片桐はいり

日本の女優 (1963-) From Wikipedia, the free encyclopedia

片桐 はいり(かたぎり はいり、1963年昭和38年〉1月18日[1] - )は、日本女優。本名、片桐 由美(かたぎり ゆみ)[2]東京都大田区出身[2]スターダストプロモーション芸能1部所属。

本名 片桐 由美(かたぎり ゆみ)
生年月日 (1963-01-18) 1963年1月18日(63歳)
身長 172 cm
概要 かたぎり はいり 片桐 はいり, 本名 ...
かたぎり はいり
片桐 はいり
本名 片桐 由美(かたぎり ゆみ)
生年月日 (1963-01-18) 1963年1月18日(63歳)
出生地 日本の旗 日本東京都大田区
身長 172 cm
血液型 B型
職業 女優
ジャンル 映画ドラマ舞台
活動期間 1982年 -
配偶者 なし
事務所 スターダストプロモーション
受賞
第82回キネマ旬報ベスト・テン 読者賞
『もぎりよ今夜も有難う』(著書)
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来歴・人物・エピソード

大田区立山王小学校香蘭女学校中学校・高等学校卒業。中学時代の同級生に作家の上橋菜穂子がおり、高等科在学中の文化祭において有志により催された上橋(原作・脚本)の「双子星座」が初舞台となる。成蹊大学文学部日本文学科卒業[2]。大学在学中、演劇部で歌人作詞家林あまりと知り合う。

大学卒業後、映画館銀座文化劇場もぎりアルバイトをしながら、生田萬銀粉蝶1981年に旗揚げした劇団ブリキの自発団」に入団する[2]。映画が好きで映画に関することなら何でもやりたいと思っていた反面、女優とは選ばれた人がなるものだと片桐は考えていたが、一度くらいやってみたいという気持ちもあり役者の道に入ったという[3]

芸名の「はいり」は、テレビアニメアルプスの少女ハイジ』の主人公の名前に由来する[4]1994年に「ブリキの自発団」を退団。

SEEDコンタクトレンズ」のCMキャラクターとして森山祐子と共に起用され、話題になった。

大人計画への公演などにも客演するほか、テレビドラマでは教師からお婆さん役、こだわりのある研究者など、七変化の名脇役として活躍している。なお、小林聡美もたいまさこらとの共演が多いことでも知られる。

現在も女優業の傍ら、地元の映画館のキネカ大森でもぎりのボランティアスタッフとして働いており「映画への恩返し」として生きている間は続けたいと語っている[5][6]

片桐は、弟がグアテマラアンティグアで、日本人向けのスペイン語学校を経営していることを著書で明かしている。

髪形はおかっぱ頭がトレードマークとなっている。『笑っていいとも!』内のコーナー『テレフォンショッキング』にゲスト出演することになっていた当日、寝坊により遅刻したことがある。

2025年に第60回紀伊國屋演劇賞 個人賞を受賞[7]。45年の芸能活動で初めて演劇賞を受賞した[8]

