洞窟の入り口

From Wikipedia, the free encyclopedia

製作年1784年
寸法174.6 cm × 79.4 cm (68.7 in × 31.3 in)
『洞窟の入り口』
フランス語: La Bouche d'une grotte
英語: The Mouth of a Cave
作者ユベール・ロベール
製作年1784年
素材キャンバス上に油彩
寸法174.6 cm × 79.4 cm (68.7 in × 31.3 in)
所蔵メトロポリタン美術館ニューヨーク

洞窟の入り口』(どうくつのいりぐち、: La Bouche d'un grotte: The Mouth of a Cave)は、18世紀後半のフランスの画家ユベール・ロベールが1784年にキャンバス上に油彩で制作した風景画である。1917年にジョン・モルガンから寄贈されて以来、ニューヨークメトロポリタン美術館に所蔵されている[1]

ロベールは、1754年から1755年までイタリアで過ごし、古代の建物や廃墟の風景を好んで描いたために「廃墟のロベール」と呼ばれた。18世紀の半ばには古代ローマの都市ポンペイが発掘され、古代ブームが起こっていたため、ロベールの廃墟を描いた絵画はもてはやされた[2]

本作は、ルイ16世の弟アルトワ伯シャルル王子のために制作された6点の連作絵画のうちの1点である。連作中のほかの5点の絵画『水浴の池』、『泉』、『旅回りの吟遊詩人』、『ダンス』、『ぶらんこ』も本作同様、現在メトロポリタン美術館に所蔵されている[1]

ロベールは古代建築や彫刻を熟知していたが、本作では古代の景観は取り上げていない[1]。主題は、おそらくナポリ湾にあるトゥオーノ洞窟に触発されたものである。ナポリのクリュプタ・ネアポリターナ英語版もまた、インスピレーション源として提案されている[3]。なお、本作はかつて水で損害を受けたが、修復されている[4]

ロベールの連作 (メトロポリタン美術館蔵)

脚注

参考文献

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI