男性裸体の素描を持つ画家
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| フランス語: Portrait de l'artiste tenant un dessin d'académie masculine 英語: Portrait of the Artist Holding a Male Academic Drawing | |
| 作者 | ルイス・メレンデス |
|---|---|
| 製作年 | 1746年 |
| 種類 | キャンバスに油彩 |
| 寸法 | 100 cm × 82 cm (39 in × 32 in) |
| 所蔵 | ルーヴル美術館、パリ |
『男性裸体の素描を持つ画家』(だんせいらたいのそびょうをもつがか、仏: Portrait de l'artiste tenant un dessin d'académie masculine, 英: Portrait of the Artist Holding a Male Academic Drawing)は、18世紀スペインの静物画家ルイス・メレンデスが1746年にキャンバス上に油彩で制作した自画像で、画家唯一の肖像画である[1][2]。「Luis Meléndez fac.at año de 1746」という画家の署名と制作年が記されている[1]。作品は、国王カルロス3世の孫セバスティアン・ガブリエル・デ・ボルボン (1811-1875年) のコレクションに由来する。1926年にポール・コソン (Paul Cosson, 1849-1926年) から遺贈されて以来[1]、パリのルーヴル美術館に所蔵されている[1][2][3]。
作品
本作は、メレンデスが王立アカデミーの一等賞を獲得した翌年の1746年に描かれた[3]。後に静物画の名手として名を馳せることとなるメレンデスの、若い画家としての自負を示している。この自画像は、彼が署名した最初の作品でもある。当時、アカデミーの主な教育は古典的な人物スケッチであったが、メレンデスは自身の成果である素描を自信たっぷりに披露している。画面に見られる生き生きとした描写には、メレンデスの肖像画の才能が見て取れる[3]。
この肖像画に示される非常な技巧は、メレンデスがルイ=ミシェル・ヴァン・ローから学んだ経験を反映している[2]。衣服、とりわけフリルがたっぷりとついたシャツがフランスのロココ趣味を反映しているだけでなく、鑑賞者をまっすぐに見据える正面向きのポーズもヴァン・ローの肖像画を思わせる[3]。一方、ハンカチで髪の毛をまとめるのは、昔ながらの芸術家の作業スタイルである[3]。