出演

テレビドラマ

NHK

日本テレビ

TBS

フジテレビ

テレビ朝日

テレビ東京

関西テレビ

映画

劇場アニメ

舞台

  • ブリキの自発団「電気果実物語」(1982年12月、作・演出:生田萬、ザ・スズナリ)
  • はいりとひとみのこんにちは公演「かごの鳥」(1987年1月 - 2月、作:別所文/演出:竹内銃一郎、シードホール)[25]
  • ブリキの自発団「好奇心のつよい女」(1988年12月、作・演出:生田萬、青山円形劇場)[26]
  • ブリキの自発団「椅子の下に眠れる人は」(1989年11月、作・演出:生田萬、日暮里サニーホール)- ミツ 役[27]
  • ブリキの自発団「夜の子供」(1990年6月、作・演出:生田萬、浅草六区・天幕劇場)
    • ブリキの自発団「夜の子供2/やさしいおじさん」(1990年7月、作・演出:生田萬、池袋西武屋上)
  • ブリキの自発団「シラノ・ド・ベルジュラック」(1990年11月、作:エドモン・ロスタン/構成・演出:生田萬、ACM劇場)[28]
  • 深沢版・「狸御殿」(1990年12月、作:三谷幸喜/演出:山田和也、博品館劇場)- おまん 役[25]
  • 製作:松竹/制作協力:メジャーリーグ「女たちの十二夜」(1991年7月・8月、作:シェイクスピア/演出:鵜山仁、池袋・サンシャイン劇場ほか)[29][30]
    • 「女たちの十二夜」(1993年12月、作:シェイクスピア/演出:鵜山仁、池袋・サンシャイン劇場)- サー・アンドルー 役[25]
  • ブリキの自発団「ナンシー・トマトの逆襲」(1991年11月、作・演出:生田萬、玉川高島屋アレーナホール/東京バーンホール)
  • 黒テント「ハザマちゃんとスミちゃん」(1992年4月、作・演出:山元清多、本多劇場)[25]
  • フラワーズ・カンパニー・プロデュース「カラマーゾフの兄弟」(1992年7月、作:ドストエフスキー/演出:木野花、スペースゼロ)[25]
  • 竹中直人の会 第3回公演「市ヶ尾の坂〜伝説の虹の三兄弟〜」(1992年9月、作・演出:岩松了、ザ・スズナリ)[25]
  • ブリキの自発団「ブリキノマチノ夏の夜の夢」(1993年5月、演出:生田萬、シアターコクーン)- ヘレナ 役
  • 「ヴァニティーズ」(1993年7月、作:ジャック・ハイフナー/演出:竹邑類、銀座博品館劇場 / 1994年、新神戸オリエンタル劇場)[31][32]
  • トム・プロジェクト「ベンチャーズの夜」(1994年6月、作・演出:岩松了、アクト・セイゲイ・シアター)[33]
    • 片桐はいり一人芝居「ベンチャーズの夜」(2000年1月、作・演出:岩松了、三鷹市芸術文化センター 星のホール)[34]
  • ボーイング・ボーイング」(1995年3月、作:マルク・カモレッティ/演出:竹邑類、池袋サンシャイン劇場/新神戸オリエンタル劇場)[32]
  • 「横浜どんたく―富貴楼おくら―」(1995年、作:小幡欣治/演出:北村文典、御園座)[35][36]
  • 音楽劇「狸御殿」(1996年3月、原作:木村恵吾/脚本:斎藤雅文/演出:宮本亜門、新橋演舞場)[37]
  • トム・プロジェクト「マシーン日記」(1996年9月、作・演出:松尾スズキ、ザ・スズナリ)[38]
    • スズキビリーバーズ「マシーン日記」(2001年7月、作・演出:松尾スズキ、本多劇場ほか)[39]
  • 日本総合悲劇協会「ドライブインカリフォルニア」(1996年12月、作・演出:松尾スズキ、新宿シアターサンモール)- クリコ 役[40]
    • 日本総合悲劇協会「ドライブインカリフォルニア」(2004年4 - 5月、作・演出:松尾スズキ、本多劇場)[40]
  • 青木さん家の奥さん
  • CURATE246-T/#3「かごの鳥」(1997年4月、作:竹内銃一郎、別所文、演出:堤泰之、新宿・シアターサンモール)[25]
  • 昭和歌謡大全集」(1997年7月、原作:村上龍/劇化:清水邦夫/演出:蜷川幸雄、銀座セゾン劇場)[41]
  • 国際交流基金アジアセンター「リア」(1997年9月、作:岸田理生/演出:オン・ケンセン、シアターコクーン他 / 1999年、香港・シンガポール・ジャカルタ・パース・ベルリン・コペンハーゲンを巡演)- 女 役[42]
  • 「ひまわり」(1997年11月、作・演出:竹内銃一郎、彩の国さいたま芸術劇場)[43]
  • ロミオとジュリエット」(1998年1月、作:シェイクスピア/演出:蜷川幸雄、彩の国さいたま芸術劇場)- 乳母 役[44]
  • カメレオン会議「たしあたま ~中島みゆきの歌声にインスパイアされた 詩集のような画集のような「愛と冒険」の劇的アンソロジー」(1998年9月、作・構成・演出:竹内銃一郎、作:松田正隆・枡野幸宏・角田智子、本多劇場)[45]
  • 日本総合悲劇協会VOL.2「ふくすけ」(1998年12月、作・演出:松尾スズキ、世田谷パブリックシアター)- マス 役[39]
  • トム・プロジェクト「王将」(2000年2月、作:北條秀司、演出:松尾スズキ、本多劇場ほか)- 坂田小春[46]
