硫化パラジウム(IV)

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硫化パラジウム(IV)
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
性質
PdS2
外観 灰色の固体[1] または黒色の結晶性固体[2]、金属性の結晶
関連する物質
その他の
陰イオン
その他の
陽イオン
関連物質
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

硫化パラジウム(IV)(りゅうかパラジウム よん、英語: Palladium(IV) sulfide)は、化学式PdS2で表されるパラジウム硫黄無機化合物である[1]

PdS2は、S-S結合を含むため、S2-イオンとPd4+イオンではなく、形式的にはS22−イオンとPd2+イオンからなるジスルフィドとみなされる[3]。層状の結晶構造をとり、平面四角形構造のパラジウム中心と、三角錐形構造の硫黄中心からなる[2]

合成

硫化パラジウム(IV)は、硫化パラジウム(II)を過剰量の硫黄とともに加熱することで得られる[1]

PdS + S → PdS2

しかし、何ヶ月もの間加熱してもいくつかの開始物質が残る可能性がある。代わりに、塩化パラジウム(II)と過剰量の硫黄を密閉した管内で450 ℃まで加熱し、二硫化炭素で生成物を洗浄することで、PdSを含まないPdS2が得られる[2]

関連する化合物

脚注

関連項目

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