京阪バス交野営業所
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1978年4月1日に枚方営業所から分離し開設した。京阪バスの中では1989年に開設、2008年移転の京田辺営業所の次に新しい。
一般路線バスにおける営業所別の営業路線運行総延長は、走行する自治体数(交野市・枚方市・寝屋川市・四條畷市)の割に広く、営業所別の一般路線総延長ではトップである[注 1]。特に交野市は全域、寝屋川市は約7割が交野エリアである。
当営業所が所在する交野市域の路線については、現在は香里園駅と市内を結ぶ路線と市内の星田駅から寝屋川市内へ向かう路線程度。過去には市内を軸とする路線・系統も存在したが、2023年9月9日に星のブランコや磐船神社といった観光地へのアクセス路線である田原線[注 2]が、2025年3月23日の改正では市内の鉄道駅から学研都市線南側の南星台方面への循環路線およびコモンシティ星田へのアクセス路線である交野南部線[注 3]などが廃止され市内に乗り入れる路線がごくわずかとなった。
第二京阪道路とその側道沿い[注 4]に位置し、最寄停留所は「交野車庫」である。ただし発着便の本数は極めて少ない。開設よりしばらくは当車庫発着のバスは存在しておらず、「北星田」停留所(現在は廃止)を最寄りとしていた。交野車庫停留所は近隣の星田北六丁目停留所と共に1990年秋の改正での設置である。星田北六丁目については2026年より日中にも停車するようになり本数が大幅に増加している。なお星田駅又は野口停留所より徒歩15分ほどで行く事ができる。
沿革
管轄路線の特徴
運賃については特記がなければ「1区」大人250円・小児130円である[2]。
営業所が枚方・寝屋川両市域に近いことから管轄路線が京阪バス全営業所中でも非常に多く、運行経路図では香里園周辺をはじめとする枚方市南部・寝屋川市北部を軸とする北部地区と、寝屋川市中部〜南部を軸とする南部地区の2つに分けられている[3]。
寝屋川団地線は2つの系統に大別されるがいずれも北部・南部地区それぞれに記載されており、寝屋川北部線は北部・南部両地区にまたがって運行される[注 5]。
主要ターミナルと各ターミナルの路線の特徴
主要ターミナルは枚方市駅南口・京阪香里園・寝屋川市駅(東口)である。
枚方市駅は北部地区のうち枚方市内を走行する路線の多くが発着する。同駅を出ると香里団地内の香里橋・藤田川まではほぼ全系統が同じ経路を辿り、京阪交野線の500m程西側をほぼまっすぐに南下する。香里橋で香里団地線の一部が、藤田川で各路線が分岐する。
京阪香里園発着路線は東中振線を除く全路線が末広町まで重複し、同停留所で寝屋川市内の路線と枚方市内方面への路線が分岐する。枚方市内を走行する香里団地線・津田香里線はいずれも京阪バス屈指の利用率・本数を誇る主要路線である。
寝屋川市駅は南部地区のターミナルである。同駅発車後の経路については、八坂神社前・寝屋川市役所経由と初町経由に大別されるが、駅行きのみ寝屋川市役所前[注 6] → 八坂本通経由となるなど往路と復路で経路が異なる系統もあり複雑である。寝屋川団地線21号経路を除くと全体的に本数があまりなく中型車で運行される便も多い。
当記事における区分
発着路線が多いため、当記事では地区ごとに節を分けて記載するが、寝屋川団地線・寝屋川北部線は上記の通り北部・南部いずれにも記載されており区別が曖昧なため別途節を設けるものとする。
各路線の節分けは以下の通り。
- 北部地区路線:枚方市内の路線(主に枚方市駅発着路線、京阪香里園発着路線のうち枚方市内方面へ向かう路線)
- 香里団地線
- 津田香里線
- 釈尊寺団地線
- 東中振山之上線
- 津田サイエンスヒルズ線
- 北部・南部両地区にまたがる路線:京阪香里園に乗り入れる系統を有する路線のうち、寝屋川市内の路線
- 寝屋川団地線
- 寝屋川北部線
- 南部地区路線:寝屋川市駅に発着し、京阪香里園に乗り入れる系統を有さない路線(一部例外あり)
- 高宮四条畷線
- 星田線
このほか、路線図に記載されない臨時路線についても節を設けている。
北部地区路線
香里団地線
