類鼻疽
From Wikipedia, the free encyclopedia
類鼻疽(るいびそ、英:melioidosis)とは、類鼻疽菌(バークホルデリア・シュードマレイ(Burkholderia pseudomallei) )感染を原因とする人獣共通感染症。
メリオイドーシスとも言う。[1]
疫学
ヒト感染症
感染症法の三種病原体に指定されており、糖尿病や免疫不全ほか基礎疾患群から検出されやすい[1]。肺炎や敗血症を起こす。敗血症下の致命率は50% - 90%と高く致命的である。[1]
家畜伝染病
日本では家畜伝染病予防法において届出伝染病に指定されており、対象動物は牛、水牛、しか、馬、めん羊、山羊、豚、いのしし。
多くの動物では急性例では発熱、食欲不振などを呈し、慢性例では食欲不振、元気消失が見られる。豚では不顕性感染を示す。全身のリンパ節や諸臓器に乾酪化結節や膿瘍を形成する(鼻疽様結節)。ワクチンは存在せず、感染した家畜は治療を行わずに屠殺することが最善である。治療にはミノサイクリンやピペラシリンなどが有効である。[1]
感染から発症までは一定せず、数時間から20数年と幅がある。