本機に先行する、M2-F1とM2-F2のリフティングボディ再突入形態は、宇宙からの有人リフティングボディ再突入のコンセプトを実証した。
1967年5月における飛行中、M2-F2は操縦不能に陥り、着陸に失敗した。左尾翼がもげ、着陸装置が破壊されていた。さらに外部骨格にも内部構成にもダメージを受けていた。
M2-F3としての再建にあたり、NASAによる再設計には以前の実験で得られた貴重な情報が寄与している。さらに失敗について、パイロットから横方向の制御に問題があるとの指摘をうけ、制御力を得るために今までの垂直尾翼二枚の間に第三の垂直翼をつける修正を行った。3年後、再建と再設計の努力でM2-F3は飛行準備が整った。再設計の際にはドライデン飛行研究センターのエンジニアはエイムズ研究センターとアメリカ空軍と共に働いた。最初は取り返しのつかない損傷に見えたが、元製造者ノースロップは修理をし、再設計の通り修正した。
3年後再建と再設計の努力でM2-F3は飛行準備が整った。第三の尾翼は非常によい安定をもたらし、またパイロット誘導振動(PIO)の可能性を大きく除去した。