  • シアターコクーン・オンレパートリー2000「キレイ〜神様と待ち合わせした女〜」(2000年6月、作・演出:松尾スズキ、シアターコクーン)- カネコ キネコ 役[47]
    • シアターコクーン・オンレパートリー2005「キレイ〜神様と待ち合わせした女〜」(2005年7月・8月、作・演出:松尾スズキ、シアターコクーンほか)[47]
  • ゴドーを待ちながら」(2000年12月、作:サミュエル・ベケット/演出:佐藤信、世田谷パブリックシアター)[48]
  • トム・プロジェクト「乙女の祈り」(2002年1月 - 2月、作・演出:水谷龍二、本多劇場)[49]
  • 宇宙堂オフィス3○○「詩のしの詩」(2002年6月 - 7月、作・演出:渡辺えり、本多劇場ほか)- 風花徹子 - 役[50][51]
  • 日本総合悲劇協会「轟音」(2002年10月、作・演出:松尾スズキ、草月ホール)[52]
  • シアターコクーン・オンレパートリー2003「ニンゲン御破算」(2003年、作・演出:松尾スズキ シアターコクーン)[52]
  • NODA・MAP第9回公演「オイル」(2003年4月 - 5月、作・演出:野田秀樹、シアターコクーン他)- ノンキダネ、日本人23 役[53]
  • タ・マニネ第3回公演「ワニを素手でつかまえる方法」(2004年2月 - 3月、作・演出:岩松了、渋谷PARCO劇場ほか)- うさぎ(娼婦)役[54]
  • ウーマンリブvol.8「轟天vs港カヲル」~ドラゴンロック!女たちよ、俺を愛してきれいになあれ~(2004年9月、作・演出:宮藤官九郎、サンシャイン劇場)[52]
  • 神奈川芸術文化財団「モノローグ 朗読劇」(2004年11月、演出:宮﨑真子、横浜赤レンガ倉庫 1 号館ホール)[55]
  • トム・プロジェクト「夫婦犯罪」(2006年2月、作・演出:水谷龍二、本多劇場)- 遠山房子 役[56]
  • 大人計画フェスティバル(2006年9月、作・演出:松尾スズキ、旧西落合中学校(多摩センター))[52]
  • 劇団♪ダンダンブエノ 双六公演「砂利」(2007年7月、作:本谷有希子/演出:倉持裕、かめありリリオホールほか)[57]
  • グリング第15回公演「Get Back!」(2007年11月-12月、作・演出:青木豪、ザ・スズナリ)[58]
  • 伊東四朗一座「学おじさん」(2008年10月-11月、作・演出:水谷龍二、本多劇場)- 米村和江 役[59]
  • 大パルコ人 メカロックオペラ「R2C2」~サイボーグなのでバンド辞めます!~(2009年4月 - 6月、作・演出:宮藤官九郎、パルコ劇場ほか)[60]
  • カンパニーデラシネラ「異邦人」(2010年9月-10月、原作:カミュ/演出:小野寺修二、シアタートラム他)[61]
    • カンパニーデラシネラ「異邦人」(2013年2月、原作:カミュ/演出:小野寺修二、世田谷パブリックシアター)[62]
  • 「タンゴ−TANGO−」(2010年11月、作:スワヴォミル・ムロジェック/演出:長塚圭史、シアターコクーン)[63]
  • 劇団、本谷有希子「遭難、」(2012年10月 - 11月、作・演出:本谷有希子、シアターイースト他)[64]
  • 神戸アートビレッジセンター+カンパニーデラシネラ「カルメン」(2013年1月、原作:メリメ/構成・演出:小野寺修二、神戸アートビレッジセンター)[65]
  • パリ日本文化会館+カンパニーデラシネラ「ゲーム」(2013年3月、構成・演出:小野寺修二、パリ日本文化会館 大ホール)[66]
  • ホリプロ小野寺の弟・小野寺の姉」(2013年7月 - 8月、作・演出:西田征史、天王洲 銀河劇場ほか) - 小野寺 より子 役[67]
  • 現代能楽集Ⅶ「花子について」(2014年2月、作・演出:倉持裕、シアタートラム)[68]
  • 佐渡薪能「サイコ」(2014年8月、構成・演出:小野寺修二)[69]
  • Dance New Air 2014「赤い靴」(2014年9月、構成・演出:小野寺修二、青山円形劇場)[70]
  • 日本総合悲劇協会「不倫探偵 ~最期の過ち~」(2015年5月 - 7月、作・演出:天久聖一、松尾スズキ、本多劇場ほか)[71]
  • おどるマンガ「鳥獣戯画」(2015年8月、振付・構成・演出:スズキ拓朗、シアタートラム)[72]
  • 「夜ことふとる女 みたび」-平田俊子 meets 片桐はいり-(2016年5月、演出協力:小野寺修二、山形県酒田市民会館「希望ホール」)[73]
  • 「あの大鴉、さえも」(2016年9月 - 11月、作:竹内銃一郎/上演台本:ノゾエ征爾/演出:小野寺修二、東京芸術劇場 シアターイースト他)[74]
  • 「お勢登場」(2017年2月 - 3月、作・演出:倉持裕、シアタートラム他)[75]
  • おどる童話「まほうの指」(2017年8月、振付・構成・演出:スズキ拓朗)※日替わりゲスト[76]
  • 踊る戯曲IV「BALLO~ロミオとジュリエット~」(2017年12月、振付・構成・演出:スズキ拓朗、東京グローブ座)[77]
