1999年5月に沅陵県城関鎮で1号漢墓が発見され、同年の6月から9月にかけて発掘がおこなわれた。墓葬は長方形の竪穴土坑墓である。墓中から「呉陽」印が出土したことから、墓主は長沙王呉臣の子の沅陵侯呉陽であると判明した。
出土した竹簡は1336枚で、「黄籍」「日書」「美食方」に大別される。「黄籍」は「黄簿」ともいい、郡国が中央政府に報告した戸籍・田畑・賦税・兵器などの基本台帳である。「日書」には首簡に「閻氏五勝」、最終簡に「閻氏五生」と題した一編がある。「美食方」は諸侯のための宮廷料理のレシピである。