バーンアウト (自動車)

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バーンアウトをしている車。後輪から煙が出ているのがわかる
バーンアウトをしているPontiac Trans Am

バーンアウト: Burnout、バーンナウト)は自動車の発進前にあらかじめタイヤブレーキをかけ空転させ加熱する行為(ホイールスピン)のこと。主にドラッグレースで行われる[1]

バーンアウトの目的には以下の3点がある。

仕組み

2010 Honda Grand Prix of St.Petersburgで使われた午前練習用タイヤの練習後の写真。溶けているのがわかる。
溶けているタイヤ
  1. タイヤが空転するー最大静止摩擦力動摩擦力の関係により前進しない[2][5]
  2. 地面との間で摩擦が起こるーこのときタイヤの表面温度は約160度となる[2]
  3. 熱エネルギーが発生し、タイヤが溶けるータイヤが溶けることで摩擦係数が増加する[2][6]
  4. グリップを得る[2][6]

やり方

バーンアウトをするとき、4WDの車は副変速機などの何らかの方法で4駆機構をカットする必要があるので、ここではFFFRの場合について説明する[4][7]。またAT車エンジンパワーによって操作が異なるがその境目に関する厳密な定義はない[8]

FF/FRのMT車

  1. 電子制御を解除する —TRC(トラクションコントロール)やVSC(ビークルスタビリティコントロール)がある場合はこれらを解除する。最近の新型車でバーンアウトをする場合、これが機能しているとタイヤの空転が不安定になることがある[4][8]
    右からアクセルペダル、ブレーキペダル、クラッチペダル
    MT車のペダル類(足元操作系)
  2. クラッチペダルを踏んで、ギヤを1速に入れる — できるだけ早く最高回転数を得るためには最初は1速にする[4][9]
  3. ブレーキペダルを限界まで踏み、アクセルペダルを踏む — 最大静止摩擦力と動摩擦力の関係により前進はしない[4]
  4. クラッチペダルを離す — 回転数を固定できるようになったらクラッチペダルを離。ここで躊躇するとクラッチディスクが反るので完全にクラッチペダルから足を離す必要がある[4]

FF/FRのAT車(ハイパワー)

  1. 電子制御を解除する —TRC(トラクションコントロール)やVSC(ビークルスタビリティコントロール)がある場合はこれらを解除する。最近の新型車でバーンアウトをする場合、これが機能しているとタイヤの空転が不安定になることがある[10]
  2. ブレーキを強く踏み、ギアをドライブに入れる[8]
  3. アクセルを踏みこむ[8]
右からアクセルペダル、ブレーキペダル
エンツォ・フェラーリのアクセルペダルとブレーキペダル

FF/FRのAT車(ローパワー)

  1. 電子制御を解除する —TRC(トラクションコントロール)やVSC(ビークルスタビリティコントロール)がある場合はこれらを解除する。最近の新型車でバーンアウトをする場合、これが機能しているとタイヤの空転が不安定になることがある[10]
  2. ブレーキを踏みながら、ギアをニュートラルに入れる[8]
  3. スロットル全開で回転数を上げる[8]
  4. ギアをドライブにするー車に大きな負担がかかる[8]

ラインロックシステム

出典

関連項目

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