シオンタウン
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| シオンタウン | |
|---|---|
| 『ポケットモンスター』の舞台 | |
| 主な場所 | ポケモンタワー |
| 初登場 | 『ポケットモンスター 赤・緑』(1996年) |
シオンタウンは、ゲームフリークが開発した日本のロールプレイングゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場する架空の町。『ポケットモンスター 赤・緑』(1996年)で初登場した。ポケモンの墓が多数集まった塔であるポケモンタワーが存在し、タワー内部ではゴーストタイプのポケモンが出現する。
『赤・緑』では、シオンタウンに入ると不気味で無機質なBGMが流れる。2010年代には、多数の日本の子供たちがこのBGMを聴いたことが原因で自殺したという都市伝説が広まった。評論家はシオンタウンの都市伝説が広まった要因として、シオンタウンの不気味な雰囲気や音楽、実際に日本で起こった事件であるポケモンショックなどを挙げた。ポケモンタワーにおけるカラカラとガラガラに関連するストーリーは評論家から高く評価された。
音楽
シオンタウンは『ポケットモンスター 赤・緑』の舞台であるカントー地方の北東に存在する小さな町である[1]。『赤・緑』で初登場し[2]、『ポケットモンスター 金・銀』など、シリーズのその他の作品にもたびたび登場する[3]。シオンタウンは『赤・緑』では数少ないジムが存在しない町である[4]。シオンタウンには無数のポケモンの墓石が並ぶ慰霊塔であるポケモンタワーが存在し[3]、プレイヤーが初めてポケモンの死という概念に触れる場所となっている[5]。
ポケモンタワーではプレイヤーは通常の野生のポケモンの代わりに「ゆうれい」と遭遇するが、技を出したりゆうれいを捕まえたりすることはできない[6]。ゆうれいは「タチサレ……タチサレ……」と囁くのみで、プレイヤーは戦闘から逃げることを強いられる[6]。プレイヤーはロケット団のアジトで入手できるアイテム「シルフスコープ」を使うことでゆうれいの正体がわかるようになり[7]、ゴーストタイプのポケモンであるゴースやゴーストと戦うことができる[8]。町にゆうれいが現れるようになった原因は、ロケット団によって殺害されたガラガラが孤児となったカラカラの身を案じて安らかに眠れなかったためである[7]。リメイク版の『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』ではこの背景がさらに掘り下げられ、プレイヤーはカラカラを母親と再会させる手助けをする[7]。『金・銀』では、ポケモンタワーがあった場所にカントーラジオきょくが存在しており[8]、『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』ではポケモンの共同墓地である「たましいのいえ」が存在する[3]。
シオンタウンは2000年放送のテレビアニメ『ポケットモンスター』のエピソード「ポケモンタワーでゲットだぜ!」に登場する[9]。このエピソードでは、サトシ、カスミ、タケシがナツメとのジム戦のために、ポケモンタワーでゴーストタイプのポケモンを探す[8]。シオンタウンは、漫画の『ポケットモンスターSPECIAL』や『電撃!ピカチュウ』にも登場する[8]。シオンタウンは『ポケットモンスター THE ORIGIN』にも登場し、ガラガラの悲劇的な過去に焦点を当てている[10]。
| 音楽・音声外部リンク | |
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『赤・緑』では、シオンタウンに入ると不気味で無機質なBGMが流れる[11]。このBGMは、軽快なチップチューンのイントロの後、耳障りな和音が次々と鳴り響く[12]。音楽心理学者の池上真平によると、このBGMは、不自然な音階の上がり方にアルペジオが組み合わさることで、不協和音や本能的な怖さを生み出しているという[13]。
『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』のシオンタウンでは、リミックス版のBGMが流れる[14]。『Pokémon GO』のハロウィンイベント開催中は、夜間になるとリミックス版のシオンタウンのBGMが流れる[15]。ゲーム『ポケットモンスター』シリーズの音楽プロジェクトであるPokémon Music Collectiveの第5弾として配信されたポルカドットスティングレイの楽曲「ゴーストダイブ」は、シオンタウンのBGMをもとに制作されている[16]。
『金・銀』に登場するシオンタウンのBGMは明るい雰囲気のものに変更された[17]。