X-8 (ロケット)
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エアロジェット・ジェネラル X-8 (Aerojet General X-8) はアメリカ合衆国の開発した観測ロケット。エアロジェット社が開発し、初打ち上げは1947年11月24日。分類上はXナンバーが与えられている。
アメリカ空軍向けの高層大気観測用ロケットとして開発された。単段式液体燃料ロケットであり、固体ロケットブースタを付加して用いられた。姿勢制御はスピン安定法をとる。機体の尾部には3枚のアルミニウム製安定翼を設けられている。先端部の観測機器ペイロードは約70kg。発射時は87度の角度に立てられた発射レールを用いる。
X-8としての生産数は108基。搭載エンジンが異なるサブタイプがあり、X-8:68機、X-8A:34機、X-8B:1機、X-8C:2機、X-8D:3機となっている。X-8は観測ロケット・エアロビーに発展し、この派生型は1985年までに1,000基以上が打ち上げられた。
諸元
- 全長: 6.16 m
- 全幅: 1.6 m
- 全高: 0.38 m
- 自重: 61.2 kg
- 全備重量: 498 kg
- 翼面積: 3.34 m2
- エンジン
- 本体: 液体燃料ロケット 推力1,180kg✕1
- 燃料: アニリン/アルコール 102L, 酸化剤 193L
- ブースター: 固体燃料ロケット 推力8,165kg✕1
- 本体: 液体燃料ロケット 推力1,180kg✕1
性能
- 最大速度: マッハ6
- 最高高度: 244 km