帖佐駅
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| 帖佐駅 | |
|---|---|
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駅舎(2013年7月) | |
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ちょうさ Chōsa | |
![]() | |
| 所在地 | 鹿児島県姶良市東餅田2575 |
| 所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
| 所属路線 | ■日豊本線 |
| キロ程 | 445.5 km(小倉起点) |
| 電報略号 | テウ |
| 駅構造 | 地上駅 |
| ホーム | 2面3線 |
| 乗車人員 -統計年度- |
1,564人/日(降車客含まず) -2024年- |
| 開業年月日 | 1926年(大正15年)4月1日[1] |
| 備考 | 無人駅 |
帖佐駅(ちょうさえき)は、鹿児島県姶良市東餅田にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。事務管コードは▲940522[2]。
特急「きりしま」のうち、一部の列車が停車する。
歴史
帖佐駅を含む区間が開通したのは1901年(明治34年)のことであったが、当初はこの位置に駅は設置されず、重富駅の次は加治木駅であった。蒸気機関車が牽引する当時の列車では加減速が鈍いため、駅間距離が短いと十分な速度を出すことができず、所要時間短縮の妨げとされたことが一因である。しかし、これでは不便であるということで当時の帖佐村、山田村(後に重富村を含めて合併し現在の姶良市の旧姶良町地域)、蒲生村(現在の同市旧蒲生町)が共同で停車場設置の請願書を門司鉄道局に提出してようやく着工の運びとなり、1926年2月に完成し4月1日から営業を開始した。開業当日の乗客は522人、運賃収入は122円8銭と記録されている[3]。開業記念式典は開業以前の3月19日に開催されていた。停車場敷地2,500坪に7,650円と、停車場道路開削に3,872円の計11,522円の費用が見積もられ、帖佐村から6,350円、蒲生村から3,666円、山田村から1,500円の寄付で賄われた[4]。
第二次世界大戦後の1950年(昭和25年)時点で年間乗車人員は67万7000人、貨物は発送8500トン、到着4500トンで、主な貨物はカマス、木材、タバコ、米麦であった[5]。この時期資材事情が改善してきたこともあり、管轄する鹿児島鉄道管理局では駅舎の建て替えを積極的に推進しており、帖佐駅もその対象となった。南九州ではシロアリの被害が多いことから、鉄筋コンクリートまたは鉄骨レンガ造りによる建設が推進されており、帖佐駅も鉄骨レンガ造りが採用された[6]。総工費165万円をかけ、レンガ積みコンクリート巻き平屋建て約241平方メートルの建物が建設され、建物の石材には帖佐町産の帖佐石を採用している。1951年(昭和26年)6月16日に、近くの建昌小学校で帖佐駅舎増改築落成記念式が開かれた[5]。
1980年には委託駅化騒動が起こった。これは国鉄職員10人が配置されていた駅を委託駅にする方針に対して町民が猛反発したことによるもので、バス3台で鹿児島鉄道管理局に押しかける騒動となった。結局国鉄側の譲歩により4人の職員が残されたが、姶良町当局が国鉄の利用拡大に協力するという一筆を入れ、その後しばらく町職員の出張は国鉄利用に限定されたという一幕がある[7]。
日本国有鉄道時代末期には、鹿児島鉄道管理局による駅舎リニューアルが実施された。営業体制近代化により不要となった設備を撤去して駅舎内に集約し、駅舎正面に三角屋根を設けて駅名を真正面から見やすく表示し、オレンジ色のウレタン塗装を屋根瓦に実施して明るいイメージとした[8]。
年表
- 1926年(大正15年)
- 1951年(昭和26年):165万円をかけて駅舎改築、6月16日に祝賀式典実施[5]。
- 1962年(昭和37年)9月20日:貨物取扱廃止[1]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[1]。
- 1993年(平成5年)
- 2012年(平成24年)12月1日:ICカードSUGOCAの利用を開始[10]。
- 2022年(令和4年)3月12日:窓口業務を終了[11]。
- 2023年(令和5年)10月1日:JR九州サービスサポートによる業務委託駅から[12]九州旅客鉄道本体による直営駅へと変更される[13][出典無効]。
- 2025年(令和7年)3月25日:バリアフリー設備としてホームを結ぶエレベーターとバリアフリートイレが完成し供用開始[14]。
- 2025年(令和7年)頃:無人駅化。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線のホームを有する地上駅。2本のホーム間は跨線橋で連絡している。
2026年2月4日現在は無人駅となっているが、自動券売機が設置されている[15][信頼性要検証]。かつてはJR九州本体職員が駅業務を行う直営駅(要員は隼人駅等から派遣)であり、きっぷうりばが設置されていた[16]。IC乗車カード「SUGOCA」の利用が可能で(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAは「無記名式」のみを券売機で販売しており、窓口では販売していない。また、定期券など「記名式」のSUGOCAは購入できない。
タッチパネル式のICカード対応自動券売機が設置されており、SUGOCAポイントのチャージやICカードでの特急券の購入などが行える。
また、改札内にもICカードチャージ機が設置されていたが、2021年に廃止された。改札内チャージ機の廃止は日豊本線内の複数の駅で実施されている。
のりば
| のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ■日豊本線 | 上り | 隼人・都城・南宮崎・宮崎方面[17] | |
| 2 | 下り | 鹿児島・鹿児島中央方面[17] |
- 上り本線は1番のりば、下り本線は2番のりば。3番のりばは撤去しエレベーターを設置予定。
- 駅舎内
- ホーム(1番のりば)
利用状況
- 2024年度の1日平均乗車人員は1,564人である[18]。
| 年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
|---|---|---|
| 2004 | 2,698 | |
| 2005 | 2,770 | |
| 2006 | 2,715 | |
| 2007 | 1,365 | 2,720 |
| 2008 | 1,309 | 2,617 |
| 2009 | 1,266 | 2,524 |
| 2010 | 1,257 | 2,509 |
| 2011 | 1,293 | 2,578 |
| 2012 | 1,372 | 2,736 |
| 2013 | 1,409 | 2,809 |
| 2014 | 1,385 | 2,754 |
| 2015 | 1,436 | 2,864 |
| 2016 | 1,491 | 2,968 |
| 2017 | 1,568 | 3,136 |
| 2018 | 1,604 | |
| 2019 | 1,622 | |
| 2020 | 1,375 | |
| 2021 | 1,369 | |
| 2022 | 1,417 | |
| 2023 | 1,507 | |
| 2024 | 1,564 |
