勿忘

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リリース2021年1月27日
時間4分11秒
勿忘
Awesome City Club配信限定シングル
初出アルバム『Grower
リリース2021年1月27日
規格音楽配信
ジャンルJ-POP
時間4分11秒
レーベルcutting edge
作詞atagiPORIN
作曲atagi・永野亮
チャート順位

2021年度 (Billboard JAPAN)

  • 年間11位 (HOT 100)[4]
  • 年間22位 (Download Songs)[5]
  • 年間10位 (Streaming Songs)[6]

2021年度 (オリコン)

  • 年間18位(合算シングル)
  • 年間20位(デジタルシングル)
  • 年間8位(ストリーミング)

  • 2021年USEN HIT J-POP年間1位USEN
ゴールド認定
Awesome City Club 年表
ceremony
(2020年)
勿忘
2021年
またたき
(2021年)
ミュージックビデオ
勿忘 (MUSIC VIDEO) - YouTube

勿忘」(わすれな)は、日本バンドAwesome City Clubの楽曲。2021年2月10日にリリースされた3rdアルバム『Grower』の収録曲であり、同年1月27日に先行配信シングルとしてリリースされている。

2019年10月20日にタイトルと制作が発表された映画である『花束みたいな恋をした』のインスパイアソングに起用されている[9]。予告映像に使用され、楽曲のクオリティが話題となって各種音楽チャートで上位にランクインしながら注目を集めていった。また、「勿忘」が大きくヒットした影響からAwesome City Clubがこれまでリリースしてきた楽曲も注目を集め、各楽曲の再生数に反映された[10][11][12]。リリースから約8か月でストリーミング累計2億回再生を記録、2025年時点で5.2億回を記録している[13]

『2021年 USEN HIT ランキング』において年間1位を獲得している[14]

また、本楽曲は予告において流れるインスパイアソングとして制作されたため、本編やエンドロールでは流れていない[10]

2021年5月21日にTHE FIRST TAKEで演奏された音源が『勿忘 - From THE FIRST TAKE』として同年11月16日に配信リリースされた。

制作背景

2019年10月20日に映画のタイトルと撮影開始が発表された[9]。映画との関係は制作側が「2015年に下積みをしているミュージシャン役」としてAwesome City Clubのメンバーに急遽出演を依頼したことから始まっている[15]。その後、完成した映画をバンドメンバーが鑑賞した結果、創作意欲を刺激され、映画内容をモチーフとして自主的に楽曲の音源を制作した。バンドメンバーは映画の制作陣から「(映画を見終わったあとにお客さんが個人個人で全く違うことを感じていて欲しいという脚本や監督側の制作意図から)本作においてはエンドロールに歌を流さないようにしたいんです」という話を聞いていたため、「勿忘」を制作する前に、映画本編とは関係のない形式で自主的に映画から着想を得た楽曲を制作してもかまわないか映画の制作陣へ相談している。その後、楽曲のデモ音源を聴いた映画の制作陣が楽曲そのもののクオリティに驚き、急遽予告編や宣伝で使用される運びとなった[16][17]。当初の方針通りにエンドロールや本編で本楽曲が流れることはなく、そのため「本編の解釈の中の一つ」という位置づけとして「インスパイア・ソング」という名称になっている[18][19]。atagiとPORINによると、曲名の由来は歌詞から連想した「勿忘草[20]ミュージックビデオは、楽曲の配信開始日である1月27日にYouTubeで公開された。MVは映画『花束みたいな恋をした』のスタッフが制作を担当した。

制作

本楽曲にはatagiの好きなミュージシャンであり、Awesome City Clubが活動初期に企画したライブイベントへ出演したこともある永野亮(APOGEE)がアレンジャーとして参加している。atagiによると、編曲の方向性について「atamiBONNIE PINKの『Under The Sun』とペトロールズの『雨』を混ぜてごっちゃにしたようなことをやりたい」ということを永野へ話していたという[21]。また、永野は上記のように最初からatagiが楽曲全体の方向性を具体的にイメージしていたため、atagiやACCとの編曲作業もスムーズに進行していったと話している[17]

atagiはリリース当時の状況について「『勿忘』のデモや音源を制作していた時は事務所の人が帰ってから夜な夜な事務所に出入りして作業するほど追い詰められている状態だったので、色々な人に聴いてもらえているということを初めて知った時にまず思ったことが『これで音楽、楽器をいつでも演奏できる家に引っ越せるのかもしれない』『この曲に救われた』でした。当時はそんな状況だったんですよね」とバンドの公式サイトに掲載された『Awesome City Club デビュー10周年特集』のインタビューの中で振り返っている[22]