枚方市南西部の香里ヶ丘に位置する大規模集合住宅地・香里団地と各駅を結ぶ主要路線の1つ。長らく藤田川停留所付近に位置していた香里団地営業所がメインで運行しており、朝夕の1号経路のごく一部や本数の少ない7号経路[注 7]・13号経路のみ当営業所が担当していた。この他2004年までは、同団地内に高槻営業所が阪急京都線高槻市駅[注 8]までの系統も乗り入れさせていた。2022年4月1日の香里団地営業所廃止に伴い、全ての経路が当営業所管轄となった[4]。
現在の形の香里団地線が運行開始されたのは1958年12月13日であった(当時は香里団地営業所や本営業所が未開設だったため、枚方営業所が管轄)が、それ以前から視察者・建設関係者などの利便を図り、香里地区への運行はされていた(枚方市駅 - 団地 - 高田。同じく枚方営業所の管轄路線)。同年7月に第1回の入居が始まったことを受け、香里ケ丘 - 新香里 - 藤田川および新香里 - 枚方公園の免許を取得し、運行を開始した。後の1960年9月26日の香里団地営業所の開設で、この路線を枚方営業所より移管(その後も四条畷駅発着便が1978年3月31日まで枚方営業所管轄便で存置されていたが、同年4月1日の本営業所開設で、本営業所に移管された)後、同年12月30日からは香里団地および高田から各駅への運賃を均一化した[5]。
日中は枚方市駅南口2のりばを京阪香里園行き1号経路・枚方公園駅前行き8号経路・津田香里線9A号経路が20分間隔で交互に着発する。
団地のほぼ中央(香里ヶ丘四丁目)に位置する新香里停留所はロータリー上に3つののりばが設置されている形で、1のりばに枚方市駅、2のりばに枚方公園駅、3のりばに京阪香里園行きがそれぞれ停車する。
団地内は複数の系統が複雑に交錯する運行形態のため、のりばが3つ以上設置されている停留所も多い。上述の新香里の他には香里橋[注 9]、藤田川[注 10]、五本松[注 11]、香里ヶ丘九丁目[注 12]、香里ヶ丘[注 13]が該当する。香里橋 - 藤田川間は津田香里線・釈尊寺団地線も縦断している。
人口密度・バス利用率ともに高いエリアを走行するため、バス停留所も短い間隔で多数設置されている(団地内の停留所間隔は最も長くても0.4km[6])。
この路線には京阪バスでここだけである深夜降車専用停留所があった。既設停留所間隔が200mになるよう[7]藤田川 - 新香里の区間に設置され、藤田川寄りが「けやき1番」・新香里寄りが「けやき2番」とそれぞれ称し、各駅前を21時以降に発車する便のみ取り扱っていたが、2024年10月6日の改正で廃止された[8]。
京阪香里園発着
香里ヶ丘九丁目から枚方市駅方面は枚方公園発着系統も加わるため日中は香里園方面の2倍の本数が運行されているが、枚方市駅方面よりも乗車時間の短い香里園方面の利用も多く、朝夕は1号経路の藤田川発着や1C号経路が多数加わるため枚方市駅方面より運行本数が多くなる時間帯もある。
香里ヶ丘十丁目 - 京阪香里園間は枚方公園駅に乗り入れる系統がないため「枚方大橋地区」の地区定期券範囲から外れる。
京阪香里園では2のりばからの発車。
- 1号経路:枚方市駅南口 - 宮ノ前橋 - 香里橋 - 藤田川 - 新香里 - 香里ヶ丘九丁目 - 香里ヶ丘十丁目 - 香里ヶ丘 - 末広町 - 京阪香里園
- 1C号経路:野口北 - 藤田川 - 新香里 - 香里ヶ丘九丁目 - 香里ヶ丘十丁目 - 香里ヶ丘 - 末広町 - 京阪香里園
- 2022年に新設された出入庫系統[4]。
- 朝に香里園行きが多数運行される。平日のみ夕方にも設定あり。
- 深夜には野口北行きが運行される。
- 13号経路:香里ヶ丘八丁目 → 淀見公園 → 公孫樹通 → 香里ヶ丘十丁目 → 香里ヶ丘 → 末広町 → 京阪香里園
- 2014年9月1日運行開始[10]。
- 公孫樹通から京阪香里園への唯一の経路。平日朝1本のみ運行。
枚方公園駅前発着
枚方公園駅前発着系統については、朝ラッシュ時は8号経路に加えて5・6号経路が、夕ラッシュ時以降は8号経路に代わって4・6号経路が運行される。なお4・5・6号経路については6号経路の新香里止め・藤田川止めを示す「新」「藤」を除き時刻表の系統表記において通常は漢字や記号が用いられる中「4」などの経路番号の数字が用いられている。
さつき丘付近にはパナソニックアリーナが、香里ヶ丘五丁目付近には団地内最大規模の医療施設である香里ヶ丘有恵会病院が立地する。
- 4号経路:枚方市駅南口 - 宮ノ前橋 - 香里橋 - 五本松 - 公孫樹通 - 香里ヶ丘九丁目 - 新香里 - 五本松 - 香里ヶ丘五丁目 - さつき丘 - 枚方公園駅前
