バーチャファイターシリーズ

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バーチャファイターシリーズVirtua Fighter series)は、セガ[注釈 1]の3D対戦型格闘ゲームのシリーズ。略称は「VF」。

開発元 セガ・AM2研
(後のセガ第二研究開発本部)
セガ龍が如くスタジオ(eスポ)
発売元 [CS]:セガ・エンタープライゼス → セガ・インタラクティブ → セガ
[CS]:セガ・エンタープライゼス → セガ・インタラクティブ → セガ→セガ フェイブ
1作目 バーチャファイター
(1993年12月【AC】)
概要 バーチャファイターシリーズ, ジャンル ...
バーチャファイターシリーズ
ジャンル 対戦型格闘ゲーム
開発元 セガ・AM2研
(後のセガ第二研究開発本部)
セガ龍が如くスタジオ(eスポ)
発売元 [CS]:セガ・エンタープライゼス → セガ・インタラクティブ → セガ
[CS]:セガ・エンタープライゼス → セガ・インタラクティブ → セガ→セガ フェイブ
1作目 バーチャファイター
(1993年12月【AC】)
最新作 バーチャファイター eスポーツ
(2021年6月1日【PS4/AC])
公式サイト バーチャファイターポータル
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「初心者でも熟練者と戦える、操作の上手さではなくセンスで勝負する」をコンセプトに、8方向レバーとパンチ、キック、ガードの3つ(『VF3』ではエスケープを加えた4つ)のボタンによる操作により、キャラクターごとに多彩な連係技を組み合わせる。キャラクターは八極拳ジークンドープロレスパンクラチオン、虎燕拳、燕青拳蟷螂拳酔拳などを使用する。

一時期セガの3D系アーケードゲームの多くに「バーチャ」の名を冠した作品がリリースされており、それらは本作を含めて「バーチャシリーズ」と総称されることがあるが、単にセガのゲームを語る文脈で単に「バーチャ」と述べた場合は「バーチャファイターシリーズ」(VFシリーズ)あるいは第1作目『バーチャファイター』を指すことが多い。

歴史

1993年に『バーチャファイター』(VF1)が当時AM2研の代表であった鈴木裕のもとで開発、アーケードゲームとしてリリースされた。以降、「バーチャファイター」の名を冠した後続作品が不定期にリリースされシリーズ化していった。

『VF1』はセガ社の家庭用ゲーム機・セガサターン用ソフトとして1994年にリリースされ、本体の売上向上に大きく貢献した。

1998年4月6日には『バーチャファイターシリーズ』が「1998コンピュータワールド・スミソニアン・アウォード」を受賞。スミソニアン博物館に永久保存される。

2015年3月に稼働を開始した『バーチャファイター5 Final Showdown VERSION B』(VF5FSB)以降は長らくリリースが休止しており、家庭用ゲーム機への移植版も旧作がいくつか単発的に出るにとどまっていたが、2021年6月より『VF5FSB』をベースに様々な点をリメイクし、いわゆる「eスポーツ」に最適化されたバージョン『バーチャファイター eスポーツ』が家庭用ゲーム機(PlayStation 4の定額サブスクリプションサービス・PlayStation Plusおよびクラウド型ゲームサービス・PlayStation Now)とアーケードゲーム(ALL.Net P-ras MULTI Ver.3)にて同時稼働を開始。今後は本格的なeスポーツ競技として『バーチャファイター』を発展させていくことを目指す。

2017年3月31日には『バーチャファイター5 ファイナルショーダウン VERSION B』を除くアーケード版全シリーズの修理サポートが終了した[1]

2020年9月25日にはセガ創立60周年企画の一環として「バーチャファイター×eスポーツプロジェクト」と称し、eスポーツを軸とするシリーズ再始動が発表された[2]

2021年6月1日には「バーチャファイター×eスポーツプロジェクト」用のゲームとして『バーチャファイター eスポーツ』(日本国外での名称は『Virtua Fighter 5 Ultimate Showdown』)をPS4のPlayStation Plus(同年8月2日までの期間限定)およびPlayStation Now、アーケードゲームとして同時にリリース / 稼働開始。

2024年12月13日、2006年の『バーチャファイター5』以来のシリーズ完全新作として『New VIRTUA FIGHTER』プロジェクトを発表[3]

シリーズ一覧

発売の年表
1993バーチャファイター
1994バーチャファイター2
1995バーチャファイターリミックス
1996バーチャファイターMini
バーチャファイターキッズ
バーチャファイター3
ファイターズメガミックス
1997バーチャファイター3 tb
1998
1999
2000
2001バーチャファイター4
2002バーチャファイター4 エボリューション
2003
2004バーチャファイター4 ファイナルチューンド
バーチャファイター サイバージェネレーション
〜ジャッジメントシックスの野望〜
2005
2006バーチャファイター5
2007バーチャファイター5 ライブアリーナ
2008バーチャファイター5 R
2009
2010バーチャファイター5 ファイナルショーダウン
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021バーチャファイター eスポーツ
2022
2023バーチャファイター3 tb Online
2024
2025バーチャファイター5 R.E.V.O.
バーチャファイター5 R.E.V.O. World Stage

