ノートル・ダム橋上の家の取り壊し
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| フランス語: Démolition des maisons du pont Notre-Dame 英語: The Destruction of the Houses on Pont Notre Dame | |
| 作者 | ユベール・ロベール |
|---|---|
| 製作年 | 1786年 |
| 素材 | キャンバス上に油彩 |
| 寸法 | 73 cm × 95 cm (29 in × 37 in) |
| 所蔵 | ルーヴル美術館、パリ |
『ノートル・ダム橋上の家の取り壊し』(ノートル・ダムばしじょうのいえのとりこわし、仏: Démolition des maisons du pont Notre-Dame、英: The Destruction of the Houses on Pont Notre Dame)は、18世紀後半のフランスの画家ユベール・ロベールが1786年に制作した絵画である。1947年にジャック・ランテ (Jacques Lenté) 氏から寄贈されて以来[1]、パリのルーヴル美術館に所蔵されている[1][2]。
ロベールは、1754年から1755年までイタリアで過ごし、古代の建物や廃墟の風景を好んで描いたために「廃墟のロベール」と呼ばれた。18世紀の半ばには古代ローマの都市ポンペイが発掘され、古代ブームが起こっていたため、ロベールの廃墟を描いた絵画はもてはやされた[2]。
フランスに帰国後のロベールは、パリやフランス各地の風景を描き続けた。セーヌ川に架かるノートル・ダム橋上にあった建物を取り壊す光景を描いている本作も、ロベール独特の廃墟趣味の1つといえる[2]。
ロベールが作品を描いた1786年、セーヌ川左岸とノートル・ダム大聖堂のあるシテ島とを結ぶノートル・ダム橋上の家々が取り壊された。ロベールの絵画は、大勢の人々が立ち働く状況や、遠くに見える家々の様子などを表す歴史的な記録として興味深い。同時に、どっしりとした大きな石の橋と、ごく小さく描かれた人々との対比、破壊される建造物に対する「廃墟の画家」としての視線など、ロベールの特色がよくうかがわれる作品となっている[2]。