- 夕方以降に(土休日は朝も)運行される。
- 藤田川は経由しない。ルートの都合で五本松は2回経由するが、1回目と2回目で停車するのりばが異なり、枚方市駅行きは南行き → 東行き、枚方公園駅行きは西行き → 北行きの順に停車。
- 運行経路が複雑なため、前面の行先表示機にも主要地点の経由順が表示される。枚方公園行きは「香里橋→いちょう通[注 16]→新香里→枚方公園駅」、枚方市行きは「新香里→いちょう通→香里橋→枚方市駅」となる。この表示形式は他に2・3号経路でもみられ、いずれも表示機下部の英語表記は省略される。
- 5号経路:枚方市駅南口 - 宮ノ前橋 - 香里橋 - 五本松 - 香里ヶ丘五丁目 - さつき丘 - 枚方公園駅前
- 香里団地線の枚方市駅 - 枚方公園駅間を運行する系統としては最も短く、藤田川・新香里・公孫樹通のいずれも経由しない。
- 主に朝の運行。枚方公園駅前発は土休日夜間にも運行されている。
- 五本松停留所では枚方市駅行きは東行き・枚方公園駅行きは北行きのりばを使用。
- 6号経路:枚方市駅南口 - 宮ノ前橋 - 香里橋 - 藤田川 - 新香里 - 五本松 - 香里ヶ丘五丁目 - さつき丘 - 枚方公園駅前
- 朝と夕方以降の運行。新香里 - 枚方公園駅前および枚方公園駅前 → 藤田川の区間便が存在する。駅間を通しで運行する便は少なく、区間便が中心となっている。
- 6C号経路:野口北 → 藤田川 → 新香里 → 五本松 → 香里ヶ丘五丁目 → さつき丘 → 枚方公園駅前
- 2024年10月6日に新設された出庫便。基本的には朝に運行される。
- 8号経路:枚方市駅南口 - 宮ノ前橋 - 香里橋 - 藤田川 - 新香里 - 香里ヶ丘九丁目 - 公孫樹通 - 五本松 - 香里ヶ丘五丁目 - さつき丘 - 枚方公園駅前
- 枚方公園発着系統の基本経路。
- 新香里発枚方公園駅前行きは土休日に2本設定されている。
- 8C号経路:野口北 → 藤田川 → 新香里 → 香里ヶ丘九丁目 → 公孫樹通 → 五本松 → 香里ヶ丘五丁目 → さつき丘 → 枚方公園駅前
- 6C号経路と同日に新設。朝のみ設定。
- なお6C・8C号経路ともにダイヤ改正のお知らせではこれらの系統新設についての記載がなかった[8]。
枚方市駅発着の出入庫便
いずれの本数も僅少。また香里団地管轄時代は藤田川発着であったが、当営業所移管に伴い野口北へ延伸された[4]。
- 2号経路:[経路 1] → 藤田川 → 新香里 → 五本松 → 香里橋 → 宮ノ前橋 → 枚方市駅南口
- 早朝のみ運行。出庫便にあたる野口北始発便の方が多い。土休日1便のみ、枚方市駅を起終点とする循環便。
- 2004年まで、2号経路の一部は枚方市駅を経て阪急高槻へ直通しており、直通便のみ高槻営業所の管轄で、路線名も「枚方高槻線」であった。
- 3号経路:枚方市駅南口 → 宮ノ前橋 → 香里橋 → 五本松 → 公孫樹通 → 香里ヶ丘九丁目 → 新香里 → 藤田川 → 野口北
津田香里線
交野営業所を代表する路線の1つで、京阪香里園を起点として枚方市南西部の東香里・高田地区や交野市内へ向かう。1953年9月2日より運行開始された[12]、現在の京阪バスの中でも由緒ある路線の1つでもある。
京阪香里園発車後は高田付近で分岐するまではいずれも府道148号木屋交野線を辿る。
40分サイクルで10分に1本、9A号経路→14号経路→9A号経路→16号経路のパターンで運行されている。東香里地区などからの需要が非常に旺盛なことから京阪香里園 - 高田間は日中でも10分間隔と頻発しており、路線全体の本数は交野管内では香里団地線に並び最高水準である。一方で高田から交野市内方面は田園や集落地も目立ち、ほぼ終日閑散としている区間もある。
以前は路線名の通り香里園駅と津田駅を結ぶ系統も多かったが、現在は14号経路のみとなっておりその本数も多くない。この他、交野市駅 - 津田駅間の運行で住吉神社前・幾野四丁目・春日神社前経由の11号経路が一時期実験的に小型車両で運行されていたが、2019年12月1日に廃止となった[13]。
京阪香里園では3のりばから発車。
交野市駅方面
当路線の基本系統で、上記の通り3市内を東西に結ぶ幹線。
高田で9A号経路と分岐後は野口付近で一般道を南下し[注 17]、府道18号に合流し東へ進む。茄子作3丁目付近からの府道18・148号の重複区間を経て、両道が分岐する広野停留所付近から再び148号単独区間となり、ほどなくして交野市内に入る。
