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ゲイリー・サンチェス

ドミニカ共和国の野球選手 From Wikipedia, the free encyclopedia

ゲイリー・サンチェス・ヘレーラGary Sánchez Herrera, 1992年12月2日 - )は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のプロ野球選手捕手)。右投右打。MLBのミルウォーキー・ブルワーズ所属。

生年月日 (1992-12-02) 1992年12月2日(33歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
230 lb =約104.3 kg
概要 ミルウォーキー・ブルワーズ #99, 基本情報 ...
ゲイリー・サンチェス
Gary Sánchez
ミルウォーキー・ブルワーズ #99
ニューヨーク・ヤンキース時代
(2016年9月27日)
基本情報
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
出身地 サントドミンゴ
生年月日 (1992-12-02) 1992年12月2日(33歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
230 lb =約104.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2009年 アマチュアFA
初出場 2015年10月3日
年俸 $8,500,000(2025年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
派遣歴
国際大会
代表チーム ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
WBC 2023年
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ヤンキースの捕手シーズン本塁打の歴代最多記録保持者である。 愛称はクラーケン[1]

経歴

プロ入りとヤンキース時代

2009年6月20日にアマチュア・フリーエージェントでニューヨーク・ヤンキースと契約してプロ入り。

2010年マイナーリーグのルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキースとA-級スタテンアイランド・ヤンキースでプレーした。

2011年はA級チャールストン・リバードッグスでプレーした。

2012年はA級チャールストンとA+級タンパ・ヤンキースでプレーした。

2013年はA+級タンパでプレー後、8月3日からAA級トレントン・サンダーに昇格[2]。シーズン終了後の11月20日に自身初の40人枠入りを果たした[3]

2014年3月12日にAA級トレントンへ異動した。

2015年、マイナーではAA級トレントンとAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレーした。マイナーのシーズン終了後の9月12日にメジャー初昇格を果たし、10月3日のボルチモア・オリオールズ戦でメジャーデビュー[4]。その後もう1試合に出場し、計2試合でメジャーの経験を積んだ。

2016年は8月に入ると常時出場機会を得るようになった[5]。このチャンスを掴んだサンチェスは打率.389、11本塁打、21打点という新人離れの好成績を記録。捕手では史上初のプレイヤー・オブ・ザ・マンス(月間MVP)とルーキー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀新人)の同時受賞を達成した[6]。デビューから51試合目で20本塁打に達し、ウォーリー・バーガー英語版と並んでMLB史上最速タイの記録だった[7]。53試合の出場で打率.299、20本塁打、42打点を記録した。

2017年はシーズン開幕前の2月7日にシーズンを優先するため、第4回WBCドミニカ共和国代表への不参加の意思を表明した[8]。シーズンでは8月24日のタイガース戦で5回にマイケル・フルマーから死球を受け、6回裏にトミー・ケインリーが報復としてミゲル・カブレラに対して背後を通過する投球を行い退場になった際に、カブレラがオースティン・ロマインと口論になり殴打し、両チームから選手が入り乱れる乱闘になった際に、サンチェスもカブレラを殴打した[9]。8月25日にMLBより4試合の出場停止処分を受けた[10]。9月14日のオリオールズ戦でシーズン31号本塁打を放ち、ヨギ・ベラ1952年1956年)およびホルヘ・ポサダ2003年)が記録した捕手のシーズン本塁打球団記録を更新した[11]。最終的には自身初めて規定打席に到達し、122試合の出場で打率.278、33本塁打、90打点を記録した。

2018年4月26日にミネソタ・ツインズの守護神のフェルナンド・ロドニーから自身初のサヨナラ本塁打となる3点本塁打を打ち、チームは4-3で勝利した[12]。2018年6月24日に、一塁を踏んだ際に鼠蹊部を故障した。その後、故障者リストに入ったため、控え捕手としてロマインが昇格した。7月24日に同じ鼠蹊部の容態が悪化したため、再び故障者リストに入った[13]。レギュラーシーズンでは、89試合に出場して打率.186、18本塁打、53打点を記録した。オフの11月8日に利き腕ではない左肩の手術を受けた[14]

