83]
2019年度1,200人[84]
2020年度965人[85]
2021年度1,025人[85]
2022年度1,052人[85]
2023年度1,090人[86]
2024年度1,132人[86]

貨物・荷物

1950年度から1975年度(1975年11月取扱廃止)までの貨物の取扱量(発送および到着トン数)と、1972年度から1983年度(1984年2月取扱廃止)までの荷物の取扱量(発送および到着個数)は以下の表に示すとおりに推移していた。

貨物取扱量・荷物取扱量の推移
年度貨物荷物
発送到着発送到着
1950年度3,728t4,285t
1951年度4,031t10,304t
1952年度1,797t4,513t
1953年度2,602t9,689t
1954年度3,571t9,623t
1955年度2,008t5,060t
1956年度6,743t6,215t
1957年度5,454t10,001t
1958年度2,999t5,145t
1959年度3,571t8,485t
1960年度5,097t3,959t
1961年度2,782t2,231t
1962年度4,202t2,625t
1963年度5,299t1,254t
1964年度4,718t862t
1965年度3,288t410t
1966年度6,064t817t
1967年度5,549t1,739t
1968年度5,897t1,571t
1969年度2,475t1,723t
1970年度598t281t
1971年度6,272t384t
1972年度679t1,760t5,747個2,833個
1973年度6,638t338t5,512個2,849個
1974年度6,867t231t5,149個2,878個
1975年度2,825t102t3,717個2,722個
1976年度3,319個2,553個
1977年度3,359個2,527個
1978年度3,156個2,475個
1979年度2,814個2,800個
1980年度2,604個2,606個
1981年度1,822個2,653個
1982年度1,193個2,521個
1983年度316個2,010個
※出典は乗車人員の推移に同じ。

停車列車

乙川駅には全列車が停車するが、2018年(平成30年)3月のダイヤ改正まで運行されていた快速列車は停車しなかった。

駅周辺

乙川駅から見たパワードーム半田

バス路線

駅北東側交差点付近に「乙川駅前」バス停があり、半田市中心部にある名鉄知多半田駅からJR半田駅、半田市役所、当駅、一ノ草病院前を経て同市北部にある日本福祉大学半田キャンパスを結ぶ知多乗合(知多バス)の半田北部線が利用できる。一部の知多半田方面行きのバスは知多半田から先、青山駅を経て常滑駅まで直通している。

その他

2駅南側にある武豊線東成岩駅から衣浦港中央埠頭にある半田埠頭駅へ至る衣浦臨海鉄道半田線1975年(昭和50年)に開業したが、当初の計画ではこの乙川駅から中央埠頭を経て東成岩駅へ接続し、実際に開業した新半田駅と半田埠頭駅に加えて「新乙川駅」を開設する予定であった[87]

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
CE 武豊線
区間快速・普通
亀崎駅 (CE05) - 乙川駅 (CE06) - 半田駅 (CE07)

脚注

参考文献

関連項目

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