日中は14号経路が40分間隔で運行され、朝夕はこの区間便に相当する9号経路を中心に運行される。
京阪交野市駅では津田駅行きが2のりば・香里園行きが3のりばからの発車。
- 9号経路:京阪香里園 - 末広町 - 香里ヶ丘 - 香里旭ヶ丘 - 東香里 - 高田 - 野口 - 逢合橋 - 京阪交野市駅
- 9号経路:京阪香里園 → 末広町 → 香里ヶ丘 → 香里旭ヶ丘 → 東香里 → 高田 → 野口 → 星田北六丁目 → 交野車庫
- 夜間1本のみ運行される。
- 野口から府道18号へ合流せずに直進し、交野車庫で終着となる変則経路。16号経路と大部分で重複するが、同経路新設以降も経路番号は変更されていない。
- 当初は深夜バスのみの設定だったが、2024年4月1日ダイヤ改正時に通常便も設定され、同年10月6日改正で当路線の深夜バスそのものが廃止された(廃止直前時点では交野市駅行きの深夜バスもあった)[8]。一方で、それまで平日のみの運行であった交野車庫行きの当経路が土休日にも運行されるようになった。
- 14号経路:京阪香里園 - 末広町 - 香里ヶ丘 - 香里旭ヶ丘 - 東香里 - 高田 - 野口 - 逢合橋 - 京阪交野市駅 - 幾野一丁目 - 幾野四丁目 - 倉治 - 津田駅
- 2012年以前にも運行されていたが経路番号は「9C」であった。同年の改正で9C号経路が交野市駅から幾野四丁目・交野警察署前経由で河内磐船駅へ向かうルートに変更されたことでこの経路で運行される便は一度消滅していた[注 18]。2018年改正で当時とは異なる経路番号で復活した[14]。
- 交野市駅 - 津田駅間のみをこの経路で運行していた8号経路は、9C号経路の経路変更以降は当路線ではなく交野南部線としての扱いであった(2018年廃止[14])。17A号経路[注 19]も津田 - 交野市間はこのルートであった。
- 土休日夕方が最も本数が多く、20分間隔での運行となる。
- 京阪香里園 - 東香里間各停留所から桜道・津田駅は2区運賃(大人280円・小児140円)である。
星田駅発着
2018年までは交野市駅 - 妙見口 - 南星台 - 星田駅 - 交野市駅の循環経路を執る交野南部線17C・17D号経路[注 20]が運行されており、これらの廃止に伴い香里園 - 交野市駅 - 北星田 - 星田駅の15号経路が新設された[14]。これは北星田周辺の路線免許維持のための経路ともいえ、香里園駅や東香里・高田地区からみれば星田駅への経路としては非常に遠回りとなっていた。
15号経路は日中のみの運行で14号経路と交互に設定されていたが、2026年3月29日の改正で交野市駅 - 星田駅間を廃止。合わせて9号経路入庫系統と同様に野口から星田北六丁目方面へ南下し星田駅へ直行する16号経路が新設された[16]。15号経路時代は野口まで[注 21]の各停留所から星田駅までは2区運賃となっていた。
なお同年1月頃に京阪バスが寝屋川市に提示していた資料によれば、星田北六丁目 - 星田駅間に「星田北(仮称)」停留所が新設される予定となっていた[17]が、実際には設置されていない。
- 16号経路:京阪香里園 - 末広町 - 香里ヶ丘 - 香里旭ヶ丘 - 東香里 - 高田 - 野口 - 星田北六丁目 - 星田駅
- 昼間のみの設定で、運行間隔は概ね40分に1本(1日11往復)。
枚方市駅発着
高田で分岐後、終点の枚方市駅まで北上。途中、香里団地内を走行する。
香里団地営業所廃止前は同営業所の運行だったが当時も一部交野管轄便があった。またかつては交野が主管轄だった。この他、2000年9日7日までは枚方市駅を起終点とする循環便[注 22]も存在した。
京阪香里園 - 香里ヶ丘から藤田川 - 枚方市駅の区間の距離・所要時間は香里団地線1号経路に比べて長くなる。
前述の通り枚方市駅では南口2のりばからの発車で、日中20分間隔で香里団地線の1・8号経路と交互に着発する。
- 9A号経路:京阪香里園 - 末広町 - 香里ヶ丘 - 香里旭ヶ丘 - 東香里 - 高田 - 新高田 - 藤田川 - 香里橋 - 宮ノ前橋 - 枚方市駅南口
釈尊寺団地線
枚方市南西部の釈尊寺団地へ向かう路線で、道中では香里団地や茄子作地区を経由する。同団地は京阪交野線郡津駅(交野市)付近に位置するが、間を天野川が流れておりアクセスがあまり良くないことなどからバスの需要も一定数ある。