ナンバリングタイトル

バーチャファイター
1993年12月、MODEL1基板を使用してリリース。
バーチャファイター2
1994年11月、MODEL2基板を使用してリリース。
バーチャファイター3
1996年9月、MODEL3基板を使用してリリース。
バーチャファイター4
2001年8月、NAOMI2基板を使用してリリース。
バーチャファイター5
2006年7月、LINDBERGH基板を使用してリリース。

派生製品

バーチャファイターリミックス
第1作にテクスチャマッピングを施したリメイク版。
アーケード版:1995年5月稼働開始
セガサターン版:1995年7月14日発売
バーチャファイターCGポートレートシリーズ / GGポートレートシリーズ
1995年よりセガサターン向け、1996年よりゲームギア向けに発売されたCG集。キャラクター毎に複数のタイトルが発売された。前者は『バーチャファイター2』を原作とし、全てのキャラクター(デュラルのみ非売品)が発売され、後者は『バーチャファイターキッズ』を原作とし、ゆうきあきら(原文ママ)とパイ・チェンの2人のみが発売された。
バーチャファイターMini
アニメ版第1期のストーリーを逆ゲーム化した、ドット絵の2D格闘ゲーム。衣装はアニメに準じて『VF2』準拠のものだが、システムは『VF1』をベースに、ポリゴンだった原作の仕様を2Dに落とし込み、拡大縮小の演出(選択式で拡大のみ、縮小のみにも可能)、コンボも実装している。操作感覚は後に発売されたジェネシス版『VF2』(後述)とほぼ同じ。登場キャラクターは『VF1』からジェフリーのみ除いた8体。
ゲームギア版:1996年3月29日発売
日本国外ではゲームギアとセガ・マスターシステムで『Virtua Fighter Animation』として発売。
バーチャファイターキッズ
2頭身にデフォルメされた格闘家たちが戦う3D対戦格闘ゲーム。システムはあくまで『VF2』準拠だが、キャラクターの手足の短さ、2頭身で頭が大きいことに起因する独特な重心バランスなどから、プレイ感覚は大幅に異なる。
アーケード版:1996年4月稼働開始
セガサターン版:1996年7月26日発売
バーチャファイター2(ジェネシス版)
ジェネシス(北米版メガドライブ)が大きなシェアを占めていた北米市場では、同機種向けに『VF2』が発売されている。ただし、前作『VF1』の移植版と違いスーパー32Xを使用せず、『VF Mini』と同様にポリゴンではなくドット絵で再現した2D対戦格闘ゲームにアレンジされている。システムこそ『VF2』がベースだが、登場キャラクターは『VF1』と同じ9体のみでリオンと舜帝は登場しないなど、オリジナルとは別物である。
日本のメガドライブでは未発売だったが、2007年3月20日からWiiバーチャルコンソール用ソフトとして、2010年10月27日にはSteamMicrosoft Windows対応ソフトとして、それぞれ配信されている。いずれも英語版。
ファイターズメガミックス
バーチャファイターとファイティングバイパーズのキャラクターが総出演する3D対戦格闘ゲーム。その他のセガ製品(対戦格闘ゲームを含む)からもゲストキャラクターが多数登場し、セガオールスターズ的な様相を呈したお祭り的な製品となった。
当時稼働開始したばかりだったバーチャファイター3のセガサターン移植について噂・議論になっていた時期でもあり、移植自体は実現しなかったものの3の新キャラクターだった葵の技を『バーチャコップ2』のジャネットが使う。
セガサターン版:1996年12月21日発売
バーチャファイター サイバージェネレーション 〜ジャッジメントシックスの野望〜
3DアクションRPG。舞台となる仮想空間にはVFシリーズに登場する格闘家たちの魂が点在し、それらに触れることで得意技を教わることができる。シリーズ初のダブルプラットフォーム製品でもある。北米では『バーチャクエスト』(Virtua Quest)の題名で発売された。
PlayStation 2版:2004年8月26日発売
ニンテンドー ゲームキューブ版:2004年8月26日発売

ゲームシステム

8方向レバーとパンチ、キック、ガードの3つのボタンでキャラクターを操作。相手に攻撃を加えて体力ゲージを0にするか、リングアウトさせると1ラウンド取得となり、規定のラウンド数を先取した側が勝利となる。なお時間切れの際は、体力ゲージで勝っていた側のプレイヤーが1ラウンド取得となる。

いわゆる飛び道具攻撃はなく、遠距離攻撃も僅かな突進系打撃に限られる。ガード・ヒットにかかわらず近接距離が保持されやすいことから、他の格闘ゲームに比べ展開のテンポが非常に早い対戦システムとなっている。

基本ルール

技は「上段」「中段」「下段(しゃがみ)」いずれかの属性を持つ。この3つは「上段>中段>下段>上段」という三すくみの関係になっている。

ガードは、ガードボタンを押しながら上下でガード方向を変化させることができる。「立ちガード」は上段と中段をガードし、「しゃがみガード」は上段を避け下段をガードすることができる。技には防御されたときに隙があり、中段や下段は隙が総じて大きい傾向にある。ガードすると確実に特定の技で反撃できる技も多い(確定反撃と呼ばれる)。

