日本の20世紀遺産
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世界遺産においては、1994年(平成6年)の第18回世界遺産委員会で採択された『世界遺産リストにおける不均衡の是正および代表性・信用性の確保のためのグローバル・ストラテジー(国際戦略)』[2]により20世紀以降の現代建築の登録を推進するようになり[3]、イコモス本部も20世紀国際学術委員会を設置したことをうけ、日本イコモスが国内対象物件の選定を行った。
日本イコモスとしては「直ちに世界遺産になるわけではないが将来的な可能性を示唆し、保護意識を醸成するとともに改修の際に価値を損なわないよう留意する」ことを目的とし、建築物のみならず稼働遺産を含む土木(土工)構築物や都市景観、産業生産景観など多岐な分野を網羅している。
選定の評価基準は世界遺産(文化遺産)のクライテリアに準じている[4]。
I.人類の創造的才能を表現する傑作
II.ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの
III.現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠
IV.人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例
V.ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例
VI.顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と直接にまたは明白に関連するもの