ご存知遠山の金さん

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ジャンル 時代劇
原作 陣出達朗(クレジットなし)
魔久平(クレジットなし)
ご存知遠山の金さん
ジャンル 時代劇
原作 陣出達朗(クレジットなし)
魔久平(クレジットなし)
脚本 小川英
四十物光男
遠藤仁
ちゃき克彰
原野立
櫻井康裕
有馬泉
田波靖男
池田一朗
美濃悠二
長野洋
武野勝
中野顕彰
山本英明
今村文人
安藤豊弘
監督 林伸憲
鳥居元宏
荒井岱志
岡本静夫
松尾正武
井沢雅彦
河野寿一
佐々木康
出演者 市川段四郎
市川銀之助
桂小金治
田坂都
工藤堅太郎
谷村昌彦
楠年明
ほか
ナレーター 山口幸生(ノンクレジット)
音楽 小川寛興
オープニング 親分&子分ズ「遠山の金さん」
製作
プロデューサー 宮崎慎一(NET)
片岡政義(NET)
斎藤侑(東映)
宮川輝水(東映)
制作 NET
東映
放送
放送局NET
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1973年10月7日 - 1974年9月22日
放送時間日曜20:00 - 20:55
放送枠テレビ朝日日曜夜8時枠時代劇
放送分55分
回数51

特記事項:
遠山の金さんシリーズ第2作目
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ご存知遠山の金さん』(ごぞんじとおやまのきんさん)はNET1973年10月7日から1974年9月22日にかけて日曜20時枠で放送された市川段四郎主演による連続テレビ時代劇。全51話。

原作は陣出達朗。前週まで放映された『遠山の金さん捕物帳』の後番組で新シリーズ。「舞台に専念したい」との理由[1]で金さん役を降板した中村梅之助の後を受け、歌舞伎役者で当時27歳[2]市川段四郎江戸北町奉行・遠山金四郎に扮した。NET東映京都制作による『遠山の金さん』シリーズの第2作目にあたる。

梅之助の後任として慎重に選考する上で、「前任(梅之助)のイメージが強すぎて、既成のタレントではすぐには二代目[3]たり得ない。まして、マスコミずれしているような人では困るので、本作一本に取り組める人」ということで、歌舞伎界から段四郎の他、市川猿之助 (3代目)澤村精四郎市川銀之助が候補に挙がっていた[4]。歌舞伎界以外でも津川雅彦や、この2年後(1975年開始版『遠山の金さん』)より主演・金四郎役を務めることになる杉良太郎も候補に挙がっていたが、津川は「イメージ的に違う」、杉は「(『大江戸捜査網』『旅人異三郎』と当時の東京12チャンネル(現・テレビ東京)で主演作が続いていたこともあって)東京12チャンネルが離さない」と判断されて、この時は見送られたという[5]

主人公の金さんを除いて設定・登場人物が一新された一方で、タイトルバックの映像およびOP・EDの主題歌については、前番組と全く同じものが使用されるなど、前番組からの連綿性が意識されている。 抜け忍で「からす小僧」を名乗る義賊だったが第1話で金さんに助けられて改心し、以後は密偵役となって金さんに協力する弥太郎を歌舞伎役者・市川銀之助が演じた。

なお、時代劇専門チャンネルにて初放送された際、一部の回に次回予告がついていなかった。また、その次回予告も、第34話の予告篇(第33話本編終了後)から使われる曲が異なっていた[6]。一部の回の予告ではメインゲストを紹介することもあった。更にその第34話以降はこれまでと違い、いきなりOP映像ではなく、アバンタイトル[7]からOP映像という流れを辿った[8][9]

逸話として、段四郎は元々胸毛が濃く(これは澤瀉屋における遺伝でもあるとのこと)、白洲で桜吹雪を見せるシーンの時に胸毛まで見えては具合が悪いということで、2日に一度、胸毛を剃って撮影に臨んでいたという[5]

