エブラウクス
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『ブリタニア列王史』によれば、彼の父はメンプリキウス王である。この王は20年間圧政を敷き、息子であるエブラウクスと妻を捨てて男色に耽った。父の死後、エブラウクスは王位を継ぎ、39年間ブリテン島を統治した。彼は長身で、怪力無双であると賞賛されている。彼はトロイのブルータス以来初めてガリアに対して戦争を仕掛けた。この戦いにおいて彼は略奪を行い、多くの金銀を祖国へ持ち帰った。
彼は2カ所に居留地を建設した。一つは「カール・エボラクウ(エブラクウスの街エボラクム、の意味)」である。これはハンバー川の対岸に建てられた。後のヨーク(ウェールズ語:Efrog)である。 もう一つはアルクッド市及び城塞アグネットである。これはアルバニア(オールバニ)に建てられた。これは「乙女の城」や「悲しみの山」と呼ばれた。現在のダンバートンにあたる。
エブラウクスには20人の妻がおり、20人の息子と30人の娘を設けた。その娘の中には、当時ブリタニアとガリアで最も美しい娘とされていたガラエスもいた。 彼の娘たちは全員イタリアのアルバ・シルウィウスの元へ送られた。そこで彼女たちはトロイア人の貴族と結婚をした。彼の息子たちは、ウィリデ・スクトゥム(緑の楯)のブルータス以外全員、アッサラクを指揮官にしてゲルマニアを征服した。
エブラクウスの死後、息子のブルータスが緑盾王ブルータスとして王位に就いた。