時の流れに (ポール・サイモンのアルバム)
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多くのフュージョン・ミュージシャンを起用してレコーディングされた。「マイ・リトル・タウン」はアート・ガーファンクルとのデュエットで、2人が共にレコーディングしたのは、サイモン&ガーファンクル解散後としては初。同曲は、9月に先行シングルとしてリリースされて全米9位に達し、アートのソロ・アルバム『愛への旅立ち』(1975年)にも収録された。柴門ふみの漫画作品『my little town』のタイトルは、同曲が由来[2]。
「恋人と別れる50の方法」は、スティーヴ・ガッドがリハーサルで叩いていたリズム・パターンをそのまま使用した[2]。同曲はシングル・カットされ、1976年2月に全米1位を獲得。
本作は、グラミー賞の最優秀アルバム賞と男性ポップ・ボーカル部門の2部門を受賞。サイモン&ガーファンクル解散後としては初のグラミー受賞となった。
「もの言わぬ目」の別バージョン(ボーカルはハミングが中心)がアルバムの発売にさきがけて、ウォーレン・ベイティ主演の映画『シャンプー』に使用された[3]。
収録曲
全曲ポール・サイモン作。
- サイド 1
- 時の流れに - "Still Crazy After All These Years" - 3:26
- マイ・リトル・タウン - "My Little Town" - 3:51
- きみの愛のために - "I Do It For Your Love" - 3:35
- 恋人と別れる50の方法 - "50 Ways to Leave Your Lover" - 3:37
- ナイト・ゲーム - "Night Game" - 2:58
- サイド 2
- 哀しみにさようなら - "Gone at Last" - 3:40
- ある人の人生 - "Some Folks' Lives Roll Easy" - 3:14
- 楽しくやろう - "Have a Good Time" - 3:26
- 優しいあなた - "You're Kind" - 3:20
- もの言わぬ目 - "Silent Eyes" - 4:12
2004年デジタル・リマスター盤ボーナストラック
- スリップ・スライディン・アウェイ(デモ) - "Slip Slidin' Away" (demo) - 5:30
- 哀しみにさようなら(デモ) - "Gone at Last" (demo) - 4:39
カヴァー
- 「時の流れに」は、カレン・カーペンターのソロ・アルバム『遠い初恋 (Karen Carpenter)』(発表はカレンの没後の1996年)、レイ・チャールズのアルバム『ア・ソング・フォー・ユー (My World)』(1993年)等でカヴァーされた。
- 「きみの愛のために」は、ビル・エヴァンスのアルバム『アフィニティ (Affinity)』(1979年)等でカヴァーされた。
- 「恋人と別れる50の方法」は、ローズマリー・クルーニー『Nice to Be Around』(1977年)、ブラッド・メルドー『Day is Done』(2005年)等でカヴァーされた。