キャスト

江戸北町奉行。なめくじ長屋をねぐらにし、「樽平」に入り浸っている。第18話で古い友人に正体を悟られまいと、珍しく白洲で桜吹雪を見せなかった。その第18話よりおよそ5年前に奉行に着任した[10]と同話内で述べている。第21話では部下の浅見共々偽物が現れた。第24話では珍しくお白州が開かれず、浅見ら与力3人と共に亀川藩の江戸藩邸に乗り込み、江戸家老の岩田主膳らの悪事を糺すと同時に、遠山自ら金さんの正体を明かした。また、第42話では白洲では無い場所で遠山として悪人と対峙し、桜吹雪もその状態で見せるという珍しい演出が見られた。また、その第42話での様子から、「遠山 = 金さん」であることは、奉行所内では公然の秘密になっているものと考えて差し支えない。しかし結局、前作とは異なり正体を明かすことはしなかった。
金さんの密偵。元義賊の「からす小僧」。前作の虎吉にあたる人物。第1話で金さんらのなめくじ長屋に引っ越してきた。同話で遠山から白洲での裁きの後、住まいを変えてほしいと懇願されたが、そのまま居座って夜泣き蕎麦屋をやりながら密偵に。浅見とともに金さんの正体を知る数少ない人物。第18話でお町と同業の瓦版屋に転業した。身軽なのは軽業師の出だからであることが何度か言及されている。第45話を最後に画面から退場したが、劇中での説明は特に無かった。
居酒屋「樽平」の主人。最初、金さんを板前にしたがっていた。 特に後半期(第34話以降)は出演しない回が多く、第36話が最後の出演となった。
樽平の娘。典型的な跳ねっ返りだが、美人比べにエントリーされたことがある。金さんに惚れている様子でもあるが、他の男にももてないわけではない。
甲州の出であるチンピラ。背中に昇り竜の入れ墨をしている。金さんから「兄貴」「兄ぃ」などと呼ばれる。子供に好かれやすい。蜘蛛が苦手。「樽平」の常連で、なめくじ長屋に住んでおり、事件のきっかけになることも多い。小さい頃に母親と生き別れた経験を持つ。第36話でその母親が見つかりそうになるが・・・。髪型は当初、月代の町人髷だったが、途中からムシリの町人髷に変更されている。
岡っ引。大いに驚くとしゃっくりが出るため、初期は「しゃっくりの親分」と呼ばれることもあったが、そう呼ばれると怒る(話数の経過と共にしゃっくりの設定は消滅)。前作の文三同様に威張ってはいるが、文三ほどは金さんを殊更に目の敵にはしない(が、弥太郎と共に目はつけている模様)。岡っ引きとしては無能な部類。第31話以前の時点では2回の結婚経験があった。
伝助の子分。素っ頓狂な見た目よりはまともなことを言う。調子が良く余計なことを言うので伝助に叱られることもある。「ネズミの忠太」と伝助から呼ばれることがある。下っ引き仲間もいるが、そのうちの一人を第41話で殺害されている。
瓦版屋。元は孤児。瓦版屋の仕事と正義感との板挟みに悩んだこともある(第15話)。第33話を最後に姿を消すが、劇中での説明は特に無かった。
なめくじ長屋住まいの駕籠かきでやや小太り。相棒の亀三とともに「樽平」の常連。次作『ご存じ金さん捕物帳』第20話にも顔を見せている。
鶴吉とコンビを組む駕籠かきで同じくなめくじ長屋住まい。こちらはひょろっとしている。彼も又、亀三とともに次作『ご存じ金さん捕物帳』第20話に登場した。
前作の内藤や高崎と同じ役回りを務める北町奉行所与力(ただし、筆頭与力ではない)であり、金さんの正体を知っている人物。悪人捕縛の際に捕り方の先頭にいる人物。少なくとも第17話より5年前には北町奉行所で働いていた[10]ことから、ほぼ同時期に遠山と知り合っている可能性がある。彼もまた遠山を「殿」と呼ぶ。「樽平」などへの来店はほとんどなく、遠山=金さんと会う時は、番屋か奉行所内が多い。
  • 本作にもナレーターがおり、前作と同じ人物だと思われる。ただし、ノンクレジット[11]
一応は僧侶。しかしながらインチキ坊主とされている。レギュラーではないが2回のメインゲスト歴(第19話、第24話)がある。演じた佐藤蛾次郎は第2話にも登場するが、ここでは別の役を演じている。

スタッフ

  • 原作:陣出達朗(クレジットなし)、魔久平(クレジットなし)
  • 特技:宍戸大全
  • プロデューサー:宮崎慎一(NET)(第1話 - 第33話)、片岡政義(NET)(第34話 - 第51話)、斎藤侑(東映)(第5話 - 第51話)、宮川輝水(東映)
  • 脚本:小川英四十物光男遠藤仁、ちゃき克彰、原野立、櫻井康裕、有馬泉田波靖男池田一朗美濃悠二長野洋武野勝中野顕彰山本英明、今村文人、安藤豊弘
  • 音楽:小川寛興
  • 脚本協力:ジャック・プロダクション
  • 撮影:安達重穂、平山善樹、羽田辰治、木村誠司、脇武夫、森常次、柾木兵一、脇治吉
  • 照明:林春海、佐々木政一、岡田耕二、椹木儀一、松井薫、岩見秀夫、藤井光春
  • 録音:諸熊秀喜、矢部吉三、墨関治、髙井唯夫、面屋竜憲
  • 美術:宇佐美亮、寺島孝男、中島哲二、塚本隆治、鈴木孝俊
  • 助監督:上杉尚祺、内沢豊、岡本静夫、曽根勇、太田雅章、西垣吉春、福井司、津島勝、古市真也、矢田清已
  • 記録:野崎八重子、石田芳子、藤原凪子、篠敦子、長岡君枝、竹田ひろ子、平井宇津江、牛田二三子
  • 整音:浜口十四郎、山根定男、草川石文、加藤正行
  • 編集:岩本光司、西村政治
  • 衣裳:上野徳三郎、石丸勝也、東京衣裳
  • 美粧:堤野正直、井筒俊彦、河田福司、今義已、東和美粧、林三郎
  • 結髪:河野節子、水巻春江、浜崎喜美江、東和美粧
  • 美粧結髪:東和美粧
  • 装置:曽根美装、青木茂雄
  • 装飾:山中忠知、仲川信宏、清原和雄、岩崎千寿、竹内敏行、窪田治
  • 擬斗:三好郁夫、菅原俊夫、土井淳之祐(東映剣会)※東映剣会の表記は第10話から。
  • 計測:津田宗之、佐賀彰、水島淳一、山口鉄雄、宮川俊夫
  • 演技事務:川髙敏夫、本多和雄
  • 進行主任:喜多外志之、藤野清、杉浦満州男
  • 現像:東洋現像所
  • 監督:林伸憲鳥居元宏荒井岱志、岡本静夫、松尾正武、井沢雅彦、河野寿一佐々木康
  • 制作:NET東映

主題歌

放映リスト

関連項目

脚注

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