第65回朝日新聞社杯競輪祭
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当大会は、当年12月30日に立川競輪場で行われる、KEIRINグランプリ2023の出場権をかけた最後の一戦となる。当大会開幕直前までに、同レースへの優先出場権を得た選手は以下の3名。
| 古性優作 | 第38回読売新聞社杯全日本選抜競輪・第72回高松宮記念杯競輪・第32回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント 優勝(賞金1位) |
| 山口拳矢 | 第77回日本選手権競輪 優勝(賞金2位) |
| 眞杉匠 | 第66回オールスター競輪 優勝(賞金4位) |
当大会の開幕時点において、上記の優先出場権獲得者以外で賞金ランキング上位者からは、3位の佐藤慎太郎、5位の松浦悠士は誰が優勝しても圏外に落ちる見込みはなく確実。あと、6位の清水裕友もほぼ確実な状況にあり、実質的には残り3枠となっている。7位の深谷知広、8位の脇本雄太については自身が優勝するか上位者の中から優勝者が出ればほぼ確実となるが、9位の新山響平については圏外から優勝者が出るか、または1100万円以上の差があるとはいえ10位の新田祐大に交わされると逆に自身が圏外になりえるという状況にある[3][4]。
このような状況下で、第65回の競輪祭が行われた。
(5位の松浦と)7位の深谷、8位の脇本は決勝進出。9位の新山[5]、10位の新田は準決勝で敗退した[6]。5日目終了時点で、8位の脇本までが当確となり、残る枠は1つとなった。新山と新田とは1000万円以上離れており、またともに準決勝敗退のため順位の変動はなく、あとは眞杉、松浦、深谷、脇本のうち誰かが優勝するとそのまま新山が確定。ただ、他の決勝戦メンバーである松井宏佑、太田海也、簗田一輝、南修二のうち誰かが優勝するとその者に決定し新山は圏外に転落する。なお、北津留翼は1月に悪質失格(先頭員早期追い抜き)したため、もし北津留が優勝した場合は選考委員会での精査次第となり、最悪選考除外される可能性もある[7]。
決勝戦では、オールスターを制覇し既に権利を獲得していた眞杉が優勝したことで、残りの1枠はそのまま新山に決定。これにてKEIRINグランプリ2023に出場する9選手が決定した(補欠は松井宏佑)[8]。
レースプログラム
6日間で各5走。
1次予選では各2走して、着順に応じたポイント(数値設定は前回大会同様)の合計上位選手が、4日目の2次予選に進出した(1-9位はダイヤモンドレースへ)。
| [9] | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 | 7着 | 8着 | 9着 | 棄権 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1走 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
| 2走 | 13 | 11 | 9 |
結果的に進出ボーダーラインは、2次予選Aが15ポイント、2次予選Bが11ポイント(7名中のうち4名)となった[注 1]。
大会前半3日間には、前年までの(ガールズグランプリトライアルレース)から移行してGIに格上げされたガールズケイリン(第1回競輪祭女子王座戦)が組み込まれており、同大会終了後にガールズグランプリ2023の出場者7名が決定した。なお、当項目では女子王座戦決勝戦についても触れる。
昨年迄とは異なり、2・3日目は3日目の特選を除いた女子王座戦の敗者戦を第1・第2Rに持ってきた。
| 21(火) | 22(水) | 23(木祝) | 24(金) | 25(土) | 26(日) | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1R | 1次予選 1 |
L選抜 | L選抜 |
選抜 | 一般 | 一般 |
| 2R | ||||||
| 3R | 1次予選 1 | 1次予選 2 | ||||
| 4R | 選抜 | 選抜 | ||||
| 5R | ||||||
| 6R | 2次予選 B | |||||
| 7R | 1次予選 2 |
特選 | 特選 | |||
| 8R | ||||||
| 9R | L予選 | 2次予選 A | ||||
| 10R | 準決勝 | 特秀 | ||||
