裏山遺跡
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裏山遺跡は、戦国時代の武将・上杉謙信の居城春日山城から東南にのびる丘陵末端の、「主丘」と呼ばれる標高92メートルの尾根上に位置する[2]。ここは日本海を望み高田平野全体を見渡すことができる立地である。当遺跡は高地性集落が発見された県内最初の遺跡であり[3]、また北陸では数少ない環濠集落でもある[4]。
遺構は尾根(主丘)とその周辺の約2000平方メートルの平坦地にあり、8軒の竪穴建物跡と3条の環濠が検出されている。高田平野を望む北端の斜面にせり出すように竪穴建物が並んでおり、南側には大きな広場と3条の環濠を持つ。出土した弥生土器は弥生後期のものが大半を占めており、短期間に営まれた遺跡であることがわかる。また、土器以外の出土遺物として環状石斧や石剣、投弾を思わせる多数の礫など、戦いを想起させるものが多数発見されている。このことから、弥生時代後期の倭国大乱に関係する防御的な高地性集落と考えられている[3]。
保存の経緯
文化財
出土した遺物は上越市埋蔵文化財センターに保管され、内102点が2012年(平成24年)3月27日に新潟県指定有形文化財に指定されている[1]。