下段攻撃が中段攻撃に比べると弱めの技が多いため、立ちガードが崩しにくい。これの裏の選択肢として上段ガードを崩す「投げ」が用意されている。

「打撃>投げ>ガード>打撃」と「上段>中段>下段>上段」、近距離戦でこの2つの三すくみを基に相手がどう来るかをお互い読んでいくことで対戦は展開していく。基本的には隙の少ない上段攻撃をガードさせ、中段か投げの2択を迫る、防御側はどちらかを読み反撃するのが基本戦術となる。

この他、ガードの派生として、特定の攻撃を受けると直接反撃できる「返し技」[注釈 2]や、数多い直線的な打撃を回避する軸移動「避け」、それを攻撃する「回転技」など、さらに深い読み合いを提供するためのアクションがある。

ステージ

ステージは基本的に正方形で、リングの端から足を踏み外すとリングアウトとなり負けとなる。

『VF3』では「アンジュレーション」という高低差の要素が追加された。低い場所へ飛ばすと滞空時間が長くなりコンボが決まりやすくなったり、登り坂によって技の押し能力が弱くなるなどの不確定要素が追加され、位置取りの要素が強くなっている。ステージに壁が追加されたのも3からで、相手を壁に叩き付けた状態でのみ決められる連続技など、壁を巡る攻防の要素も加えられた。また、砂漠ステージというリングアウトが無いステージがあった(無限大に広いステージ風であるが実際には見えない壁が存在する)。

『VF4』ではアンジュレーションがオミットされ、全てのステージが平坦な正方形のリングへと回帰した。また、ステージの種類が破壊不可能な高い壁で囲われた「フルフェンス」、破壊可能な腰ほどの高さの壁で囲われた「ハーフフェンス」、壁で囲われていない「ノーフェンス」の3種類に大別されるようになった。ハーフフェンスのステージでは、キャラクターが壁より高く浮いた状態で押し出されるか、壁が破壊された箇所からリング外に落ちた場合にリングアウトとなる。フルフェンスのステージでは、キャラクターによっては壁際専用の特殊技が使用できる。

『VF5』では全ての壁が壊れなくなり、またステージ選択時にリングの広さと壁の有無・高さが表示されるようになった。

『VF5R』では八角形フルフェンスのリングも登場するとともに、ハーフフェンスよりさらに低い「ローフェンス」、破壊可能なフルフェンス、リングの広さやフルフェンスとノーフェンスがラウンド毎に切り替わる、壁が一部の辺にしか存在しない長方形リングなど、ステージ毎に様々な仕掛けが追加された。

三次元的な攻防

『バーチャファイター3』以前

『バーチャファイター3』以前ではシステムそのものはルールの違う2D格闘ゲームと言えるもので、手前や奥へ回避するなどの概念は希薄だった。『2』では一部のキャラクターが自発的に横へ移動する技を持っていたものの、根本的な二次元からの脱却はなされていなかった。開発側も攻防が二次元的になっているのは快く思っておらず、しゃがみパンチが強力なのは「三次元的な攻防ができないための苦肉の策」だとしていた[要出典]

エスケープボタン

『VF3』ではパンチ、キック、ガードに加えて第4のボタン「エスケープ」を追加した。ボタンを押すことで画面奥方向へ移動し、直線的な攻撃を回避することができる。レバーとエスケープボタンを組み合わせることにより、各方向への移動を1ステップの入力で可能にした。

ARM・レバーによる避け

『VF4』ではエスケープボタンを廃し、手前・奥への避けも全てレバーのみで行うARMが導入された。このARMによりレバー入力のみで、キャラクターをリング上で8方向に移動させることができるようになった。相手の直線的もしくは半回転の攻撃に合わせて上(画面奥方向)か下(画面手前方向)へレバーを一瞬だけ倒しニュートラルに戻すことで、相手の攻撃を軸をずらして避けることができる。またこのためジャンプ操作は、レバー上と同時に何らかのボタンを入力するコマンド動作に変更された。

VF.NET

『VF4』から『VF5FS VERSION A REVISION 1』まで実装。ランキングやアイテム装備やチーム加入など対戦機器と連動しており、より対戦ゲームを楽しめるコンテンツ(別途月額料金が必要)であった。2016年2月29日の16時を以ってサービス自体が終了し、PC版並びにSoftBank版に関しては2016年2月一杯は無料開放されていた(PC版における自動継続権利用者は2016年2月分の料金は発生しない。SoftBank版は月額料金利用者が対象)[4]

対応機種は携帯電話(iモードEZwebYahoo!ケータイ)、PC、およびスマートフォン(PC版を流用)。『VF4』(無印)版はドリームキャストにも対応していた(シェンムーII初回生産分に同梱していた専用ソフトが必要だった。『VF4EVO』以降は非対応)。

後にセガネットワーク対戦麻雀MJシリーズや、Quest of DSTARHORSE2など、幾つものアーケードゲームに採用された連動コンテンツサービスを、最初に始めたのが『VF4』だった。これらのアーケードゲームにおけるオンラインサービス「ALL.Net」のサービスの1つとしてVF.NETも展開されていた。

