MacOS High Sierra
macOSシリーズの14番目のバージョン。
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macOS High Sierra(マックオーエス ハイ シエラ)は、Appleが開発したMac向けのオペレーティングシステム (OS)。macOSシリーズの14番目のバージョンである。バージョンナンバーは10.13。macOS Sierraの後継バージョンとして、2017年6月5日(太平洋標準時)に発表され、同年9月26日より無償配布されている[3][4]。セキュリティアップデートは2020年11月12日が最後で、終了している[5]。
一般リリース
2017年9月26日[1]
最新の安定版
10.13.6 (17G14042) - 2020年11月12日
| macOS High Sierra | |
|---|---|
| macOS ファミリー | |
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| 開発者 | |
| Apple | |
| ウェブサイト | https://apps.apple.com/jp/app/macos-high-sierra/id1246284741?mt=12 |
| 一般リリース | 2017年9月26日[1] |
| 最新の安定版 | 10.13.6 (17G14042) - 2020年11月12日 |
| ソースモデル | オープンソースのコンポーネントを用いたクローズドソース |
| ライセンス | APSL・ソフトウェア利用許諾契約・秘密保持契約 |
| カーネル型 | ハイブリッドカーネル (XNU) |
| 更新方式 | Mac App Store |
| プラットフォーム | x86-64 |
| 先行品 | macOS Sierra (10.12) |
| 後続品 | macOS Mojave (10.14) |
| サポート状態 | |
| 終了[2] | |
概要
対応環境/システム条件
必要要件は、一つ前のメジャーアップデートであるmacOS Sierraの時と変更がない[7]。
- iMac (Late 2009) 以降
- MacBook (Late 2009) 以降
- MacBook Pro (Mid 2010) 以降
- MacBook Air (Late 2010) 以降
- Mac mini (Mid 2010) 以降
- Mac Pro (Mid 2010) 以降
特徴
これまでのmacOS同様に、The Open Groupに正式に認定されたUNIXである[8]。
多数の書体が付属する[9]。
新機能
- Apple File System (APFS)
- APFS(Apple File System)は、2016年6月13日に開催されたWWDC 2016の基礎講演にて発表され、2017年1月24日より配信されたiOS 10.3で初めてiOSに使用されたHFS+後継のファイルシステムである。ただし初期リリースではFusion Driveやハードディスクがサポートされない等、完成に到らなかったため、オールフラッシュストレージのMac以外では、HFS+が引き続き利用されることになった[10][11]。10.13.6(17G65)より後にリリースされた、MacBook Pro (2018)専用のHigh Sierraでは、外部HDDでもシステムディスクとして使う場合にAPFSが必須となっている。
- H.265 (HEVC)
先代のH.264/MPEG-4 AVCよりも優れた圧縮効率を持ち、4K動画にも対応したH.265動画圧縮規格に対応し、対応GPUでの高速エンコードができる[要出典]。
- HEIF
- 静止画像ファイル規格として、High Efficiency Image File Format (HEIF) にも対応。
- Metal 2
- Metalよりも高効率になり、外付けGPUの利用やGPUを利用した機械学習にも対応する[12]。
- Core ML
- 機械学習(Machine Learning)のフレームワークが整理された[13]。
- Virtual Reality
- 高機能なGPUとHTC Vive VRヘッドセットの組み合わせでバーチャルリアリティを実現する[14]。
- 改良された二言語入力
- 日本語と英語の組み合わせで、入力言語を切り替える必要がなくなる。
- サードパーティー製のNVMe SSDのサポート
- Sierraまでは純正のNVMe SSDのみのサポートだったが、High Sierraにてサードパーティー製のNVMe SSDがサポートされ、NVMe対応のM.2 SSDがディスクとして認識されるようになった。
インテルVROCのサポート
複数のNVMe SSDをRAID構成してHigh Sierraのインストールと起動が可能。現時点ではApple T2チップ搭載のiMac Proのみ対応。
- EFICheck
- 改竄を防ぐため、週に一回EFIの整合性が自動確認される[15]。
廃止された機能
- インテルVROC非対応のRAIDディスクでのインストールとOS起動
- RAIDディスクへのインストールとOS起動には、インテルVROC対応か、Core StrageのFusion Driveである必要がある。前者はファイルフォーマットがAPFSに、後者はHFS+になる。なおOSインストール目的以外でのRAID構成は従来通り可能。
FTP
telnet
OpenSSL
Boot Camp
macOS High Sierraは、Boot Camp経由でWindows 7およびWindows 8.1が使用できる最後のmacOSとなった[18][19]。次のmacOSであるmacOS MojaveではWindows 10のみが使用可能とされた[20]。