2019年8月23日のロサンゼルス・ドジャース戦で通算100本塁打を記録したが、通算試合数としてはライアン・ハワードに次ぐ歴代2位の355試合という早さであった[15]。9月3日のレンジャーズ戦では1試合2本塁打を記録し、シーズン34号本塁打で自身の持つ捕手としての球団記録を更新した[16]。規定打席には到達しなかったが、106試合で打率.232、34本塁打、77打点などを記録した。

2020年新型コロナウイルスの影響で60試合の短縮シーズンとなる中で成績を落とし、49試合で打率.147、10本塁打、24打点だった[17]。9月には、監督のアーロン・ブーンによりベンチに下げられ、控え捕手の立場に追いやられる事もあった[18]。守備面では、MLBで最多の6失策を記録した[19][20]。同年オフにはMLB昇格前の2013年以来7年ぶりとなるドミニカウィンターリーグリーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・デ・ラ・レプブリカ・ドミニカーナ(LIDOM)に参加[21]トロス・デル・エステ英語版に所属した[21]

2021年は117試合出場して、打率.204、23本塁打、54打点、OPS.730を記録した[22]

ツインズ時代

2022年3月13日にジョシュ・ドナルドソンアイザイア・カイナー=ファレファベン・ロートベットとのトレードで、ジオ・ウルシェラと共にミネソタ・ツインズへ移籍した[23]。この年は128試合出場して、打率.205、16本塁打、61打点、OPS.659を記録した[22]。オフの11月6日にFAとなった[24]

2023年はシーズン開幕前の3月に開催された第5回WBCドミニカ代表に選出された[25]

ジャイアンツ傘下時代

2023年4月1日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結んだ[26]。AAA級サクラメント・リバーキャッツで16試合に出場し、打率.164、0本塁打、8打点という成績に終わり、5月2日に契約を自らオプトアウトし自由契約となった[27]

メッツ時代

2023年5月9日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結び、AAA級シラキュース・メッツに配属された[26]。AAA級シラキュースでは8試合に出場し、打率.380、1本塁打、5打点を記録した。5月21日にメジャー契約を結び、その日のクリーブランド・ガーディアンズ戦で移籍後初出場となった[28]。5月25日にDFAとなった[29]。メッツでは3試合の出場に終わった[22]

パドレス時代

2023年5月29日にウェイバー公示を経てサンディエゴ・パドレスに移籍した[30]。パドレスでは安定した出場機会を得たが、9月6日のフィラデルフィア・フィリーズ戦でジェフ・ホフマンから死球を受けて右手首を骨折し、シーズンを終えた[31][32]。復活を遂げたこの年は2球団合計で75試合出場して、打率.217、19本塁打、47打点、OPS.780を記録した[22][32]。オフの11月3日にFAとなった[33]

ブルワーズ時代

2024年2月22日にミルウォーキー・ブルワーズと1年総額300万ドルで契約を結んだ[34]。オプションとして最大700万ドルの出来高が含まれ、2025年の契約は相互オプションとなる[32][35]。6月26日に左ふくらはぎの肉離れで負傷者リストに入り、7月24日に復帰するまで約1ヶ月離脱した[36][37]ウィリアム・コントレラスの控えに加えて一塁手や指名打者としても起用されたこの年は89試合に出場して、打率.220、11本塁打、37打点、OPS.699を記録した[22][38]。オフの11月4日に相互オプションを破棄して、FAとなった。なお、FA期間中の11月24日には自身にとって4年ぶりとなるドミニカのウィンターリーグに参加[21]。今度はレオネス・デル・エスコヒードに所属した[21]

オリオールズ時代

2024年12月10日にボルチモア・オリオールズと1年総額850万ドルで契約を結んだ[38]