『VF5FS VERSION B』はVF.NET非連動となった。

『VF esports』稼働時より『VF esports.NET』として新たなサービスが開始された。また『VF3tb Online』稼働時より『VF3tb Online.NET』も開始されている。

テクニック

空中コンボ
攻撃を当てられて浮いた相手や、仰け反って崩れながら倒れ込もうとしている相手に攻撃を続けて当て、連続技にすることができる。
投げ抜け
投げ技はしゃがんで避ける他に、投げ抜けというアクションで回避することができる。投げ抜けは相手の投げコマンドの最後のレバーとボタン部分のみを入力(例:16P+Gならば6P+Gが抜けコマンド)。相手の向きによって抜けコマンドが決まるため、キャラクターが右向きか左向きかでコマンドは異なる。ニュートラル、6(前)、3(前斜め下)、2(下)、1(後ろ斜め下)、4(後ろ)、と6方向もの抜けコマンドがある(キャラクターが持つのは基本的には3-5方向)が、基本的には抜け方向は1方向しか選べない。2-3方向を同時に入力する「飛車角抜け」などのテクニックが存在する。
『VF2』で初めて導入されたが、最初はコマンドがP+Gの投げしか抜けることができなかった。
投げ抜けのさらなる応用技として、避けを入力した直後に投げ抜けを先行入力することにより「直線打撃&投げ抜けを入力した方向の投げ」の両方を回避する「避け投げ抜け」や、同様に返し技を入力した直後に投げ抜けを先行入力することにより「投げ抜けを入力した方向の投げ」を抜けつつ、入力した返し技に対応する打撃に対しては即反撃できる「当て身投げ抜け」(これは未だに「当て身」と呼ばれている※前述)などがある。
屈伸
ガードしながらしゃがみから立ちを切り替えると、しゃがみ状態で投げをスカして立ちガードすることができる防御テクニック。回転系の打撃もガードできるため避けよりもリスクが低く、その分相手の攻撃を凌いだ際のリターンも少ないが、汎用性の高さから多用されている。「フレーム単位の攻防」「投げ技に重点が置かれる」という本製品を象徴する防御行動である。

登場キャラクター

結城晶(ゆうき あきら)[Akira Yuki]

シリーズ通しての主人公。明治の頃より続く名門道場である結城武道館の嫡男として日本に生まれる。道着とハチマキがトレードマークの結城流八極拳の達人。強者との戦いを喜び、自身も強くなるため日々修行を積んでいる努力家。晶が学んだ八極拳は、中国に源を発する八極門をもとにして開発された日本独自の拳術である。ストーリー上では第1回格闘トーナメントでさまざまな格闘家と戦い、自分の腕の未熟さを知り、再び修行の日々を送った。「第2回大会」において優勝しているが、「第3回大会」以降は立て続けに思い通りの結果を出せず強敵に連敗するなど不調ぶりを見せている。主人公ながら本作の最大の黒幕「J6」との因縁らしきバックボーンは薄い。

結城晶は本作の稼働前であるAMショーでは存在すらしておらず、プロデューサーの機転で八極拳のキャラクターを取り入れることが提案されて、その後も象徴的なキャラクターとして扱われている。『VF1』開発当時K-1で活躍していた佐竹雅昭がモデル[6]

武道家の家系で祖父も父親も武道家である。たしろたくや作の漫画『バーチャファイター 晶の拳(あきらのけん)』では母親と、妹の「葵」も登場した。

同社の格闘ゲーム『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』(電撃文庫のキャラクターを中心としたゲーム)にボスキャラクターとして登場。本作の黒幕である絶夢が彼に変身した姿でプレイヤーに立ちはだかる。なお、家庭用版ではプレイヤーキャラクターとして登場し、条件を満たすと使用可能になる。続編『電撃文庫 FIGHITING CLIMAX IGNITION』では晶本人として登場し最初から使用可能になっている。

コーエーテクモゲームスの『デッド オア アライブ5』にスペシャルゲストキャラクターとして出演している。

バンダイナムコゲームスのクロスオーバー作品『PROJECT X ZONE』シリーズでは味方キャラクターとして登場。1作目ではパイとペアを組み、続編の『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』では影丸とペアを組む。

任天堂のクロスオーバー作品『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では、2015年6月15日のアップデートでMiiファイター向けのコスチュームとして結城晶の衣装が有料配信開始された。モデルは初代『バーチャファイター』のポリゴンモデルとなっている。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では、アシストフィギュアとして登場。モデルは『for』と同じく初代『バーチャファイター』のポリゴンモデル。また、2019年11月6日のアップデートでMiiファイター向けのコスチュームとして結城晶の衣装が有料配信開始された。

パイ・チェン[Pai Chan]

ラウの娘で、香港の映画界で新税アクションスターとして活躍している。 中国名は陳白(漫画版より)と陳佩(『デッド オア アライブ5』の台湾版より)。熱しやすく冷めやすい性格で、しばしば心変わりする[7]。パイは父により己の分身となるよう教育され幼少より拳術の英才教育を施される。その結果、ラウと同等、あるいはそれ以上の才をもって燕青拳を修得するが、それと同じだけラウに憎しみの念を抱く。これは父親が病気の母親を省みず己の拳のためだけに生きること、その定めを背負わせようとされていたことに起因している[7]

