バランス・オブ・パワー (アルバム)
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| 『バランス・オブ・パワー』 | ||||
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| エレクトリック・ライト・オーケストラ の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| 録音 | 1985年2月 - 1986年1月 | |||
| ジャンル | ロック | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | Jet/Epic/Sony | |||
| プロデュース | ジェフ・リン | |||
| 専門評論家によるレビュー | ||||
| チャート最高順位 | ||||
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| エレクトリック・ライト・オーケストラ アルバム 年表 | ||||
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| ミュージックビデオ | ||||
| 「So Serious」 - YouTube 「Getting To The Point」 - YouTube 「Calling America」 - YouTube |
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『バランス・オブ・パワー(英: Balance Of Power)』は、1986年に発表されたエレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)のスタジオ・アルバム。
ELOは本作を最後に活動を停止した[注釈 1]。
ELOはレコード会社との契約問題などから活動が停滞しており、本作は前作『シークレット・メッセージ』(1983年)から3年ぶりのニュー・アルバムになった。既にケリー・グロウカットが脱退しており、本作はジェフ・リン、ベヴ・ベヴァン、リチャード・タンディの3名で制作された。
本作には前作にあったバンド・サウンドを聞かせる曲はなく、シンセサイザーによるメロディを重視したポップで簡潔なナンバーが並んでいる。またこれまでのELOのボーカル・サウンドのトレードマークの一つであったハイトーンのコーラスが減っていること、ドラム・マシンの使用が前作以上に増えてベヴァンのドラミングがあまり聞けないこと、歌詞で男女の不和が歌われる曲が多いことも特徴である。
製作はバハマや西ドイツで進められ、1985年までに一度、アルバムとしてほぼ完成した(以下、1985年版)ものの、発売元のレコード会社が変更されたことやリンが仕上がりを気に入らなかった[1]ことなどから、ミュンヘンにある古巣のミュージックランド・スタジオで改変作業が行われ、1986年に発表された。
1985年版がお蔵入りになった理由としては、本作には収録されなかった「イン・フォー・ザ・キル」や「ディスティネイション・アンノウン」の歌詞(リン作)が、マネジメントやレコード会社、音楽産業などに対して批判的だったからとの説がある[注釈 2]。[要出典]
本作は「短くてシンプルな曲の詰まった、これまでとは違うELO」というイメージの強いアルバムとなった。だが1985年版には、「ヘヴン・オンリー・ノウズ」のオルタネイト版(非短縮バージョン)や「ディスティネイション・アンノウン」など、それなりに凝って、ELOらしいさほど短くない曲が含まれており、こちらがリリースされていれば、アルバムとしての印象はかなり変わった可能性がある。[独自研究?]
2007年にはリマスター盤が発売され、未発表曲やシングルB面の曲などがボーナス・トラックとして追加収録された。こうした曲の多くは、1985年版に収録されていたものとされる。[要出典]
収録曲
全曲ジェフ・リン作。
- ヘヴン・オンリー・ノウズ - Heaven Only Knows
- SO・シリアス - So Serious
- シングルカットされた。本作の収録曲に典型的な短くポップな曲。ストリングスは一切使われていないが、ミュージックビデオでは、ツアー・メンバーでバイオリン担当のミック・カミンスキー[注釈 4]も出演して、リンなどとチェロを弾くマイムを見せた。
- 哀しみの地平線 - Getting To The Point
- ELOの楽曲として初めてサクソフォーンが鳴り響く。シングルカットされ、2001年に「オールライト」がリリースされるまで、長らくELO最後のシングルになった。
- シークレット・ライヴス - Secret Lives
- 「SO・シリアス」同様、短くてポップな曲。その短さ、ポップさは、『オーロラの救世主』収録の『ソー・ファイン』や『アバヴ・ザ・クラウズ』を思わせる。
- イズ・イット・オールライト - Is It Alright
- 当時、仲が険悪になっていた妻サンディへ送った曲。曲中の「JO」とは彼女のことである。
- ひとりぼっちのサンセット - Sorrow About To Fall
- 「ショウダウン」や「イーヴィル・ウーマン」といったジェフ・リン系ファンクの系列に連なる曲。
- ウィズアウト・サムワン - Without Someone
- この曲と「悲しみの地平線」が本作のバラード。ボーカルのリバーブエフェクトが深く、イントロらしいイントロがないといった共通点がある。[独自研究?]
- コーリング・アメリカ - Calling America
- シングルカットされ、現時点で最後の全米TOP40ヒットとなっている。ビデオクリップは、パリのポンピドゥー・センターの前で撮影された。
- エンドレス・ライズ - Endless Lies
- 前作『シークレット・メッセージ』から漏れた曲の別ミックス。Bメロは全く違い、若干の曲構成の変更がある。
- センド・イット - Send It
- エレクトロニック・ロカビリーとでも呼ぶべきサウンドで、後にリンがデュアン・エディに提供した「ロカビリー・ホリデー」のバッキング・サウンドは、この曲とほぼ共通。
- リマスター盤ボーナス・トラック
- オープニング - Opening
- ヘヴンズ・オンリー・ノウズ(オルタネイト・ヴァージョン) - Heaven Only Knows(Alternate version)
- リマスター盤に初収録。前曲とあわせ、1985年版のオープニング・トラックだったバージョンで、“いかにもELOのアルバムの1曲目”という曲調。[独自研究?]1985年版用のオリジナルを短く編集したものであり、完全版の正式公開が待たれる。
- イン・フォー・ザ・キル - In for the Kill
- リマスター盤に初収録。バッキング・トラックは「コウト・イン・ア・トラップ」とかなり共通しているが、歌詞がまったく異なる。スーツ姿の男性2人が封筒に入ったメッセージをジャケットのポケットに入れ合うという『シークレット・メッセージ』の未使用ジャケット案はこの曲の歌詞からイメージを得たという説があり[要出典]、それが本当だとすると、この曲は同アルバムのセッションで生まれていたことになる。
- シークレット・ライヴス(オルタネイト・ヴァージョン)- Secret Lives(Alternate take)
- リマスター盤に初収録。本作版よりリズムやサウンドがシンプル。
- ひとりぼっちのサンセット(オルタネイト・ミックス) - Sorrow About to Fall(Alternate mix
- リマスター盤に初収録。本作版とはイントロやサックス・パートなどが異なる。
- コウト・イン・ア・トラップ - Caught in a Trap
- シングル「コーリング・アメリカ(Calling America)」B面。「イン・フォー・ザ・キル」の歌詞違いバージョンに近いが、バッキング・トラックもイントロやエンディングなどは異なる。
- ディスティネイション・アンノウン - Destination Unknown
- シングル「コーリング・アメリカ(Calling America)」B面。「ドント・ブリング・ミー・ダウン」や「ザ・バウンサー」「フォー・リトル・ダイヤモンド」などと共通するロックンロール。