軽食 (メレンデスの絵画)

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製作年1772年ごろ
寸法105.4 cm × 153.7 cm (41.5 in × 60.5 in)
『軽食』
スペイン語: La Merienda
英語: The Afternoon Meal
作者ルイス・メレンデス
製作年1772年ごろ
種類キャンバス上に油彩
寸法105.4 cm × 153.7 cm (41.5 in × 60.5 in)
所蔵メトロポリタン美術館ニューヨーク

軽食』(けいしょく、西: La Merienda[1] 、または『午後の食事』(ごごのしょくじ、: The Afternoon Meal[2]は、18世紀スペイン静物画ルイス・メレンデス[3] (1716-1780年)[4]が1772年ごろに[5]キャンバス上に油彩で制作した絵画である。19世紀半ばまでマドリードのガスパール・デ・レミサ (Gaspar de Remisa) ・コレクションにあり、その後、20世紀半ばにいたるまで彼の後継者の所有であった。1982年にジャック、ベル・リンスキー (Jack and Belle Linsky) 夫妻の個人コレクションからニューヨークメトロポリタン美術館に収蔵された[2][6]

ルイス・メレンデス『プラム、イチジク、パン、小樽、水差しと、ほかの器のある静物』 (1760-1770年ごろ)、プラド美術館マドリード

本作は、カルロス4世が王太子時代にアランフエス王宮を装飾するためにメレンデスに発注した44点の静物画 (ほぼすべてがマドリードのプラド美術館蔵) と同時期に描かれた[2]。メレンデスは通常、暗色の無地の背景の中、木目のはっきりと見える板のテーブル上にモティーフを配置する[7]。しかし、本作は、風景のある屋外に描かれており、その大きなサイズにおいても例外的なものである。ピクニック用の籠は、作品の伝統的な題名である『午後の食事』 (スペイン語の『メリエンダ 』) に合致し、マドリードの夏の暑さを避けるための貴族の遠足を想起させる。一方で、地元の果物と伝統的な容器は、スペインの文化を称賛している[2]

この静物画は、屋外に様々な果物と2個のパンを描いている。果物は、オークの木の影の下、勾配のある土地を背にして配置されている。左側遠景には田舎の景色が見え、やや雲のある青空の下に丘と若木が望まれる。左側の3つのマルメロや右側の籠の中のブドウが示すように、夏の終わりの光景である。果物はやや低い視点から平らな岩の上に置かれ、その円い形態により記念碑性が与えられている。

マルメロの横にはアンズの載った皿、種が地面にこぼれている、切った白いメロンとその一切れ、プラムがある。右側には、ナイフの上に黄金色の2個のパンがある。パンの後には、皺くちゃの白い布が掛かっている編み籠があり、その籠と小樽の間には青色の縁取りのある白い皿 (プエンテ・デル・アルソビスポ英語版陶器[8]) が見える。ブドウの籠の前の編み籠とメロンの間には、赤ワインの瓶がある。アンズの皿の後には、アルコルコンで製作された茶色の陶器の器[9]が見え、それは逆さまの白い皿で蓋をされているが、隙間から木のスプーンの柄が覗いている。背景には大きな製の水差しがあり、垂直のオレンジ色の光を反射している。作品の構図は幾何学的で、画面は、金色と明るい茶色の色調と対照をなす黄色と緑色の色調を強調する斜めの光によって照らされている。

本作の額縁にはS字型英語版の装飾があり、額縁の角にはロココ様式の小さな浮彫がある[10]

脚注

参考文献

外部リンク

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