『VF2』では、父への憎しみからトーナメントに参加して敗北を喫する。自分の未熟さを実感したパイは、修行を積み新たな燕青拳の技を身につけて第2回格闘トーナメントに参加する[8]。後に彼が不治の病であることを知り、それを止めるためへと目的が変わる。さらに『VF5』では、既にラウの死期が迫っている状態を目の当たりにし、その求道心を見届けるための目的へ変化する。

名前の由来は後述のラウと併せて『ドラゴンボール』の桃白白(タオパイパイ)から[6]

同社の格闘ゲーム『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』に晶専用のサポートキャラクターとして登場。家庭用版ではサポートキャラクターとしてプレイヤーも選択可能。続編では最初から使用可能。

コーエーテクモゲームスの『デッド オア アライブ5』にスペシャルゲストキャラクターとして出演している。

バンダイナムコゲームスのクロスオーバー作品『PROJECT X ZONE』シリーズでは味方キャラクターとして登場。1作目ではアキラとペアを組み、続編の『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』ではソロユニットとして登場。

ラウ・チェン[Lau Chan]

  • 声:千葉繁(VF2 - VF5FS)、トウリュウCH(グーニャファイター)[5]
  • 国籍:中華人民共和国の旗中国。職業:料理人。

パイの父親で、虎燕拳の使い手である。武術家としても料理人としても著名な人物。冷酷に見られがちだが優しい面も持つ。中国料理界で最高とされる大会で優勝し、一つの目的を達成した彼は、次の目標である武術を極めるために世界格闘トーナメントに出場する[7]。ストーリー上では「第1回大会」優勝者であるが、本人は満足することはなかった。その後、再び仙山に戻り修行を積み重ね、1年後に第2回格闘トーナメントにも参加する。

『VF4』では自らが不治の病であることを知り、虎燕拳の継承者を探すためトーナメントに出場。そこでレイ・フェイを虎燕拳継承者の弟子として迎えるが、病の進行により弱体化し、彼に裏切られる。

『VF5』ではさらなる病の進行から白髪になり、対戦時の開幕シーンによっては咳き込むようになっている。

『ドラゴンボール』の桃白白をモチーフにしたキャラクターで、『VF1』開発当時は名前も「タオ」だった[6]。中国名は陳劉(漫画版より)と陳洛(『デッド オア アライブ5』の台湾版より)。

ウルフ・ホークフィールド[Wolf Hawkfield]

カナダの山中で林業と狩猟をしながら少年時代を過ごす。プロレス界を無敵のまま去った彼は、ライバルを求めるため第1回格闘トーナメントに出場して結城晶と出会う。晶を良きライバルとして認識し、再戦を誓い別れた。そして第2回格闘トーナメントの開催を知り、出場を決意する[10]。『VF3』~『VF4』でのトーナメント出場の目的が悪夢の真意を突き止めることに変更されるが、『VF5』では解決した悪夢の真意に代わり、新たに登場したエル・ブレイズからの挑戦状に受け応える形で参加する。

同社がリリースした全日本プロレスを元にしたプロレスゲーム『全日本プロレス FEATURING VIRTUA』『GIANT GRAM 全日本プロレス2 in 日本武道館』にゲストとして登場。なお、前者のタイアップで、実際の全日本のマットにおいてジム・スティールがウルフに扮して参戦していた。

ジェフリー・マクワイルド[Jeffry McWild]

  • 声:ディーン・ハリントン、酒井敬幸(CRバーチャファイター)
  • 国籍:オーストラリアの旗オーストラリア。職業:漁師。

オーストラリアの小島で、妻と子と一緒に漁師を営んでいる。“熊殺し”の異名を取った空手家ウィリー・ウィリアムスがモデルで、『VF1』開発当時は名前も「ウィリー」だった[6]

大物のサメ・サタンシャークを釣ることを夢見ており、賞金で魚群探知機を整えるべく、トーナメントに参加する。『VF5』ではJ6にサタンシャークが捕縛された噂を知り、真意を確かめるべくトーナメントに参加するという目的に変更される。

流派であるパンクラチオンは「自称」であり、事実上の我流武術である。そのためシリーズを通して一定の型を持たず、空手・キックボクシング・プロレス・喧嘩技など、様々な格闘技の技を使う。

同社がリリースしたプロレスゲーム『全日本プロレス FEATURING VIRTUA』『GIANT GRAM 全日本プロレス2 in 日本武道館』にゲストとして登場。

同社のレースゲーム『デイトナUSA』では上級コースに彼の銅像(通称「ジェフリー像」)が設置されており、動かすこともできる(PlayStation 3Xbox 360版にはそれにかかわる実績・トロフィーが存在する)。

影丸(かげまる)[Kage-Maru]

  • 声:光吉猛修(VF1、VF3 - VF5FS)
  • 国籍:日本の旗日本。職業:忍者(葉隠流柔術)。

ストーリー上では「第3回大会」優勝者であり、「第4回大会」においても決勝戦に進出している。シリーズ初代稼働前のAMショーにおいて結城晶と違い最初から存在しているキャラクターであり、大会の裏に潜むJ6によって“デュラル”という名のサイボーグにされた母親・月影を取り戻すため戦う。武器を使わず、体術のみで闘う忍者はビデオゲーム初となる[11]

