スピンが3/2ということは、デルタ粒子を構成する3つのクォークは、3つのうち1つが反対の方向を向いている核子とは異なり、全て同じ方向を向いていることを示している。このスピン配列は、アイソスピンの量子数3/2によって補完され、Δ+、Δ0を1/2のアイソスピンを持つ核子と区別する。
デルタ粒子のファミリーは、電荷が異なる4つの粒子で構成される。これらは、デルタ粒子を構成するアップクォークとダウンクォークの電荷を足し合わせた値になる。また電荷が反対のアンチクォークから構成される4種類の反粒子も存在する。+2の電荷を持つΔ++の存在は、クォークモデルの発展に決定的な手掛かりになった。