平清盛 (1992年のテレビドラマ)
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TBS大型時代劇スペシャル第7弾。武士の台頭が貴族社会を大きく揺るがし、やがて武家政権へと移り変わっていく動乱の平安末期。平家の頭領・平清盛が拮抗する源氏との戦いに勝利し、天下を握るまでの半生をドラマ化。
瀬戸内海の海賊退治で名を上げた平清盛の青年時代から、平家と源氏の対決、そして貴族社会の終結や福原遷都までの歴史の断片を壮大なスケールと豪華キャストで描く。主人公・平清盛を演じるのは今作がTBSドラマ初出演となった松平健[1]。穏やかなセリフ回しや優雅な所作で清盛を演じる。
前作までのフィルム収録からビデオ収録へと移行している。平安時代末期を描いた作品は1990年の『源義経』[2]以来、本シリーズ2作めとなる。90年版「義経」の後、本作放送前日にあたった1991年大晦日・年末時代劇スペシャル(日本テレビ系)も『源義経』[3]を放映しており、1990年年始以降、平安末期〜源平合戦時代がTBS・NTV両系列で相次いで取り上げられることになった。
清盛を主人公に据えたテレビドラマ自体は、NHK大河ドラマ『新・平家物語』(1972年/主演:仲代達矢)以来、約20年ぶりの放映となった。
あらすじ
平清盛は、父・忠盛とともに、瀬戸内の海賊討伐のために軍船を進めている途中、濃霧の中で漂流していた厳島神社の巫女・阿矢を救う。阿矢の案内で清盛らは海賊・赤牛八兵衛の島を急襲し、彼らを撃退するとともに多くの金銀財宝を手にする。都に帰った清盛は、左大臣・藤原頼長に海賊討伐を報告。戦で得た全ての財宝を朝廷に献上した。時の帝は崇徳天皇だったが、実権は前帝・鳥羽法皇の手にあった。鳥羽法皇は政争に平家の力を借りたかったのだが、平家の台頭を恐れた公卿たちはこぞって反対した。
やがて清盛は検非違使に任ぜられ、都の治安維持にあたったが、僧兵たちにしばしば命を狙われる。ある夜、清盛は危ういところを一人の騎馬武者に助けられる。それが、源氏の嫡男・源義朝との出会いだった…。