同社がリリースしたプロレスゲーム『GIANT GRAM 全日本プロレス2 in 日本武道館』にゲストとして登場。

同社のゲーム『初音ミク -Project DIVA- extend』では、KAITO用に影丸のモジュールが用意されている。

バンダイナムコゲームスのクロスオーバー作品『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』では味方キャラクターとして登場し、アキラとペアを組む。

サラ・ブライアント[Sarah Bryant]

カーレーサーであるジャッキーの妹で、サンフランシスコ生まれ[12]。ジャッキーと同じく截拳道(ジークンドー)の達人だが、『VF4EVO』ではマーシャルアーツに転向した。兄が出場したレースで起きた事故に疑問を抱き、独自に調査を行っていた。調査中に秘密組織に拉致され、催眠術によって洗脳されてしまう。催眠により生来の格闘センスを覚醒させられ、第1回格闘技トーナメントでは、ジャッキーに対する刺客として送り込まれた[13]。しかし彼女は完全にコントロールされておらず、ジャッキーを倒すことができずに終わった。その後組織は、サラにもっと強力な洗脳を行い、新たな技を教え込んで第2回格闘トーナメントへ送り出した。その後正気に戻りJ6からも脱出し、『VF4』でようやくブライアント家に帰還する。しかしJ6に拉致されていた期間でのマインドコントロールが中途半端であった影響から自分自身のアイデンティティに苦悩しており、ブライアント家の禍根の元凶となっているJ6を壊滅させるため厳しいトレーニングを重ね始めたジャッキーに触発される形で、間接的にジャッキーを超える目的で格闘トーナメントに出場を決意する。

J6に拉致された影響で幼少時代の記憶を無くしてしまい、現在はジャッキーらとは距離を置いて一人暮らしをしている。J6は現在でも月影の代わりにサラを新しいデュラルの素体にするため、サラをつけ狙っている。

ターミネーター』に登場するサラ・コナーのイメージを膨らませ生まれたキャラクター[6]

同社のゲーム『初音ミク -Project DIVA- 2nd』では、巡音ルカ用にサラのモジュールが用意されている。

コーエーテクモゲームスの『デッド オア アライブ5』にスペシャルゲストキャラクターとして出演している。

ジャッキー・ブライアント[Jacky Bryant]

サラの兄。截拳道を使うが、『VF4』以前と以降ではファイティングスタイルが若干異なる。ブライアント家の禍根の元凶となっているJ6を打倒するために格闘トーナメントに参加している。何事にも冷静でインディー関係者の間では"蒼い閃光"と呼ばれている。1990年に行われたレース中に炎上事故を起こし瀕死の重傷を負った。その後2年間はリハビリに明け暮れ、傷も治った頃、その事故の裏に謎の組織の存在があることを知った[13]

『VF1』開発当時最初に生まれたキャラクター。鈴木裕から「『ドラゴンボール』のスーパーサイヤ人をイメージして」と言われ生まれた[6]

コーエーテクモゲームスの『DEAD OR ALIVE 5 ULTIMATE』からスペシャルゲストキャラクターとして出演している。

任天堂のクロスオーバー作品『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では、2015年6月15日のアップデートで、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では、2019年11月6日のアップデートでMiiファイター向けのコスチュームとしてジャッキー・ブライアントの衣装を有料配信するサービスが開始された。

舜帝(シュン・ディ)[Shun Di]

『VF2』で初登場した酔拳使いで、何かと酒をよく飲む。行方知れずの愛弟子を探すためにトーナメントに出場した。ストーリー上では「第4回大会」で決勝戦に進出している。腰にある酒を飲むと徐々にパワーアップし、攻撃力や使える技が増えていく。

『2』の日本国外版では酒を飲むと顔が赤くなる演出はカットされている。

リオン・ラファール[Lion Rafale]

『VF2』で初登場。蟷螂拳の達人にして大富豪の御曹司。若さゆえに自分が一番強いと思っていたが、シリーズと年齢を重ねるごとに自分の実力を純粋に試したいという気持ちが強くなる。

『VF5』ではJ6が父親との関与を示唆する情報を偶然目にしてしまい、その真意を確かめるべくトーナメントに参加する目的に変化。『VF5R』ではジャンと幼馴染みであるという設定が追加された。

梅小路葵(うめのこうじ あおい)[Aoi Umenokoji]

『VF3』で初登場。父の友人であり昔馴染みでもある晶から世界格闘トーナメントの話を聞き、出場を決意する。『VF5』では、女性と見れば口説くような軽薄な振る舞いをするブラッドを許せないでいるとともに、ライバル視しているというストーリーがついた。

『3』では操作難易度が高いのに弱いキャラクターで、その弱さ故『4』の設定で「第3回では一回戦敗退」という設定がつけられた。

京都に住むという設定で、極端にステレオタイプな京言葉ボイス(現代では中高年でも使う人が稀なレベル)が用意されているのも特徴。

鷹嵐(たかあらし)[Taka-Arashi]