評価と受賞

  • 本楽曲は、各ジャンルで活躍する音楽クリエイター約50名のアンケートをもとに開催された「J-WAVE SPECIAL MUSIC FUN! AWARDS 2021」にて、「Best of Arrangement 最優秀編曲賞」を受賞した[21]
  • 蔦谷好位置は同イベントにおいて、自身の「作曲賞」及び「編曲賞」の項目に本楽曲を選出している。また、「メロディーの美しさ」が特に際立っている本楽曲はポップスとしてとても優れており、Awesome City Clubが「男女のツインボーカル」というキー設定も含めて難易度の高い表現を本楽曲において選択しながら、同時に日本語のポップスにおける歌のメロディーライン(ボーカルライン)の新しい可能性を提示したことを称賛している。加えて、「冒頭のノイズ、エレピの音色のチョイス、ストリングスのフレーズ、歌のミックス具合、コーラスのハーモニー、ギターソロの音色」といった細部の要素によってAwesome City Clubが結成以降ポップスを追求しながら持ち続けているおしゃれさ、先鋭的、オルタナティヴな部分が前面に押し出されていると評している[21][23]。さらに、蔦谷はテレビ朝日系関ジャム 完全燃SHOW」に出演した際、「2021年の年間マイベスト」第2位に本楽曲を選出している[24]
  • 第63回日本レコード大賞では「優秀作品賞」を受賞した[25]
  • SPACE SHOWER MUSIC AWARDS2022では「BEST VIRAL SONG」を受賞した[26]

チャート成績

楽曲は、2021年2月3日公開のビルボード・ジャパンチャートにおいて、ダウンロード47位[27]、ストリーミング58位[28]、総合56位[29] に初登場した。リリース2週目のチャートで「Streaming Songs」にて14位をマークし大きくジャンプアップすると[30]、3週目には週間6,329,056回再生で8位を獲得、総合チャート「JAPAN HOT 100」においても初のTOP10入り (第10位) を果たした[31]

その後もストリーミングを中心に高順位を維持し、リリース6週目となる3月10日公開のビルボード・ジャパンチャートでは「JAPAN HOT 100」にて5位、「Streaming Songs」にて2位を獲得し[1][2]、自身最高位を記録した。その後、2021年4月28日公開の「Streaming Songs」にて、ストリーミング累計再生回数が1億回を突破した。チャートイン13週目での達成となっている[32]。さらにリリースから8か月が経過した9月15日には、累計再生回数が2億回を突破したことがアナウンスされた[33]

2021年12月30日にTBS系第63回日本レコード大賞』、31日に『第72回NHK紅白歌合戦』やTBS系『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ2021→2022』で披露されると、2022年1月5日公開のチャートにてストリーミング前週24位→14位、ダウンロード前週26位→4位(最高位)、総合34位→10位と全体的に大きく順位を上げた[34]

認定とセールス

認定 (RIAJ) 売上/再生回数
ダウンロード ゴールド[35] 153,000 DL[36]
ストリーミング トリプル・プラチナ[37] 300,000,000 回再生
*認定のみに基づく売上/再生回数

収録内容

#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「勿忘」atagi,PORINatagi、永野亮永野亮
合計時間:

テレビ披露

日時 放送局 番組名
2021年2月22日 TBS系 CDTVライブ!ライブ![38]
2021年2月23日 TBS系 PLAYLIST[39]
2021年3月5日 テレビ朝日系 ミュージックステーション[40]
2021年3月9日 テレビ東京系 プレミアMelodiX![41]
2021年3月14日 フジテレビ系 Love music[42]
2021年3月19日 日本テレビ系 バズリズム02[43]
2021年3月23日 NHK総合 シブヤノオト 卒業ソングSPECIAL』[44]
2021年3月29日 TBS系 『CDTVライブ!ライブ!春の4時間スペシャル』[45]
2021年4月9日 テレビ朝日系 『ミュージックステーション 3時間SP』[46]
2021年5月9日 フジテレビ系 『Love music』[47]
2021年6月7日 NHK総合 SONGS 2021 上半期ヒットソング SP』[48]
2021年7月14日 フジテレビ系 2021 FNS歌謡祭 夏[49]
2021年7月17日 TBS系 音楽の日[50]
2021年8月28日 フジテレビ系 FNSラフ&ミュージック〜歌と笑いの祭典〜[51]
2021年11月17日 日本テレビ系 日テレ系音楽の祭典ベストアーティスト2021[52]
2021年12月20日 TBS系 『CDTVライブ!ライブ!クリスマス4時間スペシャル』[53]
2021年12月24日 テレビ朝日系 ミュージックステーションスーパーライブ2021[54]
2021年12月30日 TBS系 第63回日本レコード大賞[55]
2021年12月31日 NHK総合 第72回NHK紅白歌合戦[56]
2021年12月31日 TBS系 『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ2021→2022』[57]
2022年2月23日 テレビ東京系 テレ東音楽祭2022春』[58]

他アーティストによるカバー

脚注

外部リンク

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