ルーヴルのグランド・ギャラリー

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製作年1794-1796年
寸法37 cm × 41 cm (15 in × 16 in)
『ルーヴルのグランド・ギャラリー』
フランス語: La Grande Galerie du Louvre
英語: The Grande Galerie du Louvre
作者ユベール・ロベール
製作年1794-1796年
素材キャンバス上に油彩
寸法37 cm × 41 cm (15 in × 16 in)
所蔵ルーヴル美術館パリ

ルーヴルのグランド・ギャラリー』(: La Grande Galerie du Louvre: The Grande Galerie du Louvre)は、18世紀後半のフランスの画家ユベール・ロベールが1794-1796年にキャンバス上に油彩で制作した絵画である。画面下部右側の女性が持つ素描用の紙挟みに画家の署名が記されている[1]。作品は1971年以来、パリルーヴル美術館に所蔵されている[2][3]

ルーヴル宮殿を美術館にする計画は、18世紀の最後の四半世紀に始まった。最初に掛けられる絵画は、1785年にヴェルサイユ宮殿から移されている[4]。美術館はフランス革命中の1973年に開館したが、セーヌ川沿いのグランド・ギャラリーに300点ほどの絵画が展示されたに過ぎなかった。

現在のルーヴル美術館のグランド・ギャラリー

ロベールは1784年に国王ルイ16世の美術コレクションの保管責任者に任命され、1784-1792年、そして1795-1802年の間、将来のグランド・ギャラリーの設計を研究する責任を持たされた[5]。1796年のサロン・ド・パリに出品するため、ロベールは自身が必要だと考えた設備、とりわけ作品を照らす光を採り入れるガラスの天窓などを表したギャラリーの景観図を制作した[6]。ちなみに、ロベールの『ルーヴル美術館グランド・ギャラリーの改造計画』 (ルーヴル美術館) に見られるような計画が現在のように実現したのは、ずっと後になってからのことである[7]

作品

ルーヴル美術館はフランス革命中の1793年に開館した。本作は、革命政府によってコレクションの一部が公開された[3]直後のグランド・ギャラリーを表したものである[2]。今日では長いトンネルのように連なった部屋にイタリアルネサンスバロックの絵画が展示されているが、当時は細長い1つの部屋で、両側に背の高い窓が並んでいた。絵画が掛けられたのは窓のない壁の部分で、ふつうは大きい作品が上に、小さい作品が下に掛けられ、2段か3段に分かれてぎっしりと並んでいた[2]

壁と半円筒型の穹窿は暗い灰色で塗られ、冴えない印象であった。彫像は台座に載せられ、ギャラリーの中心線に沿って配置されていた。中央右寄りの手前に見えるのは、イタリアの彫刻家ジャンボローニャによるブロンズ像『メルクリウス』である[2][3]

この画面を見ると、ルーヴル美術館は開館当初から、芸術に興味のある一般の人々のための美術館であり、芸術家たちの活動の場所であったことがわかる。あちこちに、イーゼルを立てて模写をする人々の姿が見える。左には窓辺に腰かけてデッサンをしている人々がおり、右には素描用の紙挟みを持って自分の場所へと向かう女性の姿がある[2]

グランド・ギャラリーの景観図 (ルーヴル美術館蔵)

脚注

参考文献

外部リンク

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