1977年3月に香里団地営業所によって運行開始[19]。当時は枚方市道茄子作1号線が未整備であったことから高田・野口経由で、交野移管直前の1978年2月に茄子作住宅経由に変更。2022年4月1日に香里団地営業所閉鎖により担当路線が交野に移管されると同時に玉突きでこの路線が枚方に移管された[4]が、2025年3月の当営業所エリアの大幅な運用削減で余力が出たことや枚方営業所の移転に伴い、3年で当営業所管轄に復帰[20]。
枚方移管時に昼間の運転間隔が20分から30分に、さらに枚方管轄期間中に30〜40分の不均一間隔に減便されている[9]。
循環系統ではないものの釈尊寺団地近辺が循環ルートになっており、釈尊寺北は釈尊寺団地行き、団地東は枚方市駅行きのみの停車である。団地東については釈尊寺団地のすぐ近くにあり、駅方面からは同停留所で代替可能。
枚方市駅では南口3のりばから発車。
- 10号経路:枚方市駅南口 - 宮ノ前橋 - 香里橋 - 藤田川 - 茄子作住宅 - 釈尊寺 - 釈尊寺団地
東中振山之上線
2002年4月15日に香里団地営業所によって運行開始。2020年10月より当営業所に移管された[18]。香里団地線等の補完ともいえる路線で、通常の経路番号の代わりに「い」「ろ」の経路名称が与えられている。いずれも狭隘な区間を走行することや需要の面から小型車での運行。
2つの系統をまとめてこの路線名が付けられているが、運行経路は全く重複していない。
東中振線
香里団地線13号経路と異なり香里ヶ丘八丁目からほぼ終日利用することが出来るが、所要時間はこちらの方が長い。日中は40分間隔で運行。
京阪香里園では2のりばからの発車。同駅から光善寺駅までは京阪本線と並走する。
- い号経路:京阪香里園 → 光善寺駅 → 東中振 → 香里ヶ丘八丁目 → 淀見公園 → 東中振 → 光善寺駅 → 京阪香里園
山之上線
香里団地線の枚方市駅 - 枚方公園駅前間は新香里や公孫樹通、五本松等を経由するが、本経路は宮ノ前橋 - さつき丘間で山之上五丁目を経由するルートで大幅にショートカットする。
ほぼ日中のみ、60分間隔での運行。
枚方市駅では南口3のりばからの発車。
- ろ号経路:枚方市駅南口 - 宮ノ前橋 - 山之上五丁目 - 枚方公園駅前
津田サイエンスヒルズ線
枚方市東部の第二京阪道路沿いの地域である津田山手への路線。2005年12月22日に枚方営業所によって1・2号経路が新設されたことがはじまり。1号経路は現在の3号経路から森下仁丹前周辺の循環路を、2号経路はさらに津田サイエンスヒルズ・高園テクノロジー前周辺の循環路も除いた経路となっていた。2009年11月1日より京田辺営業所へ移管。
2013年3月16日には3・4・4A・5・6A・6B号経路が新設[注 23]され、さらに交野営業所が一部便のみ担当するようになり、交野・京田辺の共管となった。4・4A号経路は河内磐船駅を発着とする点を除き3号経路と同様(4A号経路のみ交野警察署前も経由)。5号経路は河内磐船駅から森下仁丹付近にある府立北大阪技術専門校の敷地内へ向かう。6A・6B号経路は3号経路とほぼ同じで前者は終点を、後者は起点を河内磐船駅としたもの。2014年9月1日には当営業所によって管轄されることなく1号経路が廃止された。
なお京田辺営業所は間合い運用として短期間のみ交野南部線17A号経路の一部も管轄していたが、この他に交野市内の一般路線は管轄しておらず、またこれらは他の京田辺管轄の路線網との接点もなかった。
2018年4月1日より全系統を交野営業所管轄とした。
2020年10月9日より土休日の運行を取りやめ、全系統が平日のみの運行となった[21]。またこの時に4号経路が、2022年10月22日に2・4A号経路が[22]、2025年3月23日に5・6A・6B号経路が廃止[20]。朝夕のみ運行の3号経路が唯一存続している。
京阪バス公式サイトではこの路線のみ単独で運行経路図が用意されていた。現在は北部地区路線に含まれているが管内他路線との接点を持たない孤立路線となった[注 24]ため、経路図内でも隔離して記載されている。
- 3号経路:津田駅東口 → そよ風の道 → スパバレイ枚方南前 → 高園テクノロジー前 → 森下仁丹前 → 津田サイエンスヒルズ → 津田くにみ坂 → やまなみ通り → 津田駅東口