| 11R | L準決勝 | L特選 | ||||
| 12R | L決勝 | DMR | 決勝 |
決勝戦
競走成績
| 着 | 番 | 選手名 | 班 | S/J H/B |
個人 状況 |
||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 7 | 眞杉匠 | 1 | 走注(押圧/押上げ) | |||||||
| 2 | 4 | 松井宏佑 | 1 | 走注(斜行) | |||||||
| 3 | 2 | 松浦悠士 | S | S | |||||||
| 4 | 5 | 太田海也 | 2 | 走注(斜行) | |||||||
| 5 | 8 | 北津留翼 | 1 | ||||||||
| 6 | 6 | 簗田一輝 | 1 | ||||||||
| 7 | 9 | 南修二 | 1 | ||||||||
| 8 | 1 | 脇本雄太 | S | ||||||||
| 9 | 3 | 深谷知広 | 1 | JHB | |||||||
配当金額
| 2枠複 |
|
3連複 |
| ||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2枠単 |
|
3連単 |
| ||||||||||||
| 2車複 |
|
ワイド |
| ||||||||||||
| 2車単 |
| ||||||||||||||
レース概要
女子王座戦決勝戦
競走成績
| 着 | 番 | 選手名 | 級班 | S/J H/B |
個人 状況 |
||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 梅川風子 | L1 | ||||||||
| 2 | 1 | 佐藤水菜 | L1 | SJB | |||||||
| 3 | 5 | 柳原真緒 | L1 | ||||||||
| 4 | 3 | 坂口楓華 | L1 | 重注(外帯線内進入/押圧) | |||||||
| 5 | 4 | 尾崎睦 | L1 | ||||||||
| 6 | 7 | 太田りゆ | L1 | ||||||||
| 7 | 6 | 吉川美穂 | L1 | H | |||||||
配当金額
| 2枠複 |
|
3連複 |
| ||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2枠単 |
|
3連単 |
| ||||||||||||
| 2車複 |
|
ワイド |
| ||||||||||||
| 2車単 |
| ||||||||||||||
レース概略
赤板を①佐藤 - ②梅川 - ③坂口 - ④尾崎 - ⑤柳原 - ⑦太田 - ⑥吉川、とほぼ車番の順に通過。打鐘の直前から吉川が仕掛けて3コーナーで一気に先頭に立ち、そのまま先行しHSを通過。やや車間が空いたが二番手の佐藤が1センターから捲りを仕掛け、2コーナーで吉川を交わすとそのまま先頭となり4コーナーを通過。終始佐藤をマークした梅川がゴール前で差して1着。2着は佐藤がそのまま粘り、3着には柳原が続いた[23][24]。
補足
年末のオッズパーク杯ガールズグランプリ2023出場権獲得に向けて、開幕時点で、第1回パールカップ覇者の児玉碧衣、第1回オールガールズクラシック覇者の佐藤水菜は確定。そのほか、選考用賞金ランキング1位の久米詩は逆転される見込みがなく当確。残りの4枠については、賞金ランキング3位の尾方真生、4位の吉川美穂、5位の石井寛子、6位の坂口楓華の4名が僅差であり3位と尾方と6位の坂口とでも70万円弱の差でしかなく、もし圏外から優勝者が出てしまうと、最終日の結果次第でこのうち誰かが圏外に転落するという状況[25]で、決勝戦を迎えた。
決勝戦では、普段はナショナルチームとして活動しているため賞金ランキングでの出場は不可能であり、優勝するしかなかった梅川風子が優勝。石井寛子は準決勝敗退したことで決勝戦4着であった坂口楓華が逆転し、石井寛子が圏外に転落。石井はデビュー年から続けていた、ガールズグランプリ連続出場(前年まで10年連続10回出場)が絶望的となった[26]。
これにより、オッズパーク杯ガールズグランプリ2023は、選考順に、佐藤水菜(2年連続4回目)、児玉碧衣(8年連続8回目)、梅川風子(3年ぶり4回目)、久米詩(初出場)、尾方真生(3年連続3回目)、吉川美穂(初出場)、坂口楓華(2年ぶり2回目)の7人が出場することが決定した(補欠は石井寛子)[27][28]。