顕示比較優位

From Wikipedia, the free encyclopedia

顕示比較優位(けんじひかくゆうい、: Revealed comparative advantage)は、国際貿易のデータを基に国の産業の比較優位の程度を測る指標のこと[1]デヴィッド・リカードの比較優位の原理に基づいた指標である。英語の頭文字をとってRCAとも呼ばれる。ベラ・バラッサ1965年の論文で最初に用いられた指標であることから、バラッサ指数(英: The Balassa index)とも呼ばれる[1]

の産業の顕示比較優位は

のように定義される。ただし、は国の産業からの輸出額、は産業の数、は国の数である。このように、顕示比較優位は、国の総輸出額に占める産業からの輸出額の比率を、それの全ての国における値で割ったものである。

  • であるとき、国は産業に比較優位があると解釈する。
  • であるとき、国は産業に比較優位がないと解釈する。

経済ベース分析英語版の概念を貿易の文脈で応用したものであると言える。

2010年のデータによると、大豆の世界全体における輸出額は420億ドルで、世界の総輸出額の0.35%を占めた。ブラジルの総輸出額は1400億ドルで、大豆の輸出額は約110億ドルであった。つまり、ブラジルの総輸出に占める大豆の輸出のシェアは7.9%であった。このとき、7.9/0.35 = 22であるので、ブラジルは世界平均に比べて22倍多くのシェアの大豆を輸出していると言える。このとき、ブラジルは大豆に比較優位があると言う。

応用例

問題点

出典

Related Articles

Wikiwand AI