内掛け
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この決まり手をよく用いていた元大関増位山によると、「内掛けは後ろへ反ろうとする力士が食いやすい。外掛けは足腰のいい人には効かない事が多いが、内掛けは完璧に掛ければ足腰のいい力士でも決まる。足を相手の足の足首に内側から絡ませてはね上げる。掛けられた側は、ひざの関節が外へ向かって開きながら後ろへ体重が傾くため、残そうとしても踏ん張りが利きにくい。」という理由によるもの[要出典]。掛ける脚は相手の脚の高い位置に掛けた方が見た目は派手であるが、できるだけ低い位置に踵を払う様に掛けるのが肝要である。
古くは昭和初期に活躍した新海(最高位関脇)や、1950年代の琴ヶ濵(最高位大関)が得意とした。ただ、この両者の内掛けは様相が異なっており、新海は脚を掛けたら絶対に離さずにそのままもたれ込むというものであったのに対し、琴ヶ濵はタイミングよく一発でスパッと相手を仕留めるようなものであった[3]。1970年代以降になると前述の増位山を初め、霧島(最高位大関)が貴花田や貴ノ浪らに対して、この技で勝利した事がある。また小兵力士ながら小結まで昇進した舞の海、智ノ花、海鵬などもそれぞれ内掛けで相手力士を倒しており、多くの相撲ファンを沸かせていた。