  • 声:梁田清之(VF3 - VF5FS)
  • 国籍:日本の旗日本。職業:力士(番付は横綱)。

『VF3』で初登場。荒っぽい技で有名だった。裏世界のアメリカ人との勝負がきっかけで第3回トーナメントに参加するも惨敗した。その屈辱をばねに第5回トーナメントの招待を受け、リベンジに挑む。

『4』と『5』では本職の力士として活動しているという設定で登場しなかったが、『VF5R』にて再登場を果たした。

雷飛(レイ・フェイ)[Lei-Fei]

『VF4』で初登場[14]。ラウが禁断の武術・虎燕拳の封印を解いたため、自身が所属する組織から虎燕拳封印の任務を受けトーナメントに出場するが、密かに虎燕拳を自分の物にしようと考えていた。その後ラウの弟子となるが、あまりにも衰えたラウの力に失望し、用済みとして葬ろうと企む。しかしトドメを刺そうとした所を偶然その場に居合わせたパイに阻止される。レイはそのまま撤退し、虎燕拳封印の任務も失敗に終わった。

『VF5』では虎燕拳に未練を無くし、自分に対立する者たちを倒して行くことにより、自分が所属していた組織から再び評価を貰おうとするためにトーナメントへ参加する。

ベネッサ・ルイス[Vanessa Lewis]

  • 声:ドナ・バーク(VF4 - VQ)[15]、Bianca Allen (VF5)[15]、恒松あゆみ(CRバーチャファイター)
  • 国籍:不明の旗不明。職業:SP

『VF4』で初登場[14]。私設SPの一員のバーリトゥード系ファイター。銀髪と褐色の肌がトレードマーク。幼少時にJ6の研究施設から特殊部隊によって救出され、以後その隊長を養父として育つ。成人後、養父がJ6の手によって任務中に殺害されたため、犯人を突き止めるべくトーナメントに参加する。『VF5』ではJ6がデュラルの依代として、サラ・ブライアントの身柄を狙っていることを知り、J6への復讐とサラの警護のため、トーナメントにエントリーする。

「ディフェンシブ」と「オフェンシブ」(『VF4』の初期では「ムエタイスタイル」)の2種類のスタイルを任意で切り替えつつ戦うことができる。

日守剛(ひのがみ ごう)[Goh Hinogami]

  • 声:関俊彦
  • 国籍:不明の旗不明。職業:J6エージェント。

『VF4エボリューション』で初登場。柔道家で、古武術も修得している。幼い頃、父親が才能を妬んでいた親友の裏切りによって殺され、J6に暗殺者として育てられる。参加者の一部を暗殺せよとの命を受け、トーナメントに参加する。性格は凶暴そのもので、血相も悪く顔に古傷が残っている。

『VF5』では、ジャッキーに敗れたことで前回の任務が失敗に終わり、組織内での評価も下がった。しかし、それでも自分が強くなったことを証明すべく任務を再開する。

ブラッド・バーンズ[Brad Burns]

『VF4エボリューション』で初登場[16]キックボクサー[16]ムエタイも修得済み。強い相手とスリルと魅力的な女性を求めてトーナメントに参加する。

エル・ブレイズ[El Blaze]

『VF5』で初登場[17]。ジュニアヘビー級では敵なしの戦績を持つ。ライバルであるウルフを超えるためにトーナメントに参加する。

アイリーン[Eileen]

  • 声:塩野アンリ(旧:吉川友佳子)
  • 国籍:中華人民共和国の旗中国。職業:京劇家。

『VF5』で初登場[18]猴拳を使う[17]。幼くして両親を亡くし祖父に育てられた。パイに憧れてトーナメントに参加する。

フルネームは「劉 愛玲(りゅう あいりん)」[19]

ジャン紅條[Jean Kujo]

  • 声:羽多野渉
  • 国籍:フランスの旗フランス、生まれは日仏ハーフ[20]。職業:J6エージェント。

『VF5R』で初登場した空手家。リオンの幼馴染みで、彼が蟷螂拳を習得するきっかけを作った人物でもある[21]。その直後にJ6による拉致洗脳を受け、現在は剛と同じく暗殺者として活動している。第4回トーナメント(VF4EVO)で剛が任務に失敗したため、新たなる刺客として第5回トーナメントに送り込まれた。ナルシストな一面も見られる。

デュラル[Dural]

シリーズを通して1人用モードの最終ステージ(正確にはボーナスステージ)に登場する、銀色の女性型サイボーグ。J6の主力兵器として開発が進められており、『3』以降は月影(影丸の母親)を素体としながら、サラやベネッサのデータも取り込んでいる。

リボンの騎士』のジュラルミン伯爵がルーツ[6]

体色は金色、クリスタル色、プラチナ色、光学迷彩仕様、ステルス仕様、石像とシリーズごとに変貌を遂げ、また『VF2』では海底ステージで水中戦という形がとられた。そのため、通常のステージよりもかなり移動スピードなどが制限されていた。

アーケード版では原則プレイヤーキャラクターとしては選択できないが、シリーズ中唯一『VF2.1』で使用可能であった(スタートボタンを押しながらキャラクター選択を行うと16分の一の確率でランダムに選択される)。家庭用移植版『VF1』(REMIX含む)および『VF2』では隠しコマンドで選択できる。

