平橋 (南砺市)
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歴史
かつて東礪波郡平村下梨で庄川を渡河する際は、籠の渡しを使用していたが、1875年(明治8年)に鎖の橋が架橋された。しかし、暴風のため2度も破損流失したため、1878年(明治11年)には橋板を撤去するなどの工夫を凝らした橋が架橋された。1910年(明治43年)頃に鉄線の橋に架け替えられたが、腐蝕しやすいため、度々架け替え工事を必要としていた[3]。
その後、祖山ダム整備による水没のために電源開発により、1934年(昭和9年)の庄川大洪水で切れ落ちた吊り橋に代わる橋として、1935年(昭和10年)に自動車が通行可能な橋に架け替えられた。この旧橋は当時の市町村道としては近代的な吊橋が採用された[1][4]。
1953年(昭和28年)に二級国道156号岐阜高岡線となり順次改良が進められていたが、本橋は幅員狭小で前後の屈曲、急勾配のため大型車の交通に支障があった。このため、1957年(昭和32年度)7月15日に国庫負担橋梁整備事業として3か年計画により富山県に架替が事業化され、同年7月25日に修祓式、起工式が行われた。橋梁形式は地形などを考慮して鋼トラス橋と鋼鈑桁橋の組み合わせとして、現場接手部を除き溶接とした[1]。新橋は総工費9586万3千円を費やして1960年(昭和35年)5月30日に修祓式を行い、6月30日に開通した[1][2][5][6]。
旧橋は少し下流に位置する現橋の完成後に役目を終えたものの、完成直後しばらくは2本の橋が架かっているままであった。旧橋は後に解体され、現在は橋桁の一部が残るのみとなっている[4]。

