想い出のかたすみに
From Wikipedia, the free encyclopedia
スタッフ
製作
1975年初めの段階では松竹の本枠は、郷ひろみ主演ものと桜田淳子主演の『スプーン一杯の幸せ』と合わせた歌手主演による青春もの二本立てが企画されていたが[7]、郷のスケジュール調整が出来ず、急遽本作の製作が決定した[6][7]。『スプーン一杯の幸せ』の製作発表は1975年の正月だったが[8]、本作の製作発表は1975年3月16日だった[6]。
監督の宮崎晃は1971年に『泣いてたまるか』で監督デビューしたが[4]、その後は年齢は3つしか違わない山田洋次監督の「男はつらいよシリーズ」の助監督に逆戻りしていた[6]。宮崎にとっては監督第二作となる[6]。1975年3月16日の製作記者会見では中村雅俊、檀ふみ以外は檀を好きになる学友に水谷豊とキャストは3人のみ決定しており、他は未定と発表されていた[6]。宮崎監督は「久しぶりの映画演出で緊張している。川又さんの映像表現で若者のナイーブな心情、行動を描き出すつもりです」などと、中村雅俊は「僕としては、これ以上出せないという感じで全力投球していきたい」などと、檀は「女優を続けるにしても、やめるにしても、この一作だけはやっておこうという気持ち。自分の青春の記念になるようなものにしたい」などと述べた[6]。檀は当時、女優を続けることに迷いがあったものと見られる[6]。この会見で「(1975年)4月18日頃クランクアップ」と告知された[6]。
シンガーソングライターのイメージはない中村雅俊が初めて音楽を担当した[9]。