バンダイナムコゲームスのクロスオーバー作品『PROJECT X ZONE』ではベネッサのデータを取り込まれた「V-デュラル」が敵キャラクターとして登場。続編の『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』ではデュラル自身も登場する。

J6

正式名称はJUDGEMENT 6(ジャッジメントシックス)。6つの巨大企業によって構成される組織連合。国際政治から兵器開発にまで多大な影響力を持ち、その力で世界情勢を裏側からコントロールしている。最終的には世界を完全に支配することが目的。幹部は6人で、それぞれが大アルカナの名称で呼ばれている。各自の名称と担当は下記の通り。

JUDGEMENT
J6全体の統轄および管理。
THE DEVIL
通常兵器の開発。またデュラル開発の中心。
WHEEL OF FORTUNE
国際政治(主に非軍事分野)のコントロール。
THE MOON
武力紛争テロ活動の支援およびコントロール。『サイバージェネレーション 〜ジャッジメントシックスの野望〜』ではボスキャラクターの一人として登場している。
THE TOWER
J6の組織の末端までの監視。
DEATH
ABC兵器を始めとする特殊兵器の開発。

本作の舞台である「世界格闘トーナメント」の開催に関わっている(中心になっているのはTHE DEVIL)が、その裏に隠された意図は一貫して、デュラルの性能テストと新たな素体の確保、更にはJ6にとって邪魔な人物の合法的な暗殺である。また、サラやジャンへの拉致および洗脳、影丸の母親・月影のデュラルへの改造、剛やベネッサの育成、ジェフリーの獲物であるサタンシャークの捕獲(『VF5』限定)など、一部キャラクターのバックボーンや闘う動機にかなり影響している。

反響

シリーズ第2作『バーチャファイター2』は爆発的なヒットを記録し、マスコミにも全国ネットで取り上げられた。

『VF2』の稼働全盛期には地方・全国を含め様々な大会が企画・開催された。特に大都市での大会の常連上位者に対しては、その町と使用キャラクター名を冠した独自の名称で呼ばれている。中でも「鉄人」と呼ばれた有名プレイヤーたちは一部の雑誌・TV媒体などにも取り上げられた。

ゲームシステムや個々の技を記述した解説書『バーチャファイターマニアックス(アスペクト 1994年8月出版 ISBN 4893662643)』は武術研究家の松田隆智より拳法のリアルさの解説を受けるなどそれまでのアーケードゲーム関連書籍とは一線を画す詳細な解説書であった。さらに、続編『バーチャファイター2』の解説書『バーチャファイター2マニアックス(アスペクト 1995年10月出版 ISBN 4893664174)』には解剖学者の養老孟司へのインタビューを収録するなど、単に人気ゲームとしての枠を越えた広がりを見せた。

バーチャファイターに関心を持っていた有名人も多く、中でも漫画家の加瀬あつし、イラストレーターやアニメ作画や漫画などを手掛けていたいのまたむつみの両者は、「自宅に筐体とアーケード版のロムを持ち、『VF2』の全盛期には一日中ゲーセンに入り浸って対戦することも珍しくなかった」と述べている。また、JUDY AND MARYが発表した楽曲『The Great Escape』の中には、「あたしのボディはまるでバーチャファイターのZone2」という歌詞がある。

1998年にはシリーズ全体(当時は『VF3』が最新)がデジタルゲーム史におけるエポックメイキングな製品として文化的価値をスミソニアン博物館に認められ、「1998 コンピュータワールド・スミソニアン・アウォード」を受賞、各種資料が保管されることになった[22]

関連作品

アニメ

1995年から1996年にかけて、テレビ東京系で放送された。

コミック

本作を基にしたコミカライズが複数描かれた。

  • バーチャファイター(原作:七月鏡一 / 作画:藤原芳秀
    • 小学館小学五年生、六年生と『週刊少年サンデー増刊号』にて連載。晶が主人公の少年誌風のものや影丸が主人公の暗めのストーリーのもの、ギャグタッチの話など、掲載誌によって対象年齢が若干違いがあるが、同じシリーズのコミックスにまとめられている。
  • バーチャファイター(ビリータチバナ)
    • 小学館の『コロコロコミック』にて連載。上述のアニメ版が原作となっており、晶を中心に拉致されたサラの奪還が話の軸になっている。全1巻。
  • バーチャファイター(やましたたかひろ
    • 小学館の『小学三年生』に連載、1話完結のギャグ漫画となっている。
  • バーチャファイター晶の拳(作画:たしろたくや)
  • バーチャファイター レジェント・オブ・サラ(作画:松本嵩春
    • 徳間書店『コミック鉄人』に連載。ジャッキーとサラに焦点を当てた物語。
  • バーチャファイター影(作画:秋恭摩
  • バーチャファイター美闘伝サラ(原作:伊津木敏弘 / 作画:鬼窪浩久
  • バーチャファイター サイバージェネレーション(松本久志

パチンコ・パチスロ

パチンコ
  • CRバーチャファイター(2008年、サミー
  • ぱちんこCRバーチャファイターレボリューション(2012年、サミー)
パチスロ

他作品への客演

さまざまな格闘ゲーム・RPGなどに本作のキャラクターがゲスト出演している。

脚注

外部リンク

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