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添田町

福岡県田川郡の町 From Wikipedia, the free encyclopedia

添田町(そえだまち)は、福岡県の東南端に位置する[1]田川郡に属しており、その最南端に位置する自治体である[1]

日本の旗 日本
都道府県 福岡県
概要 そえだまち 添田町, 国 ...
そえだまち ウィキデータを編集
添田町
英彦山神宮の銅鳥居
添田村旗 添田村章
添田町旗 添田町章
1920年1月29日制定
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 福岡県
田川郡
市町村コード 40602-3
法人番号 5000020406023 ウィキデータを編集
面積 132.20km2
(境界未定部分あり)
総人口 7,432[編集]
推計人口、2026年7月1日)
人口密度 56.2人/km2
隣接自治体 嘉麻市田川郡大任町川崎町赤村朝倉郡東峰村京都郡みやこ町
大分県中津市日田市
町の木
町の花 シャクナゲ
添田町役場
町長 寺西明男
所在地 824-0691
福岡県田川郡添田町大字添田2151番地
北緯33度34分19秒 東経130度51分14秒
役場庁舎位置

外部リンク 公式ウェブサイト

添田町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

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地理

筑豊地方の南東部、田川郡南部に位置し、英彦山などの山々の連なる筑紫山地大分県と隣接する。なお、大分県との行政界は境界未確定となっている[1]

英彦山を源流として町の中央を流れる彦山川、町の東側を流れる今川と、町の西南端の町境を源流として西側を流れる中元寺川がある[1]1971年(昭和46年)に今川の上流部に油木ダム1975年(昭和50年)に中元寺川の上流部に陣屋ダムが完成した[1]

気候

添田駅周辺の平野部と英彦山山頂との間には1,100m以上の標高差があり気象条件に大きな差がみられる[1]。過去最低気温は2021年1月9日に観測された-7.5℃である。

さらに見る 添田(田川郡添田町大字野田字大野ノ原、標高92m)の気候, 月 ...
添田(田川郡添田町大字野田字大野ノ原、標高92m)の気候
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温記録 °C°F 20.4
(68.7)
23.7
(74.7)
26.8
(80.2)
29.9
(85.8)
32.6
(90.7)
35.9
(96.6)
37.4
(99.3)
37.8
(100)
36.8
(98.2)
33.2
(91.8)
26.5
(79.7)
23.6
(74.5)
37.8
(100)
平均最高気温 °C°F 9.0
(48.2)
10.5
(50.9)
14.2
(57.6)
19.8
(67.6)
24.7
(76.5)
27.1
(80.8)
31.0
(87.8)
32.0
(89.6)
28.0
(82.4)
22.8
(73)
17.0
(62.6)
11.4
(52.5)
20.6
(69.1)
日平均気温 °C°F 4.7
(40.5)
5.6
(42.1)
8.8
(47.8)
13.8
(56.8)
18.5
(65.3)
22.0
(71.6)
25.9
(78.6)
26.5
(79.7)
22.6
(72.7)
17.2
(63)
11.8
(53.2)
6.7
(44.1)
15.3
(59.5)
平均最低気温 °C°F 0.9
(33.6)
1.2
(34.2)
4.0
(39.2)
8.4
(47.1)
13.1
(55.6)
17.9
(64.2)
22.2
(72)
22.5
(72.5)
18.7
(65.7)
12.8
(55)
7.5
(45.5)
2.7
(36.9)
11.0
(51.8)
最低気温記録 °C°F −7.5
(18.5)
−6.6
(20.1)
−5.8
(21.6)
−0.8
(30.6)
4.1
(39.4)
7.7
(45.9)
12.6
(54.7)
14.6
(58.3)
7.2
(45)
2.2
(36)
−0.6
(30.9)
−4.6
(23.7)
−7.5
(18.5)
降水量 mm (inch) 79.7
(3.138)
84.8
(3.339)
129.1
(5.083)
142.6
(5.614)
159.8
(6.291)
327.2
(12.882)
364.4
(14.346)
213.8
(8.417)
204.0
(8.031)
100.1
(3.941)
92.8
(3.654)
74.7
(2.941)
1,970.5
(77.579)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 11.0 10.4 11.3 10.7 9.8 13.4 13.6 10.9 10.7 7.7 9.1 10.0 128.2
平均月間日照時間 104.5 117.0 154.6 189.3 201.4 134.2 165.3 194.3 148.9 169.6 135.8 111.0 1,825.9
出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年、極値:1977年 - 現在)[2][3]
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さらに見る 英彦山(田川郡添田町大字英彦山、標高823m)の気候, 月 ...
英彦山(田川郡添田町大字英彦山、標高823m)の気候
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
降水量 mm (inch) 99.7
(3.925)
116.8
(4.598)
177.4
(6.984)
196.8
(7.748)
229.6
(9.039)
439.8
(17.315)
476.3
(18.752)
288.4
(11.354)
249.8
(9.835)
134.8
(5.307)
115.4
(4.543)
92.6
(3.646)
2,617.2
(103.039)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 12.2 11.8 12.7 11.8 11.1 14.4 15.1 12.2 11.9 8.8 10.2 11.4 143.7
出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年)[4]
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隣接する市町村

