イギリス国鉄365形電車

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イギリス鉄道365形電車
ネットワーカー・エクスプレス
基本情報
運用者 イギリス国鉄ネットワーク・サウスイースト英語版
ウェスト・アングリア・グレート・ノーザン英語版
コネックス・サウス・イースタン英語版
サウス・イースタン・トレインズ英語版
ファースト・キャピタル・コネクト
ゴヴィア・テムズリンク・レールウェイ(グレート・ノーザン)
アベリオ・スコットレール
製造所 ABB ヨーク工場英語版
製造年 1994年 – 1995年[1]
製造数 41本
運用開始 1996年12月9日
運用終了 2021年5月15日
主要諸元
編成 4両
電気方式 交流25000 V 50 Hz 架空電車線
直流750 V 第三軌条
最高速度 100 mph (161 km/h)(交流区間)[1]
90 mph (145 km/h)(直流区間)
編成定員 239席
編成重量 151.62 t
車体長 20.89 m(先頭車)
20.06 m(中間車)
車体幅 2.81 m[1]
車体高 3.77 m
主電動機 G354CX三相交流誘導電動機GECアルストム製)[2]
編成出力 1,256 kW (1,684 hp)
制御装置 GTO素子VVVFインバータGECアルストム製)
保安装置 AWSTPWS英語版
備考 ネットワーカーファミリー
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365形「ネットワーカー・エクスプレス」英語: Class 365 Networker Express)はイギリス電車である。ネットワーカーファミリーの一員として、イギリス国鉄最末期の1994年から1995年にかけてABB[注 1]ヨーク工場英語版[注 2]で製造された。

1990年代前半、国鉄のうちロンドンを中心としたイングランド南東部を担当していたネットワーク・サウスイースト英語版では、ネットワーカーファミリーの車両の導入が進んでおり、直流電化区間用としては465形466形英語版「ネットワーカー」が、非電化区間用としては165形英語版166形「ネットワーカー・ターボ」が実用化されていた。さらなる派生型の開発も行われており、このうち371形・381形英語版「ユニバーサル・ネットワーカー」は交直両用電車であった。しかし、予算不足により開発は進まず、1992年には代わりの車両が必要となったため、465形1本を改造して試験を行ったうえで、4両編成の交直両用電車41本の調達が決定された[3][4][5][6]

仕様

365形は交直両用電車とされているものの、交流電化(25000 V 架空電車線方式)区間と直流電化(750 V 第三軌条方式)区間を直通する運用についたことはなく、集電装置も基本的にパンタグラフと集電靴のどちらかしか装備していない。

365501編成から365516編成までの16本はロンドン南側の直流電化区間向けとして製造され、集電靴のみを装着していた[7]。これに対し、365517編成から365541編成までの25本は当初から交流電化区間のグレート・ノーザン・ルート英語版で使用されており、これらはパンタグラフのみを備えていた。

2004年には前者全てがグレート・ノーザン・ルートへ転属したが、この際パンタグラフの設置と同時に集電靴が取り外されている。この工事はボンバルディア・トランスポーテーションによってドンカスター工場英語版で行われた[8]。なお、この他にも365502編成が落成後の試験と2002年から2003年にかけての短期貸出で交流電化区間を走行している。

最高速度は集電靴使用時には90 mph (145 km/h)、パンタグラフ使用時には100 mph (161 km/h)である[9][10]

交流電化区間での走行時においても、集電された電気は一旦直流に変換された後、三相交流誘導電動機を駆動するため交流に逆変換される。

編成中の機器構成は以下の通り。

ブレーキ方式はディスクブレーキに加え発電ブレーキが採用されている。また、ネットワーカーファミリーの共通仕様として、空転防止装置がすべての車軸に取り付けられている[11]

車内設備としては、LED式の車内案内表示装置が取り付けられているほか、自動放送装置も備えられている[10]

前面デザインは当初465形・466形同様のものであったが、乗務員室への空調設置のため変更された。

所有

365形は国鉄の他の車両と異なり、国鉄が所有権を持たず、リースによって使用していた。

ほどなくして行われた国鉄民営化英語版では、車両リース会社のエバーショルト・レール・グループ英語版が国鉄の代わりに365形を借り、列車運行会社に又貸しするという方法がとられることになった[12]

しかし、2019年8月には当初のリース契約の条文に基づき国有化されることになり、以降は運輸省が子会社を通して所有している[13][14]

運用

愛称

脚注

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