2025年は右手首の炎症によって4月28日から6月14日まで離脱し、8月22日に右膝の捻挫によって再度離脱すると、復帰を果たせずにシーズンを終えた[39]。シーズンの大半を負傷者リストで過ごしたこの年は29試合の出場に留まった[22][39]。オフにFAとなった。

ブルワーズ復帰

2026年2月14日に2027年の相互オプション付きの1年総額175万ドルの契約を結び、2年ぶりにブルワーズに復帰した[39]

選手としての特徴

MLBでは通算.391の盗塁阻止率を誇る強肩が持ち味で、二塁送球時の球速は2017年最速(86.6マイル)を記録したこともある[40]一方、捕球面で捕逸暴投の多さに課題があり、メジャー昇格当時の監督だったジョー・ジラルディにも苦言を呈された[41]

「持っている素材・素質は抜けている」と松井秀喜が語った[42]ように、未来のスターとして期待されたヤンキースの正捕手候補だった。

打率は高くないが、打球を速く遠くに飛ばすことができ、歴代2番目の早さとなる355試合で100本塁打を記録する[15]

詳細情報

年度別打撃成績

さらに見る 年 度, 球団 ...
















































O
P
S
2015 NYY 2220000000000000010.000.000.000.000
2016 532292013460120201324210022422575.299.376.6571.032
2017 1225254717913120033250902104401101209.278.345.531.876
2018 8937432351601701813153100246039410.186.291.406.697
2019 10644639662921213420877010140391253.232.316.525.841
2020 4917815619234010572400001804646.147.253.365.618
2021 117440383547813123162540000523512114.204.307.423.730
2022 MIN 128471419428624016158612005400713612.205.282.377.659
2023 NYM 3760100011000100030.167.143.167.310
SD 72260234335190191174600012104643.218.292.500.792
'23計 75267240335290191184700022104673.217.288.492.780
2024 MIL 8928024530547111963700032705769.220.307.392.699
2025 BAL 3010191132120538240001405272.231.297.418.715
MLB:11年 86033132927417657120318913505096202031295488873.224.309.461.770
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  • 2025年度シーズン終了時

MLBポストシーズン打撃成績

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2017 NYY ALWC 1441210030000000000.500.500.750
ALDS 52323340021030000100101.174.174.435
ALCS 728261510195000110090.192.214.346
2018 ALWC 1330000000000000000.000.000.000
ALDS 4171533102105000110050.200.235.667
2019 ALDS 31281100010000030140.125.417.125
ALCS 6242313001630000100121.130.167.261
2020 ALWC 1541100143000100010.250.2001.000
ALDS 2440000000000000030.000.000.000
2021 ALWC 1110000000000000000.000.000.000
2024 MIL NLWC 2770210030000000020.286.286.429
出場:6回 33128118112140746190003601463.178.219.390
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  • 2025年度シーズン終了時

WBCでの打撃成績

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2023 ドミニカ共和国 2651000000000010030.000.167.000
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年度別投手成績

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  • 2025年度シーズン終了時

年度別守備成績

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捕手(C)一塁(1B)投手(P)














































2016 NYY 363043431.9916321913.406--
2017 10493560134.98716603723.383270011.000-
2018 767313565.99218402812.300--
2019 9079332155.9827473611.234--
2020 413471462.984518135.278--
2021 1109325461.9948605010.167--
2022 MIN 916783744.9944503614.280101001.000-
2023 NYM 3170001.0001000------
SD 635573932.9954483810.208--
'23計 665743932.9955483810.208--
2024 MIL 282051052.977329236.207471001.000-
2025 BAL 22176340.978118171.056-10000----
MLB 66456753186526.98973403298105.2617142011.00010000----
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  • 2025年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

表彰

記録

MiLB
MLB

背番号

  • 73(2015年)
  • 57(2016年 - 同年途中)
  • 24(2016年途中 - 2022年)
  • 33(2023年5月21日 - 23日)
  • 99(2023年5月30日 - )

代表歴

脚注

関連項目

外部リンク

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