福岡県
大分県

歴史

添田町では縄文時代より定住生活が始まったと考えられており、特に大字津野地区に位置する縄文後期の遺跡(後遺跡)からは、新潟県糸魚川より遠路遥々運ばれたと見られる大型の硬玉製翡翠大珠が発見されている。[5]

かつては筑豊炭田の炭鉱が存在。 中でも町内の峰地炭鉱は、1918年(大正8年)当時、日産600トン、価格約1万円の生産量を誇る優良鉱であったが、この年、福岡県一帯に広がった米騒動1918年米騒動)の起点の一つとなった。同年8月16日、武装した坑内作業員は炭鉱の事務所や配給所を破壊、派遣要請を受けた歩兵第47連隊と対峙しつつ町内に流れ込み、派出所や米穀店、雑貨店などを襲撃するなどして地域が大混乱となった[6][7]

栄華を誇った炭鉱群も第二次世界大戦後のエネルギー革命による石炭需要の激減により全て閉山している。1960年代には25000人ほどいた人口は半減し、2006年現在、11000人ほどとなっている。

近現代

歴代町長

さらに見る 代, 氏名 ...
氏名就任年月日退任年月日備考
綾部正蔵1910年4月1914年5月
2-4岩﨑髙蔵1912年12月1923年9月
5宮﨑松次郎1924年6月1928年6月
6-7久良知敏1928年10月1932年9月
8水上友吉郎1932年11月1936年11月
9-10大石彦太郎1936年11月1942年5月
11水上友吉郎1942年6月1946年6月
12-15伊藤保司1946年8月1959年1月以後、公選
16-17中富鐵之助1959年2月1日1967年1月31日
18戸渡義章1967年2月1日1971年1月31日
19-28山本文男1971年2月1日2010年7月20日辞職
29-32寺西明男2010年8月22日現職
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※歴代町長[10]

山本文男町政

前町長の山本文男1971年に就任して以来、10期40年近く町長を務めた。2007年1月16日に告示された町長選挙では山本以外に立候補者が無く10期目の当選を果たし、本来ならば2011年初頭まで町長職を務める勘定となっていた。また、全国町村会の会長を1999年から2010年3月まで10年余り務め、当時全国知事会会長を務める麻生渡(当時福岡県知事)と協調して地方の声を政府に伝える役割を担っていた。

しかし、2009年に福岡県町村会汚職事件が明らかになると、事件に絡み辞任した当時の中島孝之副知事に、後期高齢者医療制度発足に際し、町村会に有利な取り計らいをしたお礼に賄賂を贈ったとして前副知事とともに2010年2月2日福岡県警察逮捕され[11]起訴後の2月下旬に保釈。その後、解職に必要な署名が集まったとして住民団体によりリコール請求がなされ、一旦は2010年8月22日までに住民投票が行われることとなったが、同年7月5日に辞職届を提出し、同20日の臨時町議会で辞職が承認されたため住民投票は中止となった[12]。このため、町選挙管理委員会は8月22日に出直し町長選挙を行うこととし、現職の山本は改めて立候補したが落選、新人の寺西明男が当選した。これにより約40年続いた山本文男町長による町政に終止符が打たれることになった。[13]

行政

町長

  • 寺西明男(4期目)
  • 任期:2026年8月21日

町議会

  • 定数:11人
  • 任期:2026年7月21日

消防

警察

町の施設

  • 添田町美術館
  • オークホール

姉妹都市・提携都市

地域

人口

添田町と全国の年齢別人口分布(2005年) 添田町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 添田町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
添田町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 16,810人
1975年(昭和50年) 16,006人
1980年(昭和55年) 16,196人
1985年(昭和60年) 15,662人
1990年(平成2年) 14,632人
1995年(平成7年) 13,763人
2000年(平成12年) 12,750人
2005年(平成17年) 11,810人
2010年(平成22年) 10,909人
2015年(平成27年) 9,924人
2020年(令和2年) 8,801人
総務省統計局 国勢調査より

教育

小・中学校

  • 添田町立添田中学校
  • 添田町立添田小学校

中学校は2010年度より英彦・津野中学校を統合し添田中学校1校となった。また小学校は2002年度より英彦山小学校を落合小学校に統合したのち、2025年度より添田・中元寺・落合・真木・津野小学校(2022年度より休校)を新設の添田小学校へ統合。同年度より小学校・中学校を同一地に新築・移転した。

