居反り
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概要
上からのしかかってきた相手の懐に潜り込み、両手で相手の両膝裏を取って持ち上げ、自らの後ろに反り投げる技[1]。
珍しい決まり手で、平成期では幕内の取組では使われていない。十両では1993年1月場所12日目において智ノ花が花ノ国に対して両手でまわしを持った形のこの技で勝っている[2]。また幕下以下では、聡ノ富士が16回以上決めている[3]。2023年7月場所6日目西幕下20枚目の宮城が西幕下22枚目の徳之武藏をこの決まり手で破った[4]。
2024年九州場所12日目に朝気龍と穂嵩戦の対戦で見られ、2025年初場所三段目で山藤がこの技で三島に勝利し、2026年初場所では再び東三段目15枚目の朝気龍が、同12枚目の悠錦との対戦で決めている[5]。
過去には1937年1月場所7日目、大関鏡岩が横綱男女ノ川をこの技で破っているが、横綱大関戦で反り技が出ることは当時でも皆無に等しく、非常に珍しい出来事であった。 なお岡村賢二の漫画「ごっつあんです」では後藤丸がこの決まり手で大門寺を破り、三賞を受賞するというエピソードがある。
宇良は、アマチュア時代に居反りを記録した映像が話題になり、入門前から「居反りの宇良」と呼ばれていた。しかし、本人の信条はあくまで押し相撲であり、入門以来長きに渡り記録していなかった。2016年九州場所で試みたが敗れている。2020年11月12日、十両復帰場所となった11月場所5日目に対旭秀鵬戦で遂に初の居反りを決め白星を挙げた[6]。
居反りは柔道ならば肩車になる[8]。自身も倒れ込んだ場合は裏投となる[9][10]。
日本のレスリング界で居反りといえばダブルリストアームサルトである。日本のサンボ界では相手の袖と襟を持って頭部を相手の腋の下に入れてからの同様の技も「居反り」と呼ばれている[11]。また、サンボには「くぐり居反り」、「肘決め居反り」といった技もある。