  • サンプル「自慢の息子」(2018年8月 - 9月、作・演出:松井周、越後妻有「上郷クローブ座」/ 10月、フランス 国立演劇センタージュヌビリエ劇場)[78]
  • M&Oplays プロデュース「二度目の夏」(2019年7月 - 9月、作・演出:岩松了、本多劇場ほか)- 落合道子 役[79]
  • KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「『未練の幽霊と怪物』ー『挫波』『敦賀』ー」(2020年6月 - 7月、作・演出:岡田利規、KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ他)[80]※COVID-19感染状況ならびに予防対策のため全公演上演中止。6月27・28日に「『未練の幽霊と怪物』の上演の幽霊」のタイトルで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場のYouTubeチャンネルにて配信された[81]
  • 岩井秀人(WARE)プロデュース 第4回「いきなり本読み!」(2020年10月、進行・演出:岩井秀人、浅草フランス座演芸場 東洋館)[82]
  • 「そして春になった」(2020年12月、作・演出:岩松了、本多劇場)[83]
  • KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「未練の幽霊と怪物―「挫波」「敦賀」―」(2021年6月 - 7月、作・演出:岡田利規、KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ他)※2020年に上演される予定だったものの延期公演[84]
  • 東京芸術祭2022 野外劇「嵐が丘」(2022年10月、作:エミリー・ブロンテ/演出:小野寺修二、GLOBAL RING THEATRE(池袋西口公園野外劇場))[85]
  • KOBE Re:Public Art Project 喫茶演劇「あなたが彼女にしてあげられることは何もない」(2023年2月 - 3月、作・演出:岡田利規、兵庫県 神戸市内の喫茶店)[86]
  • 松尾スズキトークセッション~生きちゃってどうしよう60~『松尾×はいり 彼女はもぎり続けた。男はそれをただ見ていた』(2023年12月、スパイラルホール)[87]
    • 「生きちゃってどうすんだ」上映+スペシャルトーク(2024年12月、スパイラルホール)[88]
  • KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「スプーンフェイス・スタインバーグ」(2024年2月 - 3月、作:リー・ホール/翻訳:常田景子/演出:小山ゆうな、KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>)安藤玉恵とWキャスト[89]
  • TIFA2024 Shakespeare’s Wild Sisters Group(Taiwan) X NIWAGEKIDAN PENINO(Japan)「誠實浴池」(2024年4月、作・演出:王嘉明(台湾)・タニノクロウ(日本)、國家戯劇院(台湾))[90]
  • ウーマンリブ vol.16「主婦 米田時江の免疫力がアップするコント6本」(2024年11月 - 12月、作・演出:宮藤官九郎、ザ・スズナリ/松下IMPホール)[91]
  • Shakespeare’s Wild Sisters Group (Taiwan) X NIWAGEKIDAN PENINO (Japan) 「誠實浴池」(2025年9月 - 10月、作・演出:王嘉明・タニノクロウ、城崎国際アートセンター/オーバード・ホール 中ホール/東京芸術劇場 プレイハウス)[92]
  • ヌトミック 新作音楽劇「彼方の島たちの話」(2025年11月、作・演出・音楽:額田大志、シアタートラム)[93]
  • KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「未練の幽霊と怪物-『珊瑚』『円山町』-」(2026年2月 - 3月公演予定、作・演出:岡田利規、KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ他)[94]

WEBドラマ

ラジオ

情報バラエティー

  • あさイチ「プレミアムトーク 片桐はいり▽力を抜いて生き方をラクに」(2022年10月14日、NHK総合)

CM

書籍

著作

  • わたしのマトカ(幻冬舎、2006年3月) ISBN 9784344011359
  • グアテマラの弟(幻冬舎、2007年6月 / 幻冬舎文庫、2011年2月) ISBN 4344013409
  • もぎりよ今夜も有難う(キネマ旬報社、2010年7月) ISBN 9784873763415

アンソロジー

「」内が片桐の作品

  • おでかけアンソロジー 鉄旅・空旅 ときどき、船旅(だいわ文庫、2026年7月)「路面電車に乗って」

脚注

外部リンク

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