その他

地名

  • 落合
    • 荻野
    • 貝吹峠
    • 鍛冶屋
    • 上落合一
    • 上落合二
    • 駒啼
    • 猿掛
    • 下落合
    • 下田
    • 仙道
    • 田代
    • 中河内
    • 長谷
    • 彦山
    • 深倉
    • 深倉峡
    • 深倉谷
    • 別所河内
    • 松尾
    • 緑川
    • 屋形原
    • 薬師
    • 柳原
    • 吉木
    • 岩瀬
    • 桜橋
    • 庄上
    • 庄中
    • 庄西
    • 庄東
    • 新城
    • 高見ヶ丘
    • 富山町
    • 豊川
    • 真木
    • 真木団地
  • 添田
    • 朝日ケ丘
    • 伊原
    • 上添田
    • 祇園
    • 添田中
    • 添田西
    • 添田東
    • 豊川
    • 錦町
    • 町一
    • 町二
    • 町三
    • 町四
    • 峰地
    • 峰地団地
    • 夕陽ケ丘
  • 中元寺
    • 大藪
    • 奥ノ迫
    • 上中元寺
    • 木浦
    • 旧三崎
    • 猿渡
    • 下中元寺
    • 陣屋
    • 橋本
    • 不動
  • 津野
    • 油木
    • 荒堀
    • 内山
    • 大峰
    • 奥山
    • 柿山
    • 上津野
    • 迫田
    • 下井
    • 下津野
    • 次郎丸
    • 神田
    • 惣仏
    • 大宮司
    • 鳥原
    • 道角
    • 中津野
    • 東扇鶴
    • 丸渕
    • 宮元
    • 牟田
    • 山口
  • 野田
    • 上ノ平
    • 久木
    • 見地
    • 下台
    • 野田
    • 灰田
    • 広畑
    • 法光寺
    • 本村
    • 山ノ平
  • 英彦山
    • 唐ケ谷
    • 北坂本
    • 英彦山
    • 南坂本
  • 桝田
    • 一ノ宮
    • 黒崎
    • 桝田

経済

産業

  • 他の筑豊の市町村と同様、かつては炭鉱が町の経済を支えていたが現在ではすべて閉山している。
  • 現在は農業が中心となっている。

主な郵便局

添田郵便局
  • 添田郵便局
    • 添田町添田2062-11
  • 庄郵便局
    • 添田町庄942-6
  • 彦山郵便局
    • 添田町落合824
  • 津野郵便局
    • 添田町津野6143-7

交通

鉄道路線

添田駅

国鉄は1942年(昭和17年)に西添田駅と添田駅を結び、さらに南に延伸していき1956年(昭和31年)に釈迦岳トンネルが開通して日田線として全通[14]。添田町の陳情で1960年(昭和35年)4月に「日田彦山線」となった[14]

一方、1960年4月には旧国鉄添田線を分離[14]。昭和54年度に営業係数(収入額100円に対する支出額)ワースト1となり、「日本一の赤字ローカル線」として知られた。その後、同線は廃止前に営業係数最大の座を美幸線に譲ったが、これが縁となって添田町は美幸線が通っていた北海道の美深町と姉妹提携を結んだ。添田線は1985年(昭和60年)3月31日に廃止された[14]

中心駅は添田駅。

路線バス

日田彦山線BRT

2017年に九州北部豪雨で被災した日田彦山線添田駅 - 夜明駅間の復旧として2023年8月28日開業。JR九州が事業主体となっているが、実際の運行はJR九州バスに委託している。また一部の運行業務は日田バスに再委託されている。

※添田町内の駅のみ、町内全駅記載

添田町バス

かつて町内各地で運行されていた西鉄バスの代替として町が運行。現在は添田町中心部と川崎町・田川市を結ぶ「川崎・田川コース」、添田町中心部を運行する「まちなかコース」、彦山駅と彦山地域の集落や観光地を結ぶ「ひこさんコース」の3路線となっている。運行開始当初は町内各地に路線があったが、現在では多くが登録制・予約制のデマンド型乗合タクシー「まちいこカー」に代替された。

  • 川崎・田川コース
    • 西鉄後藤寺営業所 - 後藤寺 - 池尻 - 川崎町役場口 - 真木 - 添田町役場口 - 添田駅 - 伊原 - 添田町役場
  • ひこさんコース
    • 彦山駅 - 銅の鳥居 - 神宮下 - 豊前坊
  • まちなかコース

なお、かつては添田町内に西鉄バスの営業所があり、添田町内路線や添田町と近隣各地を結ぶ路線があったが、2025年9月30日限りで後藤寺 - 川崎 - 添田間の路線が廃止されたのを最後に添田町から西鉄バス路線が消滅した。

道路

高速道路

町内には通っていない。最寄りとなるインターチェンジは以下の通り。

E3 九州自動車道
E10 東九州自動車道
E34 大分自動車道

一般国道

県道

主要地方道

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

英彦山神宮

著名な出身者

★は故人

ゆかりのある人物

★は故人

脚注

関連項目

外部リンク

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Timelines

Top Qs

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