D中間子
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D中間子は、1976年にSLAC国立加速器研究所のマーク1加速器を用いて発見された[2]。
D中間子は、1つのチャームクォーク(または反チャームクォーク)を含む最も軽い粒子であるため、崩壊の際には、(反)チャームクォークをその他の(反)クォークか別の素粒子に変換する。そのため、粒子内部のチャームは保存されず、弱い相互作用のみが働く。D中間子では、チャームクォークは、Wボソンの交換により優先的にストレンジクォークに変換され、そのためD中間子は、K中間子またはパイ中間子に優先的に崩壊する[1]。
2011年11月、欧州原子核研究機構で行われたLHCb実験で、電荷の無いD中間子の崩壊において、標準模型を超える可能性のあるCP対称性の破れを直接観測したと発表された[3]。