北部・南部両地区にまたがる路線
以下の2路線のうち、京阪香里園に発着するものは全て同駅1のりばから発車する。
寝屋川団地線
寝屋川市内の主要路線の1つ。寝屋川市中部から東部にかけて広がる団地群の住民の生活路線で、寝屋川市駅から寝屋川団地へ向かうものと京阪香里園から三井団地・三井秦団地へ向かうものに大別される。
寝屋川市駅発着便と京阪香里園発着便は三井秦団地で重複するのみで現在は実質的に別の路線となっている。三井秦団地におけるのりばも全く異なる位置にあり、前者ののりばは府道18号枚方交野寝屋川線上に、後者ののりばは三井が丘中央線上にそれぞれ位置している。うち三井が丘中央線南行きについては、バス車両が折り返せるほどの大きさのバスベイが整備されており、実際に25号経路が折り返しに使用している。
大阪府住宅供給公社の香里三井団地は入居開始当時は三井停留所を最寄りとしていたが、同公社からの要望を受け1970年7月23日に香里園から団地への路線を運行開始[23]。一方寝屋川団地は三井団地に隣接して日本住宅公団により1972年7月に建設、入居と同時に寝屋川市 - 寝屋川団地の系統が三井団地経由で運行開始[24]。これら2系統が同じ路線として扱われているのはこの系統の名残である。
2018年2月10日に寝屋川市駅と京阪香里園の駅間をビバモール寝屋川・三井団地経由で結ぶ24B号経路[注 25]が廃止される[14]までは、両エリアを直通する系統自体は存在した。
寝屋川市駅発着
寝屋川市駅付近から寝屋川団地付近まで、府道18号を直進する。比較的短距離の路線だが利用者は多い。
1972年12月に、府道18号の供用開始に伴い、枚方営業所の管轄で運行開始。
日中20分間隔で運行され、基本は寝屋川団地発着の21号経路、一部枚方市内の高田一丁目まで延長する形で21A号経路が設定されている。
寝屋川市駅では東口2のりばからの発車。
- 21号経路:寝屋川市駅(東口) - 寝屋川市役所 - 観音橋 - 三井秦団地 - 寝屋 - 寝屋川団地
- 基本となる経路で、開設当初は枚方営業所の管轄。交野営業所開設時に移管された。
- 21A号経路:寝屋川市駅(東口) - 寝屋川市役所 - 観音橋 - 三井秦団地 - 寝屋 - 寝屋川団地 - 高田一丁目
- 寝屋川団地から交野車庫への回送ルートを一部旅客化する形で、2019年12月1日より新設された出入庫便[13]。延伸区間はいずれも枚方市内の府道18号上に位置する。
- 停留所位置の関係で、高田一丁目行きのみ寝屋川団地口に2回停車する。
- 日中のみの運行で、寝屋川市駅発が5本・駅行きが6本の80分間隔で設定。
京阪香里園発着
寝屋川北部線と重複する区間が広く日中は同路線主体の運行となることから、本系統はビバモール寝屋川発着の25B号経路のみが1時間に1本運行。
その他の時間帯は大半が25号経路となり、平日ラッシュ時は本数が大幅に増える。
- 25号経路:京阪香里園 - 末広町 - 成田町 - 成田山不動尊前 - 三井 - [経路 2]
- 三井秦団地発着と三井団地発着の2種類があり、三井秦団地行きと三井団地行きは団地周辺の道路やのりば位置の都合で経由地が一部異なる。
- 平日朝ラッシュ時は三井秦団地始発も多く設定されているが、三井秦団地行きは平日・土休日共に極僅かである。
- 25B号経路:京阪香里園 - 末広町 - 成田町 - 成田山不動尊前 - 三井 - 三井団地 - 三井秦団地 - ビバモール寝屋川
- 2011年のビバモール開業(詳細は後述)に先駆けて運行開始[25]。
- ビバモール寝屋川では敷地内のほぼ中央部に位置するAのりばに発着。車内モニターやアナウンスでは「ビバモール寝屋川(中央)」と案内される。
寝屋川北部線
旧寝屋川タウンくるを除き唯一の京阪香里園と寝屋川市駅を結ぶ路線。
日中や土休日は主に香里園から三井団地方面の主力系統となっているため20分間隔と比較的高頻度での運行だが、平日ラッシュ時は寝屋川団地線25号経路が多数運行されるため朝の同志社香里NSを除けばむしろ日中より本数がやや少なくなり、夜間は両駅21時台発までの運行となっている。
団地から寝屋川市駅までは国道170号を経由し、同駅近辺では香里園行きと寝屋川市行きで異なる経路をとる。なお2015年10月までは寝屋川市行きも寝屋川市役所を経由していた[26]。
寝屋川市駅では東口4のりばから発車する。
南部地区路線
