トルキセン
From Wikipedia, the free encyclopedia
| 物質名 | |
|---|---|
10,15-dihydro-5H-diindeno-[1,2-a:1',2'-c]fluorene | |
| 識別情報 | |
3D model (JSmol) |
|
| ChemSpider | |
| ECHA InfoCard | 100.008.132 |
| EC番号 |
|
PubChem CID |
|
CompTox Dashboard (EPA) |
|
| |
| |
| 性質 | |
| C27H18 | |
| モル質量 | 342.441 g·mol−1 |
| 密度 | 1.286 g/cm3 |
| 融点 | 378 °C (712 °F; 651 K) [1] |
トルキセン(英: Truxene)は多環芳香族炭化水素の一種であり、化学式C27H18で表される有機化合物である。3つのフルオレン構造が対称的に配置され、中央でベンゼン環を共有している。
トルキセンは19世紀末からその存在が知られていた。J・ハウスマンは1889年に、3-フェニルプロピオン酸と五酸化リンとの反応を調査中にトルキセンを発見した。このとき正確な構造は決定されなかったが、3-フェニルプロピオン酸の分子内アシル化により生じた1-インダノンの縮合により環状三量体が形成されたと推測された[2]。フレデリック・スタンレー・キッピングは1894年にトルキセンの構造を確認し、1-インダノンの三量化によりこの化合物を得た[3]。
