ライブリマウント

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欧字表記 Lively Mount[1]
性別 [1]
ライブリマウント
欧字表記 Lively Mount[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 栗毛[1]
生誕 1991年6月5日[1]
死没 2022年8月7日(31歳没)
グリーンマウント[1]
シナノカチドキ[1]
母の父 ファーザーズイメージ[1]
生国 日本の旗 日本北海道新冠町[1]
生産者 若林牧場[1]
馬主 加藤哲郎[1]
調教師 柴田不二男栗東
五十嵐忠男(栗東)
[1]
調教助手 柴田利秋[2]
競走成績
タイトル JRA賞最優秀ダートホース(1995年)
NARグランプリ特別表彰馬(1995年)
生涯成績 31戦10勝[1]
獲得賞金 4億1399万5000円[1]
勝ち鞍 GII:フェブラリーS(1995年)
GIII:ウインターS(1994年)
GIII:平安S(1995年)
帝王賞(1995年)
ブリーダーズGC(1995年)
マイルCS南部杯(1995年)
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ライブリマウント(欧字名:Lively Mount1991年6月5日 - 2022年8月7日)は、日本競走馬種牡馬[1]。主な勝ち鞍に1995年フェブラリーステークス帝王賞ブリーダーズゴールドカップマイルチャンピオンシップ南部杯および平安ステークス1994年ウインターステークス。1995年度のJRA賞最優秀ダートホースおよびNARグランプリ特別表彰馬に選出された。

中央競馬地方競馬間の指定交流競走が大幅に増設され「開放元年」とも称された1995年に活躍し、「開放元年を象徴する存在」として各地の競馬場に出走した[3]

  • 特記事項なき場合、本節の出典はJBISサーチ[4]

1993年11月14日、京都競馬場での3歳新馬戦でデビューし、出遅れながらも馬群の外に出すと先頭に立ち、最終的には2着マヤノファンシーに10馬身差をつけて1着[5][6]。騎乗していた石橋守は、レースぶりをブリーダーズカップ・ジュヴェナイルでのアラジに準えて「この馬アラジか」と周囲に言ったという[6]。2戦目さざんか賞でビコーペガサスの2着、年明け初戦の3戦目寒梅賞はエイシンオクラホマの3着に終わったが、この頃はソエ(管骨骨膜炎)が出ていたと石橋は語っている[6]。4戦目の飛梅賞ではゴールデンジャックマッチレースのような形で下し、石橋はレース後に河内洋に「いいレースだった」と声をかけてもらった[6]。飛梅賞で2勝目を挙げたあとクラシック路線に色気を出して路線を進むものの3戦して結果が出ず[6][7]、ダート戦に戻る。900万下クラスを2戦で通過し、オープンレース初出走のタイムス杯こそスタートに失敗して4着に終わったが、続く巴賞で2着に巻き返す[7]。続くシーサイドオープン2着ののち休養に入るが、石橋はこの時の休養で馬がいい方に変わったことを示唆している[8]

休養明け初戦、1500万下条件特別の花園ステークスで1着となった後ウインターステークスに駒を進め、バンブーゲネシスをクビ差下して重賞初制覇[9]1995年を迎えて、初戦の平安ステークスでヤグライーガーを下して重賞2勝目を挙げると、東上してフェブラリーステークストーヨーリファール以下を破って重賞3勝目。続く帝王賞を1着とし、旭川競馬場でのブリーダーズゴールドカップでは2分28秒0のタイムでレコード勝ちを収める。秋に入りマイルチャンピオンシップ南部杯に出走して、ヨシノキングやトウケイニセイモリユウプリンスらを打ち破って[10]重賞6勝目、7連勝を達成した。この時点で1995年の年間最多獲得賞金部門で首位の座に位置しており、ジャパンカップ有馬記念などの結果如何では年度代表馬との声もあったが[11]、年末の東京大賞典はアドマイヤボサツの4着に終わり、連勝は7で途絶えた。それでも、1995年度のJRA賞最優秀ダートホースに選ばれ[12]NARグランプリ特別表彰馬にもトウケイニセイとともに選出された[13]

1996年に入り、初戦の川崎記念ホクトベガの3着に終わり、第1回となるドバイワールドカップにも出走するが、シガーから18馬身4分の3離された6着に終わる[14]。遠征後は9戦するも勝利することはできず、1997年の帝王賞でコンサートボーイの11着だったのを最後に引退した。