高宮四条畷線
寝屋川市駅と寝屋川市南部地域や四條畷市内を結ぶ路線。
路線単位では門真営業所と共管だが2023年現在の管轄系統は全て異なる。2022年4月1日改正で門真の担当経路が増えた[注 26]。門真管轄も含め、中型車で運行される便が多い。
太秦住宅方面
寝屋川市駅のほぼ真東に位置する太秦住宅を目指す。同停留所には回転場が設置されているがスペースが狭くなっている。
沿線の太秦第2ハイツ、あさひ丘住宅は1966年に京阪電鉄が建設した分譲住宅で、これらの団地への路線網は同年10〜12月にかけて開設された[23]。
寝屋川市駅では寝屋川音羽町線(寝屋川管轄)とともに東口1のりばからの発車。
- 31号経路:寝屋川市駅(東口) - 初町 - 寝屋川市民会館前 - 高宮 - あさひ丘住宅 - 太秦住宅 - 太秦東口
- 朝夕ラッシュ時のみの設定で、一部便は太秦住宅発着。
- 31A号経路:寝屋川市駅(東口) → 寝屋川市役所 → 秦北口 → 秦公民館前 → 太秦東口 → 太秦住宅 → あさひ丘住宅 → 高宮 → 寝屋川市民会館前 → 秦北口 → 寝屋川市役所前 → 寝屋川市駅(東口)
- 36号経路:寝屋川市駅(東口) - 初町 - 寝屋川市民会館前 - 高宮 - あさひ丘住宅 - 太秦住宅 - 太秦公園東 - 西方寺 - 寝屋川公園駅
忍ヶ丘駅発着
寝屋川市駅では門真管轄便と共に東口3のりばからの発車。同のりばからは門真管轄便が日中1時間に合計3〜4本程度発車するのに対して交野管轄便の発車本数は非常に少ない。
元々は高倉方面の系統群も寝屋川市駅 - 四条畷駅の経路を基本としていたが、2006年8月28日改正では木田・巣本を経由する32号経路や教育センター(現在の高倉)・砂[注 27]経由の33A号経路が廃止され、東寝屋川駅(現在の寝屋川公園駅)発着の34号経路を新設[29]。忍ヶ丘駅発着の35号経路は2011年5月28日の新設である[25]。
2015年10月20日ダイヤ改正時には35号経路の一部が忍ヶ丘 - 四条畷間を延長した形の37号経路に置き換えられ、35号経路自体も一部便を除き忍ヶ丘駅から畷生会病院経由でイオンモール四條畷まで延長[26]。
2024年10月6日の改正では37号経路や四条畷 → 寝屋川市間で砂を経由する33号経路[注 28]が廃止。合わせて35号経路も全て忍ヶ丘駅止まりに戻った上で1日3往復のみにまで減便され、34号経路も土休日片道1本のみとなり本系統群は大幅に縮小された[8]。これにより、当営業所は四条畷駅および大東市域から撤退。34号経路も2026年に廃止されている[16]。
イオンモール四條畷開業以前は寝屋川市 - 四条畷間の運行本数は1時間に1本程度であったため、同区間を直通する便の本数自体は当営業所管轄時代より大幅に増えている。
- 35号経路:寝屋川市駅(東口) - 初町 - 電通大寝屋川キャンパス - 高宮口 - 小路北町 - 高倉 - 忍ヶ丘駅
- 日中2時間おきに、計3本の運行。
星田線
星田駅と寝屋川市内各地(主に南側・東側)を結ぶ路線。一部香里団地方面への出庫系統も含まれる。
枚方営業所によって41・43号経路が開設されたことが始まり。交野営業所開設時に移管された。
2011年6月10日のビバモール寝屋川開業に先駆けた同5月28日の改正でビバモールを経由する系統が新設され、当該便は経路番号に「B」が付されることとなった[25]。現在は40・41・45・46号経路といったビバモール寝屋川を経由しない経路が全て廃止となったため、運行区域の全く異なる43A号経路を除き「B」付きの番号で運行されている。
この路線も、全体的に中型車で運行される便が多い。
星田駅では寝屋川市駅、寝屋川団地行きは2のりばからの発車。ビバモール寝屋川ではB・Cのりばに着発し、寝屋川市駅や学研都市線各駅から同商業施設への足としての役割も担う。
寝屋川市駅発着
寝屋川市駅から星田駅へ向かう。
これらの系統の派生元となる41号経路は寝屋川市駅から秦公民館前を経て、星田駅から東寝屋川駅(現在の寝屋川公園駅)を経て忍ヶ丘駅へ向かっていた系統。1999年1月24日の改正までは星田駅には乗り入れておらず、星田[注 29]から四条畷駅へ向かっていた。2011年5月28日[注 30]に東寝屋川駅 - 忍ヶ丘駅間が[25]、2012年6月30日に系統そのものが廃止となっている。
