暴力の街

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ペン偽らず 暴力の街
監督 山本薩夫
脚本 八木保太郎
山形雄策
原作 朝日新聞浦和支局同人
出演者 池部良原保美宇野重吉三島雅夫三條美紀岸旗江志村喬
撮影 植松永吉
製作会社 日本映画演劇労働組合
配給 大映
公開 1950年2月26日
上映時間 111分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
製作費 1500万円
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ペン偽らず 暴力の街』(ぺんいつわらずぼうりょくのまち)は、1950年昭和25年)に日本映画演劇労働組合が製作し、大映配給した日本映画埼玉県本庄町(現在の本庄市)で、第二次世界大戦直後に起きた本庄事件を追及した朝日新聞取材陣が前年に刊行した『ペン偽らず 本庄事件』の映画化である。モノクロ、スタンダードサイズ。

第24回キネマ旬報ベスト・テン第8位。

本庄事件の舞台となった本庄町の住民も製作に協力し、本庄をロケ地とした数々の映画の先駆けとなった[1]。ロケは、暴力団による妨害を跳ね返して敢行された[2]

東宝争議の妥結条件として日本映画演劇労働組合東宝支部が受け取った1500万円を資金としたとされる(DVDパッケージによる)。日本映画人同盟と日本映画演劇労働組合の共同製作委員会による製作企画作品であり、組合旗が風に翻る映像がタイトルバックに使われている。配給の大映は、1500万円の製作費の最低保障を条件とする歩合制興業を認めたといわれる。

1949年11月15日、映画専門誌『映画季刊』第4集に「シナリオ ペン偽らず」(八木保太郎山形雄策)が掲載された。当初、原作の単行本である朝日新聞浦和支局同人著『ペン偽らず 本庄事件』に倣って、『ペン偽らず』のタイトルで製作が進行していた。しかし、最終的に『暴力の街』と改題して完成された[3]1950年2月26日、大映系映画館で封切りされた[3]。この後、日本映画界のレッドパージが敢行された。

2008年12月21日、本庄・街なか映画館実行委員会によって本庄市内で上映された[1]

あらすじ

織物の街「東条町」では、ヤミ取引が横行していた。全国紙『東朝新報』の地元通信部に駐在する北記者は、織物の闇流通を本気で取り締まろうとしない警察検察庁の怠惰な姿勢を批判し、報道する。

これに憤慨した町会副議長で警察後援組織の役員を務める地域ボスの大西は、検事警察署長が臨席する検察庁の新庁舎落成の祝賀会で北記者を殴打する。『東朝新報』の通信部を統括する支局長は、川崎記者を東条町に派遣。続いて、支局の記者をかき集めて、東条町内に詰め所を設置する。

やがて若者たちと町内の婦人団体が連絡を取り合い、町政刷新期成会が結成され、町民大会が開催された。

スタッフ

出演者

所属会社別、アイウエオ順でクレジットされた
東宝演劇者集団

大映

松竹

フリー

第一協団

新協劇団

俳優座

演技協社

現代劇場

国会答弁

出典

外部リンク

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