競走成績

以下の内容は、JBISサーチ[4]、netkeiba.com[15]およびRacing Post[14]の情報および記載法に基づく。

年月日競馬場競走名距離(馬場)頭数枠番馬番オッズ(人気)着順タイム
(上り3F)
着差騎手斤量
[kg]
勝ち馬/(2着馬)
1993.11.14 京都 3歳新馬 ダ1400m(不) 14 6 9 3.3(1人) 1着 1:24.7 (36.7) -1.6 石橋守 54 (マヤノファンシー)
12.26 阪神 さざんか賞 500 ダ1400m(良) 16 5 10 3.8(2人) 2着 1:27.3 (38.8) 0.9 石橋守 54 ビコーペガサス
1994.1.15 阪神 寒梅賞 500 ダ1400m(良) 12 5 6 1.7(1人) 3着 1:27.1 (38.6) 0.8 石橋守 55 エイシンオクラホマ
2.13 阪神 飛梅賞 500 ダ1800m(不) 8 2 2 3.1(2人) 1着 1:54.7 (37.6) -0.2 石橋守 55 ゴールデンジャック
3.13 中京 すみれS OP 芝2000m(良) 13 2 2 14.9(6人) 11着 2:05.3 (38.7) 1.7 石橋守 55 イブキテヂカラオー
4.24 阪神 葵S OP 芝1400m(稍) 14 7 12 40.6(10人) 6着 1:25.2 (37.9) 1.1 石橋守 55 マルカオーカン
5.8 阪神 京都4歳特別 GIII 芝2000m(良) 14 5 8 74.9(12人) 8着 2:02.2 (37.6) 1.1 石橋守 55 イイデライナー
6.11 札幌 北斗賞 900 ダ1700m(良) 7 5 6 6.5(3人) 2着 1:45.1 (36.3) 0.0 石橋守 54 パリスケイワン
7.3 札幌 羊蹄山特別 900 ダ1700m(良) 12 7 10 2.8(1人) 1着 1:44.2 (37.8) -0.5 藤田伸二 55 (フォスターホープ)
7.24 札幌 タイムス杯 OP ダ1700m(良) 10 4 4 1.8(1人) 4着 1:44.3 (38.2) 0.5 藤田伸二 52 マキノトウショウ
8.14 札幌 巴賞 OP ダ1700m(不) 12 5 6 4.6(2人) 2着 1:44.6 (36.8) 0.1 石橋守 52 フォスターホープ
9.4 函館 シーサイドオープン OP ダ1700m(良) 12 5 6 5.1(2人) 2着 1:46.9 (37.6) 0.4 藤田伸二 55 マキノトウショウ
11.26 京都 花園S 1500 ダ1800m(良) 16 4 8 4.0(1人) 1着 1:51.0 (36.6) -0.1 石橋守 55 (リドガイ)
12.17 中京 ウインターS GIII ダ2300m(良) 16 3 6 5.5(2人) 1着 2:27.1 (37.4) 0.0 石橋守 54 (バンブーゲネシス)
1995.1.16 京都 平安S GIII ダ1800m(良) 13 6 8 3.5(2人) 1着 1:52.9 (37.6) 0.0 石橋守 56 (ヤグライーガー)
2.18 東京 フェブラリーS GII ダ1600m(良) 16 8 16 5.4(2人) 1着 1:36.4 (36.3) -0.3 石橋守 56 トーヨーリファール
4.13 大井 帝王賞 ダ2000m(良) 15 4 6 (1人) 1着 2:03.7 -0.2 石橋守 56 (アマゾンオペラ)
8.16 旭川 ブリーダーズゴールドC ダ2300m(稍) 9 4 4 (1人) 1着 R2:28.0 -0.2 石橋守 56 (キソジゴールド)
10.10 水沢 マイルCS南部杯 ダ1600m(良) 10 2 2 (1人) 1着 1:40.6 -0.1 石橋守 56 (ヨシノキング)
12.21 大井 東京大賞典 ダ2800m(良) 12 6 7 (1人) 4着 3:02.5 0.8 石橋守 56 アドマイヤボサツ
1996.1.24 川崎 川崎記念 ダ2000m(良) 12 6 7 (1人) 3着 2:08.7 1.2 石橋守 56 ホクトベガ
3.27 ナドアルシバ ドバイワールドC L ダ2000m(良) 11 1 6着 (18馬身3/4) 石橋守 56 Cigar
6.30 札幌 札幌記念 GIII 芝2000m(稍) 14 5 8 42.1(9人) 13着 2:03.4 (37.2) 1.8 石橋守 56 マーベラスサンデー
8.15 旭川 ブリーダーズゴールドC ダ2300m(重) 10 8 9 (1人) 8着 2:32.2 2.0 石橋守 56 メイショウアムール
9.7 函館 シーサイドS GIII ダ1700m(良) 12 2 2 18.4(8人) 9着 1:47.2 (39.4) 1.9 石橋守 58 キョウトシチー
1997.2.16 東京 フェブラリーS GI ダ1600m(不) 16 3 6 35.9(11人) 10着 1:38.0 (38.0) 2.0 石橋守 57 シンコウウインディ
3.20 名古屋 名古屋大賞典 ダ1900m(良) 12 8 12 (5人) 5着 2:02.4 1.2 石橋守 56 メイショウアムール
4.12 阪神 プロキオンS GIII ダ1400m(良) 16 5 10 11.4(6人) 12着 1:37.4 (37.8) 3.0 石橋守 57 バトルライン
5.3 京都 アンタレスS GIII ダ1800m(良) 16 3 5 41.5(9人) 10着 1:52.1 (38.3) 1.4 石橋守 57 エムアイブラン
5.28 船橋 かしわ記念 GIII ダ1600m(良) 11 5 5 (8人) 9着 1:39.9 2.0 石橋守 58 バトルライン
6.24 大井 帝王賞 GI ダ2000m(良) 12 7 10 (9人) 11着 2:08.6 3.7 南井克巳 57 コンサートボーイ
  • ドバイワールドカップでの斤量は、Racing Post記載「8st.12lb.」より換算[注釈 1]

引退後

1998年より種牡馬となり、6年間の供用で血統登録頭数48頭、出走頭数はそのうちの45頭を数えた[16]。その中から、ダイオライト記念などに勝ったミツアキタービンなどが送り出された。種牡馬引退後はにいかっぷホロシリ乗馬クラブに移って去勢の上乗馬に転向し、初心者向けの乗用馬として供用されたほか、2012年公開の映画『のぼうの城』にシゲルホームランなどとともに「出演」した[17][18]2014年に乗馬からも引退した後は功労馬繋養展示事業の助成を受け、北海道新ひだか町のオギオギ牧場で過ごしている[17][19]

2022年8月7日、オギオギ牧場で死亡した[20]。31歳だった。

おもな産駒

血統表

脚注

参考文献

外部リンク

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