41号経路が存在した時代、観音橋経由で寝屋川市 - 星田・東寝屋川を結んでいた経路は46号経路を名乗っており、2011年の廃止と入れ替わりに寝屋経由の46B号経路とビバモール - 星田駅間無停車の47B号経路が新設された[25]。46B号経路は寝屋川市駅行き片道のみの運行で、翌年の2012年6月30日改正で廃止。
どちらも2026年3月29日改正で星田駅発着に短縮され、寝屋川公園駅への乗り入れを廃止[16]。41B号経路についてはさらに先、同駅南側の高台に位置する梅が丘停留所に発着するものもあった(梅が丘方面は2011年新設)[30]。47B号経路に関してはそれ以前より星田駅発着のものがわずかながら存在した。
寝屋川市駅では2のりばからの発車。
- 41B号経路:寝屋川市駅(東口) - [経路 5] - 秦北口 - 秦公民館前 - 三井秦団地 - ビバモール寝屋川 - 星田駅
- 昼間は60分間隔。朝夕は大半が47B号経路の運行となるが本経路の設定もある。
- 新設当初は旧46B号経路と同様の寝屋経由であった[25]。2012年改正で現行の経路に変更。
- 47B号経路:寝屋川市駅(東口) - 寝屋川市役所 - 観音橋 - 三井秦団地 - ビバモール寝屋川 - 星田駅
- 朝夕のみの運行。41B号経路と異なり、寝屋川市駅行きも寝屋川市役所を経由する。寝屋川市駅 - 三井秦団地は寝屋川団地線と同一ルートとなる。
- 秦公民館前周辺などの目立った狭隘路を経由しないため、大型車での運用も多い。
- 三井秦団地 → 星田駅間の区間便あり。
- 2024年10月までは平日1本のみ、三井秦団地発忍ヶ丘駅行きが運行されていた。寝屋川市駅 - 忍ヶ丘駅を直通する便がないことから、路線図では同一の経路番号でありながら寝屋川市駅 - 寝屋川公園駅の系統と三井秦団地 → 忍ヶ丘駅の系統が区別されていた。
寝屋川団地発着
寝屋川団地から学研都市線方面へのアクセス系統。
2002年3月23日に寝屋川団地と星田駅を結ぶ40号経路が運行開始。2006年に寝屋川市駅 - 寝屋川団地 - 星田駅 - コモンシティ星田の45号経路[注 31]が運行開始となったが、45B号経路と入れ替わりの形で2011年に廃止。40号経路は45B号経路設定以降もビバモールを経由しない短絡ルートとしてわずかに運行されていたが、2026年3月29日に廃止された[16]。
- 45B号経路:星田駅 - ビバモール寝屋川 - 寝屋 - 寝屋川団地
- 設定当時はコモンシティ星田 - 寝屋川団地のみで、星田駅発着の区間便は2013年12月9日より運行開始。
- 2024年10月6日改正で星田駅からコモンシティ星田への延長運行は廃止。
- 昼間のみ、50分間隔での運行。
香里団地方面出庫便
元々は枚方市駅と星田地区及び四条畷駅を結ぶ系統であった。1990年秋に、交野車庫発着便が設定された(それまで、本車庫発着のバスは全便が回送で入出庫していた)。
交野市駅を経由する43号経路と経由しない43A号経路の2系統があり、いずれも41号経路と同様に2006年8月28日改正までは星田(のちの星田四丁目)から先、東寝屋川駅・忍ヶ丘駅を経て四条畷駅へ運行されていた[29]。同改定では星田駅発着と交野車庫発着に変更され、2015年10月20日改正時に東香里新町 - 野口間で新高田と高田を通らない経路となった[26]。
その後、43号経路は2020年10月9日改正で交野車庫 → 京阪交野市駅のみの運行に変更され[21]、2023年9月9日廃止[注 32][31]。
一方43A号経路は2020年改正で交野車庫始発のみとなり[21]、2022年には経路上に野口北停留所が新設され一部便は同停留所始発とされた[4]。
以上の系統変更・区間短縮が重なった結果、現在は星田線の他の系統との重複区間・停留所が存在せず、香里団地・枚方市駅方面への出庫系統として数本残されているのみである。
この系統のみ北部地区路線に該当する。
- 43A号経路:交野車庫 → 星田北六丁目 → 野口 → 野口北 → 藤田川 → 香里橋 → 宮ノ前橋 → 枚方市駅南口
- 交野車庫発は平日早朝の3本、野口北始発は平日1本・土休日2本。
- 大型車での運行(当管内の枚方市駅発着路線には原則として中型車が運用に就くことはない)。
臨時路線
成田山初詣線
京阪バス唯一の終夜運転を実施。年末年始に運行され、直行運転を行う。
- 臨時経路:京阪香里園 - 成田山不動尊前